平成２８年度学校経営方針

≪平成２８年度　嘉楽中学校　経営方針≫

嘉楽中学校の教育目標は，
「将来の夢を実現するために，自らを磨き続けられる人間の育成」
です。
この目標を実現するための教育方針は，
○ 一人一人の生徒に対し，個に応じた能力の伸長をはかる教育の推進
○ 人を大切にし，あらゆる差別を許さない態度を育成する教育の推進
○ 集団の中で支え合い・磨き合い・高め合う生徒を育てる教育の推進
です。
一人一人の学力の保障は，生徒の将来の夢の実現を確実なものにしていき，さらに，一人一人の人権を大切にすることにつながります。そのため，本年度の重点課題を，
「主体的に学ぶ生徒をしっかり育てることで，確実に学力の向上を図る」
としました。

具体的には，一人一人の学力状況を正確に把握し，課題を明確にすると共に，基礎基本の定着と生徒理解に基づいたきめ細かい指導ができる『少人数授業』や『TT（チームティーチング）』の授業形態を取り入れ，「つながりを生かした学び合い活動」を活用した授業を積極的に進めていきます。さらに，「英語検定」を含め学校独自の『検定』を定期的に設定し，併せて『家庭学習』も促進しながら主体的に学ぶ生徒を育てます。『総合的な学習の時間』では，社会の様々な事象に対して，多様な視点を持たせることで活用力や探求力を育成します。
　次に，『人権尊重の学校づくり』を目指します。家庭や地域と連携して，一人一人の子どもが，お互いを尊重し，認め合い，支え合い，共に生きることの大切さを学ぶことを通じて，人権という普遍的文化の担い手の育成を推進します。
また，集団の中で支え合い・磨き合い・高め合う生徒を育てるために，『学級活動』『生徒会活動』『部活動』の充実を図ります。一人一人の生徒が，与えられた役割を責任を持ってしっかり果たすこと，そして，仲間と共に汗を流し，話し合い，協力し合うことで充実感・達成感を持てるようにします。
そして，小中学校の義務教育9 年間のスパンで，保護者や地域と共に子どもを育みます。「学び」「人権」「集団づくり」の３領域で，小中間で連続性のある学校教育を進めていきます。