京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
本日:count up9
昨日:166
総数:1208866
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
Canvas 描くのは私達

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

画像1
「出会いを大切に」
 12月2・3日の両日、「第69回全国人権・同和教育研究大会(全人同教)」へ参加するため島根県へ行ってきました。本校からは、私の他に2人の先生が一緒です。かつて、校区に被差別地域のある学校に勤務していた際には、毎年この大会に参加することが恒例で、楽しみの一つになっていました。というのも、ここに行くと大きな刺激と新たなエネルギーをもらってくることが出来るからです。当時は、2万人ほど(主催者発表)の教育関係者が大会に参加していました。目の前の児童生徒を徹底的に大切にした取組が具体的に次々と報告されます。それを受けて熱い討議が起こります。時には厳しい意見も聞かれますが、それも子どもを大切にするあまりであることをそこに居る者は分かり納得しています。会場は常にもの凄い熱気に包まれ、時には発表の内容や会場からの意見に涙が出そうにもなります。
 自分がそんな経験をしているので、校長になってからは特に若い人たちをこの大会へ誘うようにしてきました。雰囲気を口で伝えることは難しく、その場に我が身を置くことで理解しやすいと考えるからです。初めは自校の先生たちから始めましたが、京都市中学校教育研究会人権教育部会(中人研)の会長になってからは、全市に広く呼びかけています。ここ何年かは、現地で夕食をともにしながらの交流会をもつようにもしています。勤務する学校が異なる教員が集まり(初対面の人たちも少なくありません)、自校や自分の取組や人権教育に対する思いを交流し合います。昨年度は兵庫県の人たちと合同で交流会をもちました。私の場合、こうした出会いと繋がりが貴重で大きな財産になっています。
 「初めて参加させていただき,さまざまなことを経験させていただきました。また,色々とお気遣いいただき,京都から行かれた先生方とも通じることができました。大変お世話になりました。この経験をこれからの自分に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。」「2日間ありがとうございました。本当に学び多く、今日からまた頑張れました。写真、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。」「全人同教に参加させていただきありがとうございました。本当に大きな刺激をうけることができました。また,交流会の時にも熱いお話ありがとうございました。メールでのお礼になってしまい申し訳ございません。今後とも勉強させて下さい。」
 これらは、はじめて参加した先生方からのメッセージです。教育活動を展開していくうえでネットワークは大事です。何か事を起こそうとするとき、これが大きな強みになります。実際、何度もそんな経験をしてきました。今回の出会いが、参加した皆さんの今後の実践に活かされることを念じてやみません。また、これは生徒たちにも言えることですが、常に新たな出会いを求め続ける人であってほしいと思います。

『お茶席』

 吹奏楽部の記念演奏に続いて、茶道体験学習をしている生徒たちによるお茶席を設けました。

 指導に当たった先生を先頭に、子どもたちがお客様にお茶をお出ししました。
 参加いただいた皆様からも大変講評でした。

 皆さん、ありがとう。発足式に花を添えてくれました。
画像1
画像2
画像3

『吹奏楽記念演奏』その2

 その後は爽やかな演奏で、発足式を大いに盛り上げてくれました。

 参加された方からは「鳥肌が立ちました」と評価していただきました。

 部員の皆さん、ホントありがとうね。
画像1
画像2
画像3

『吹奏楽記念演奏』

 発足式に先立って、吹奏楽部による記念演奏が行われました。

 最初に校歌が演奏されましたが、なんだかジーンとしたのは私だけだったのでしょうか。
画像1
画像2
画像3

『発足式』その4

 本校の教職員の自己紹介で、発足式は終了です。

 そのご、委員の一人で大学の先生より「運営協議会ができることとは…」というテーマでご講演をして頂きました。

 厳粛な中、大変有意義な式典と講演会であったと思います。
画像1
画像2
画像3

『発足式』その3

 続いて顧問の委嘱です。
 顧問には3学区の住民福祉連合協議会の会長様に就任していただきました。

 続いて、会長の指名と就任の挨拶です。
 初代会長は、元本校PTA会長の方で、現在は地域で活躍されておられる方にお引き受けいただきました。
画像1
画像2
画像3

『発足式』その2

 3学区の住民福祉連合協議会の会長様を代表して出水学区の会長様よりご祝辞を頂きました。
 また、その後、教育委員会から指定書を頂き、各委員の方が教育委員会から任命書を頂きました。
画像1
画像2
画像3

『発足式』

 昨日、運営協議会の発足式を行いました。
 プログラム順に紹介していきます。

 学校長式辞、教育委員会挨拶、来賓祝辞の場面です。
 教育委員会からは学校地域協働推進課長様が挨拶をされ、来賓代表として上京区長様からご祝辞を頂きました。
画像1
画像2
画像3

