京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/25
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学校教育目標「思いやりの心をもって、生き生きと活動する子」

転退職する教職員お知らせ

=転退職する教職員=

 加藤 尚登  学校長

 神山 今日子

 西川 幸美

 永井 美智子

 杉山 節子

 伊藤 悠香

 青木 奨太

 貝藤 弘和

 梅野 千里

 大根 知子

 藤原 千尋

 小山 真美

※3月30日(火)8:45〜 体育館及び各教室(ZOOM)
 離任式を行います。

令和2年度も 本日 ゴール!

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2か月間の臨時休校からスタートした令和2年度も,本日,ゴールを迎えました。写真のように,子どもたちは元気に遊んでいます。ありがたいことです。

修了式は5年生とたけのこ学級だけが体育館に入り,他の学年へはZoomで配信する形をとりました。

私の友だち?の秋津耿介(あきつこうすけ)さんからの声のおたよりを含めて,10分ほどの予定が...。なぜかどうも,しゃべりすぎてしまいます。いけませんねぇ。

元々のお話しは こちら → 令和2年度 修了式 あいさつ

第35回 卒業証書授与式

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雲ひとつない青空の下,卒業式が行われました。(厳密には「雲ひとつない青空の下にある体育館の中」となります)

6年生は,たいへん立派に巣立っていきました。誇らしい!

また,式後には,たいへんあたたかなセレモニーをいただき,感無量です。ありがとうございました。6年生の子どもたち・地域・保護者の皆さまには,深く,厚く御礼申し上げます。

式辞は以下の通りです。(アドリブも入りましたので,この通りではありません)


 式辞

 やわらかな朝の光。ウグイスの声。山桜は、先週末からその花を開かせ、今日の門出をより華やかなものにしてくれました。多くのやわらかな命が満ちてきた今日の良き日に、ご来賓の皆様、ご家族の皆様のご臨席を賜り、第三十五回卒業証書授与式を挙行できますこと、心より御礼申し上げます。
 
 今、私の目の前にいるのは藤城小学校の教育課程を修了した、大切な大切な、六十八名の子どもたちです。あらためて卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。また、六年間もの長きにわたってみなさんの成長を支えてこられたご家族や地域の皆様にも、ここに深く敬意を表したく存じます。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う二か月間の臨時休校から始まった今年度。ついこの前までの緊急事態宣言も影響し、この卒業式につきましても、制限の多いものとなってしまいました。
 
 六年前の春、皆さんの藤城小学校での生活が始まりました。そして今日、六回目の春のなか、皆さんはこの学び舎から旅立とうとしています。幸運なことに、私はこの六年間の成長を見とどけることができました。中学校の三年間も成長しますが、小学校の六年間はすごい! ほんとうに成長したなぁと、祝福する喜びでいっぱいです。でも、なぜか不思議と、寂しさのようなものも感じています。

 この一年間余りは新型コロナの影響で行事を中止したり縮小したりなど、特別な日々を過ごすことになりました。最高学年、小学校最後の一年でのさまざまな制限は、せっかくのやる気を削いでしまったこともあったでしょう。修学旅行にしても、延期延期を繰り返した。そんないつもと違う一年間はつまらなかったでしょうか? 私は、私個人についていえば、決してそんなことはなかった。日常の中で発見する君たちの姿は、あっけらかんとしている。引きずることがなく、常に輝きと刺激に満ちあふれていた。これはきっと、君たちのつながりの強さが生み出したものなのでしょう。誰かとつながっている安心感が、その屈託のない、前向きな姿をつくりだした。だから、逆境にあってもへこたれぬたくましさが、君たちにはある。ひょっとすると、私たち教職員のほうこそ、そんな君たちに救われていたのかもしれません。

 さて、卒業生の皆さんに三つ伝えたいことがあります。校長室通信やホームページでほとんどを伝えたのですが、まだあるの?と思わないでくださいね。

 まず、中学校生活は三年間です。小学校のたった半分の時間しかありません。だからこそ、夢を、目標を高く持って、その一歩を踏み出してください。なりたい自分を思い描き、そのための初めの一歩を、決してあきらめない三年間の第一歩を踏み出すこと。転んでしまっても大丈夫です。また立ち上がって進めばいい。藤城で身につけた力は、失敗しない力ではありません。何度でも立ち上がる力をつけたんです。 だいじょうぶ。

 漫画家の「みつはしちかこ」さんという人に『今日はきのうの続きだけれど』という詩があります。

 今日はきのうの続きだけれど
 朝ごとに目覚めるように
 いちにちは 日々に新しい

 きのうのぬくもりを肌に
 今日のつめたい服を着よう

 ちょっとひざまづいて
 祈りに似た気持ちで
 手早く服を着よう

 窓をあけて
 きのうとは違う
 新しい季節の顔に
 あいさつを送ろう

 雨でもよし 風でもよし
 曇りでも 嵐でもよし

 わたしの今日は
 これからはじまる

 今日のような、すばらしい天気の日もあれば、修学旅行の二日目のような嵐の日もあります。天気だけではなく、思い通りにならないことは本当に多い。昨日のできごとが気になって、一歩踏み出す力が出ない日もあるでしょう。しかし、いちにちは毎日が新しい。ひどい嵐の日であっても、雲の上にはいつも太陽がある。そう、いつだって毎日は新しい日なんです。あなたの今日はこれから始まります。

