「ふれあいトーク上京」開催

　２２日（水），２年生は６時間目に「ふれあいトーク上京」を行いました。

　これは，上京区はぐくみネットワーク実行委員会が中心となって，上京区内の諸団体からお越しいただいた約８０名の地域の方々と，２年生158名とが，３６グループに分かれて，「自分の住む町，上京区」について話し合いを行うものです。

　１班６〜７名が，円卓ならぬ段ボール製の「えんたくん」を膝の上に乗せ，程よい距離感の中でトークが進みました。

　テーマである，上京の「ここが好き」「こうだったらいいな」「自分たちができること」そして「１０年後の自分は何をしている？」の４種類について，事前に書いておいた付箋を「えんたくん」に張り付けながら自分の意見を述べていきました。

　述べていく中で，自分と同じ考えを述べる人を見つけたり，まったく違う考えに更に考えさせられたり，地域の方の上手なリードのおかげで，和気藹々とした雰囲気の中で会話が弾みました。

　普段あまり喋らない生徒も，グループ内の温かい「聞く」姿勢に後押しされて，積極的に発言をしていました。

　また，話が深まるにつれ，自分たちが次代の上京を支える立場になるんだという自覚をもった生徒も多くいました。

　トーク後は，生徒たちも地域の方々も，今回の企画は「よかった」と感想を述べられ，充実した表情をされていました。

　今回の体験が，生徒たちにとって，地域を見つめなおし，地域に見守られて生活していることに感謝し，今後の自分たちの生き方に繋がる時間になったことと思います。

　ご参加いただきました地域の皆様，本日は，寒い体育館の中でしたが，生徒たちのトークにお付き合いいただき，ありがとうございました。