京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「好スタート!」
 校門の桜がようやく満開になりました。今年の春はなかなか暖かくならず、桜もやきもきしていたことでしょう。太陽の光も、そして空気も暖かく柔らかくなってきました。まさに春爛漫であります。
 4月1日付けで、京都市立二条中学校の第23代校長として赴任しました澤田清人です。伝統校の校長の名に恥じないよう、学校経営に全力で取り組んでまいります。どうぞ、宜しくお願い致します。
 さて、昨日の始業式、本日の入学式を終えました。素晴らしい生徒たちとの出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。これまでの一週間は会議の連続で、子どもたちへの期待感が膨れる一方でした。「おとなしい子たち」「素直な子たち」「頑張り屋さん」「成績優秀」「男バスが新人戦で優勝」etc…、聞くことはよいことばかりです。春休み中に出会った子たちは聞いていた通りでした。爽やかに挨拶をしてくれます。一度会話を交わしたら親しみをもって声をかけてもくれます。全校生徒に出会うのが楽しみでした。手前味噌ではありますが、始業式も入学式もとてもよかったと思っています。
 始業式では、私が話をした後に何人かの生徒を指名して感想や決意を述べてもらいました。もちろん指名する予告はしていません。美術部のキャプテンは、初め前に出ることを渋りましたが、感じたままのことを自分の言葉で言い切りました。下校時にその生徒が校長室の前を通ったので声をかけました。
「今日は突然あててビックリさせたね。でも前で話をしてよかったでしょ?」
彼女は、笑顔で「はい!」と答えてくれました。
 入学式では、今年度からとり入れた「新入生呼名」の場面が式全体を引き締めました。学年主任の肉声による呼名に元気よく反応する新入生の「はい!」の声が爽やかで感動的に体育館に響きました。また、PTA会長の祝辞、在校生代表による手話通訳者を伴った歓迎の言葉、新入生代表による決意の言葉も、それぞれとてもよくできていました。強い思いが込められており、それぞれが心に響きました。
 始業式と入学式で今年度のキャッチフレーズを発表しました。生徒と教職員、保護者や地域の方とも共有して、この1年間大切にしたいのが以下のフレーズです。
「京都の“てっぺん”獲りにいこうや!」
 勉強でも部活動でも総合文化祭などでも、とにかく“てっぺん”を獲った者にしか見えない景色を皆さんと一緒に見たいと思っています、と結びました。
 入学式を終えて戻ってきたとき、PTA本部役員の方が次のように仰いました。
「校長先生、PTAも京都の“てっぺん”獲りに行きます!」 3年1組の学級通信の中にも“てっぺん”が意識されています。キャッチフレーズは、生徒や教職員、保護者の心に届いたようです。29年度、よいスタートが切れたように感じています。

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