最新更新日:2024/04/23 | |
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今日の道徳
今日の道徳は,6限に行いました。
1年生は,「いのちって何だろう」という読み物から,生命の尊さについて考えました。中学生は日々健康的に過ごせる場合が多く,健康であることや生きていることのありがたみを感じることが少ないかもしれませんが,お話を読んだ後に,「マッピング」を用いて,自分自身の心で考え,その後グループで意見交流を行いました。今日は「小中連絡会」ということで,小学校の先生方が,中学生になったみなさんを見に来てくださっていました。その中で,しっかりと考え,話し合いもできているみなさんの成長した姿に小学校の先生方も感心しておられました。 2年生は「あの子のランドセル」という物語を読みました。「いじめをしてしまった側」の心の動きに注目しながら,自分の行動に後悔を感じる主人公を通して,ランドセル以外に「傷つけてしまったもの」は何かを考えました。その後,「いじめている君へ」という詩を読み,軽い気持ちでやった行動が,結果的に相手だけでなく,周りの人,自分自身,自分の周りの人たちを傷つけることになることを感じました。「いじめのない世界」にするためには自分には何が必要なのか,どう考えることが大切なのかをじっくりと考えることができました。 3年生は,「伝えたいことがある」という資料で学びました。 1954年「第五福竜丸」という漁船の乗組員の一人であった大石又七さんが,水爆実験によって被ばくし,健康被害に加えて,差別や偏見を受けます。生まれ育った場所を離れてもなお続く苦しみを経て,語り部として自分の経験を通して,核の恐ろしさを伝えるまでに至る姿が綴られていました。戦争の陰で,戦後も命や暮らしを脅かされた人々がおられることを知り,差別や戦争のない平和な社会を築いていく一員として,どう生きていくのかを考えました。少し重いテーマではありましたが,3年生らしく,しっかりと自分の心に向き合って考えることができました。 各学年の様子を紹介します。 |
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