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

画像1
「学び」
 早いもので12月の声が聞こえてきました。12月を「師走」と言います。中学生か高校生の頃、この言葉は「唐の時代の中国で、この時期になると新しい仕事先を求めて先生が走り回った」ことから生まれたと学んだ記憶があります。しかし、今はその説は定かではないとされているようです。とにかく12月になると、学校の先生は成績処理や懇談会の準備、私事でも年賀状書きや日ごろ出来ない家事などで忙しく走り回ることになることに間違いはありません。
 ところで、この成績と懇談は、特に3年生にとっては進路を決める上でとても大事です。忙しさのためにミスをすることがあってはなりません。どんなに忙しくても自分の仕事に責任をもち細心の注意を払って仕事に当たりましょう。それがプロです。
 さて昨29日(水)、学校運営協議会の発足式を行いました。これで二条中学校もコミュニティ・スクールになったわけです。コミュニティ・スクールとは、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組む「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。これによって、学校運営に地域の声と力を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくができるようになります。
 私はかつて教育委員会学校指導課に在籍していました。そこで学校運営協議会も担当しました。先進的に取り組んでいる学校の様子をたくさん見てきました。上手く取り入れ、活用することによって学校経営が変化し、子どもの学びが変化し、教師の仕事が変化し、学校の在り方そのものが変化していくことも学びました。今年四月、本校へ赴任してきて、「今年度中に学校運営協議会を立ち上げることになっている」と前任校長より引継ぎました。既に立ち上げの準備が進められてもいました。これらをうまく機能させられるよう、また、そこに現任の校長としての思いを込められるように考えてもきたつもりです。
しかしながら、本校に赴任して8か月。分かっていないことがたくさんあったことを知りました。発足式を迎えるにあたって、地域の方をはじめ、行政関係の方やPTAの皆様、教育委員会の担当の方々など、本当に多くの方とお話しをする機会をもちました。原案を描いてからの4か月余りは新たな学びの連続であったと思っています。そして、皆様方からこの地域のこと、地域と学校とのつながり、学校にかける思いや期待など、改めて深く教えて頂きました。学校運営協議会を立ち上げるという目的に向けて動くことで、別の大変貴重な学びができたことを大変嬉しく思っています。
 学びには目的をもって行うものが多いですが、今回のように目的外のそれもあることに改めて気づきました。地域の方から聞いた2つの言葉が大きな財産になりました。
「これが西陣のルールや!」「雨降って地固まるやなあ」
 肝に銘じて今後の学校経営に活かしていきます。これからも宜しくお願いします。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

画像1
「品格」
 寒くなりました。秋はいったい何処へ行ったのかと問いたくなります。今日は「冬テスト」最終日です。今回のようにテスト期間中に祝日が入ることは大変珍しいです。生徒たちも昨日はじっくりと学習ができたのではないでしょうか。また、先生の方も“ゆとり”が持てたのではないかと思っています。
 今朝のことです。なんと、愛用のバイクで家を出てから学校に着くまで1度も信号にかかることなく到着しました。こんな経験は初めてです。『今日は何か“よいこと”があるのでは…』と密かに期待しているのですが、今のところそれらしいことはありません(笑)
 さて、大相撲(角界)がマスコミを賑わしています。本場所の内容よりも、横綱による傷害事件があったのかどうかとか、被害者の力士の親方の対応がどうだとか、ニュース番組やワイドショーではかなりの時間が割かれています。そして、ここでよく話題にあげられるのが“横綱の品格”です。
 PCで検索してみると、さすがに今、たくさんヒットしましたが、そのなかで日本相撲協会が言うところの“横綱の品格”とは以下の通りです。
  一 相撲に精進する気迫  二 地位に対する責任感  
  三 社会に対する責任感  四 常識ある生活態度  五 その他
 これを“校長の品格”と改めて考えてみました。
 一の「相撲に対する」という部分を「教育に対する」とういう風に言い換えるだけで、あとはすべてそのまま当てはめて考えることが出来そうです。“校長の品格”が私に備わっているかどうかは人に評価してもらうことです。自分としては、これまでも『そうありたい』と思ってきましたし、今後もそのように努めていくつもりです。
 もう一歩突っ込んで“教師の品格”と変えて考えてみたいと思います。
 二条中学校の教職員、京都市の教職員の全員がこれを備えていなければなりません。目の前の生徒を徹底的に大切にすること、生徒や保護者の思いや願いを受け止める気持ちと姿勢、質の高い授業内容とその準備、諦めない姿勢、身だしなみ、言葉遣い、時間を守ること、etc…挙げ出したらきりがありません。
 生徒の場合はどうでしょう。「学習に精進する気迫」「二条中学校の生徒であることに対する責任感」と共に一人の人間として、社会に対する責任感と常識ある生活態度を身につけていなければならないことになります。保護者の皆様の場合は、「子育てに精進する気迫」「親であることに対する責任感」となります。あとは同じです。本校の教職員と生徒の皆さん、併せて保護者の皆さま、もちろん私自身も含めてこの機会に一度自分を振り返ってみましょう。
 自分に“教師の・生徒の・保護者の品格”は備わっているでしょうか。

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
学校行事
12/15 個別懇談1
12/18 個別懇談2
京都市立二条中学校
〒602-8155
京都市上京区竹屋町通千本東入主税町911
TEL:075-821-1196
FAX:075-821-1197
E-mail: nijo-c@edu.city.kyoto.jp