京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「心地よい疲れと」
 多くの生徒が上着を脱いで授業を受けるようになりました。いつの間にか教室の風景が白色に染まり爽やかな印象を受けます。学校内外も鮮やかな新緑に包まれて、校舎と二条城が一層引き立てられています。
 さて、3年の修学旅行が、たいへん気持ちの良い素晴らしい内容で終了しました。そして3日後には日曜参観がありました。私はこれまでから、年に3回「道徳の授業」をさせてもらっています。今回、本校の日曜参観でも3年生を対象に実施しました。教師ですから、授業は出来て当たり前です。しかし、教頭になって以来何年もやっていないとやはり緊張します。前夜は布団に入ってからもなかなか寝付けませんでした。『あの場面ではどう展開しようか?』『生徒はちゃんと発言してくれるだろうか?』『準備物はすべて整えられているか』考え出したら、次から次へと心配ごとが増えて益々頭が冴えわたります。結局、布団に入ってから1時間くらいそんな風に考え事をしていました。朝も同じです。いつもより1時間近く早く目が覚め、それからは考え事の連続です。もう眠ることは諦めました。
 始まってみると、先生方のサポートもあってとてもスムーズに流れました。生徒の発言によってドンドン体育館の温度が上がっていきます。最後は、次々と手が上がって仲間へメッセージを伝えあいました。
○毎日笑顔が絶えない学年。最後に「このクラスでよかった」って思えるように頑張っていきましょう  ○2組のみんな、テンションあげていこうぜ! ○仲の悪い人が誰も居なくて…  ○みんな大好き!  ○1秒1秒秒を大切にします ○頼りない生徒会長やけど、「二条中でよかった」って思ってもらえるように頑張るし、力を貸してください ○その瞬間を楽しんで、悔いのない3年間を送ろう  ○一人で居るんやろうって思ってたけど仲良くなれた友達もいるし、この先も仲良く  ○春(の大会で)負けたから夏にリベンジできるよう、今までのスタイルで頑張っていこう。  ○野球部のみんな、最後の夏、全力で燃え尽きましょう。  ○この学年で出会えて良かったと思える、誰一人暗くならず明るい表情で過ごせたらいいと思います。  ○あと10か月、明るく楽しく二条中を盛り上げよう
 これまで、教師を目指す若者や若い先生たちになんども言ってきたフレーズがあります。今年度は始業式で2・3年生にも伝えました。
「よい学びは、一生懸命に伝えようとする授業者と、一生懸命に学ぼうとする学習者の間に生まれる。どちらか一方でもいい加減では、それは決して生まれない。」
 生徒たちも3年の先生方も、精一杯に今回の道徳の時間を有意義な時間にしようとしてくれました。お蔭で、授業者の私には、心地よい疲れと共に充実感が残りました。1・2年生も含めてみんな、ホントに素晴らしい! 今後の成長が益々楽しみです。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「自慢の生徒」
 楽しく有意義な修学旅行が終わりました。何よりも、在籍生徒全員で行って帰って来られたことが嬉しいです。今年度の全市の学校でも珍しいのではないかと思います。一人くらいは体調の悪い生徒が出たり、普段から学校に来にくい生徒が欠席したりします。事前の働きかけがあったのは当然のことです。生徒や教師が様々に働きかけ、しんどい雰囲気を払しょくして当日を迎えました。行ってみると、普段欠席がちなことが嘘のように楽しんでいるかのように見えます。でも、その子の中ではすごく頑張っているのです。周りの子たちも、ちゃんとそのことを察しています。気には掛けつつも必要以上の働きかけはしません。みんな、人間関係については大人顔負けです。大したものです。
 今回の旅行で、強く印象に残った場面を3つ紹介します。
 まずは、1日目の干潟体験・ガタリンピックのときです。制服から泥んこになってもよい服装に着替えて出てきました。これから始まる興奮で、集合の場面もワイワイ・ガヤガヤしていました。全体指揮の先生の声に交じって難聴学級の担任の先生が声を出します。「5組の子たちが補聴器を外しているので、周りの子たちが先生の指示を伝えてあげてね!」一瞬で静かになりました。
 次は平和祈念セレモニーと被爆体験講話を聴いた場面です。
 セレモニーでは、一糸乱れぬ整列状況の下、代表生徒のハリのある声で二条中3年生の平和宣言が語られました。そして、下平作江(しもひらさくえ)さんの講演です。生徒たちはピンと背筋を伸ばし、耳だけでなく目と心でも聴くことができました。聴きながら何度も頷く生徒が居たことが忘れられません。下平さんに頂いた名刺の裏に次のようなコメントがあります。「1945年8月9日、10歳の私は爆心地より800mの防空壕で被爆しました。自宅付近にいた母と姉は黒こげになり、長崎医科大学で被爆した兄は3日後に黄色い汚物を吐きながら死にました。私は髪が抜け歯ぐきから出血、体には斑点ができて苦しみました。二度とこのような同じ苦しみを与えてはなりません。」うちの生徒は、しっかりと下平さんの思いを受け止めました。
 3つ目は、お世話になった民家さんとのお別れの場面です。
 涙を流している女子がいます。涙をこらえながら「ありがとうございます!」と告げている男子が居ます。「元気でやんなさいよ!」オッチャンやおばちゃんの暖かい声が聞こえます。まるで田舎へ帰った孫を都会の家へと送り出す場面のようです。こういう体験が確実に生徒の心を育てます。
 これらの場面が特に印象に残った理由は、その他の場面では笑顔がはじけ、常に生徒がキラキラと輝いていたからです。“純粋な心”をもち、常に一生懸命でその瞬間を楽しむ生徒を一層好きになりました。離村式でも述べましたが、「自慢の生徒」です。

修学旅行86

 二条中学校に19時30分,無事に到着しました。

 3日間の全行程を,大きな収穫と共に,大成功で終えることができました。
 この修学旅行でクラスや学年の団結力も強くなり,二条中学校の最高学年としてさらに自覚を持ち,大きく飛躍してくれることと思います。
 この大成功は,保護者や地域のみなさま,添乗員さん,九州のみなさまをはじめ多くの方々のご支援のおかげと感謝しております。

 本当にありがとうございました。


修学旅行84

 堀川丸太町を通過しました。

修学旅行83

堀川五条を通過しました。 

修学旅行82

 これから,京都駅を出発します。
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修学旅行81

 解団式終了です。もうすぐ出発です。
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修学旅行80

 京都駅に予定通り,18:16に到着しました。
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修学旅行79

 疲れを知らない生徒がほとんどです。
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修学旅行78

 先生たちも残りの時間を楽しんでいます。
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学校行事
6/8 体育大会
6/9 体育大会予備日
京都市立二条中学校
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