 最後に、今、皆さんの上には、未来に向かっていい風が吹いています。さぁ、その風の中に、しっかりと帆を上げてください。どんなにいい風が吹いていても、帆を上げないと船は進みません。すっくとまっすぐ両足で立ち、高く帆を上げ、風をつかまえてください。

 以上、「転んだら立ち上がればいい」のだということ、「毎日が新しい日」なんだということ、そして「高く帆を上げる」こと。これを、この三つを巣立ちゆく皆さんに贈る言葉といたします。あなたがた六十八名は、共に未来を創り出すかけがえのない仲間なのです。

 結びとなりますが、ご臨席賜りましたご来賓の皆様、保護者、ご家族の皆さま、今日まで子どもたちを温かく見守り、育んでいただき、ほんとうにありがとうございました。ここにいる六十八名の子どもたち一人ひとりの存在が、ご家族にとっては希望の光であり、地域社会にとっては未来を担うたくましい力になることを願って、私の式辞といたします。

 令和三年三月二十三日
                        京都市立藤城小学校 
                        校長  加藤 尚登

R2 卒業式「式辞」


卒業してゆく君たちへ そして,未来をつくるすべての児童のみなさんへ

卒業してゆく君たちへ そして,未来をつくるすべての児童のみなさんへ

 やわらかな朝の光が君たちがこの1年を過ごした教室に差し込む。窓を開けると遙(はる)かウグイスの鳴き声。今日も穏(おだ)やかな日となりそうだ。こんなにも早い第2グラウンドの山桜の開花が,君たちの卒業への祝意(しゅくい)に思えて仕方がない。そう,来週君たちはこの藤城小学校を卒業してゆく。
 
小学校最後のこの1年間は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う二か月間の臨時休校から始まった。つい最近までの緊急事態宣言の影響で,卒業式についても縮小を余儀なくされている。話が長い?といわれる私だが,短めの「式辞」にするつもりである。式辞は「耳から入る言葉」だ。聴(き)いてわかりやすい内容となる。少し複雑なことについては,「目から入る文章」が必要だ。ずっと書き続けた『雲の上にはいつも...』もそんな思いで書き続けた。だからというわけではないのだが,式辞としては述べようのないことを伝えておきたい。(おいおい!まだ言い足りないのかと,自分でも驚きだ)少し長くなることを容赦(ようしゃ)願いたい。

 地球の反対側,南米のウルグアイという国の元大統領でホセ・ムヒカさんという人がいる。5年前には来日もされた。給料の大半を貧しい人のために寄付し,郊外の農場で奥さんと二人,花や野菜を育て,古びた愛車を自ら運転して大統領の仕事に向かう。「世界でいちばん貧しい大統領」と呼ばれた彼は,2012年の国連サミットの演説の中で,次のようなことを話したんだ。
 
「私たちは発展するためにこの世に生まれてきたわけではない。幸せになるために生まれてきたのです。貧乏とは少ししか持っていないことではなく,無限に多く欲しがり,いくらあっても満足しないことです。モノは私たちを幸せにはしてくれない」と。

私たちはモノの豊かさが幸せにつながると思い込んできた(思い込まされてきた?)。お金を儲(もう)け,より多くのモノを手にしたいと。きっと君たちの多くもそうだろう。そのためには,短時間でより多くのモノを作り出すことが重要になる。少しでも安く商品を生産し販売することが「評価の高い仕事」となった。私たち大人はそんな競争を続け,社会を発展させてきた。しかし,その競争の結果が今の現実だ。地球温暖化を含めた環境破壊は深刻なものとなり,社会の格差は拡がる一方。ICTの急激な発展によって生産効率は上がったはずなのに,いっそう時間の余裕(よゆう)はなくなり,忙(いそが)しさ感も増える一方だ。

そんな今,私たちが幸せになるには,どうしたらいいのだろう。まだ続くであろうコロナ禍の中で,しみじみと,心の底からしみてくるような幸せや満足感は,どうしたら得られるのか。

ひとつのヒントが,ミヒャエル・エンデというドイツの児童文学作家が書いた『モモ』という作品のなかにある。人々に効率的に生きることを説いてまわり,浮いた時間を盗んでいく「灰色の男たち」。みんなが心の余裕を失っていく中,一人の女の子「モモ」が立ち上がる・・・。ぜひ一度,手に取って読んでもらいたい。(児童書なのですが,大人こそ読むべき本かもしれません。私も近年 読みました)ちょっと立ち止まって,幸せのために日々の生活の中でなにを大切にするのかを,一人ひとりが静かに考えてみましょう。もちろん,私たち大人もです。

 そしてもう一つ。十年前の今ごろは,日本中が「幸せ」という言葉を口にできませんでした。3月11日の東日本大震災。今年は10年の節目ということで,津波の映像が何度も報道されました。すべてをのみ込んだ,あの黒い津波。あのときの惨状(さんじょう)を知ってしまったからには,「幸せ」という言葉はもちろん,「希望」や「夢」という言葉を使うことさえ,許されないように感じていました。一瞬にしてあの黒い津波が,人々の命,思い出,笑顔という,「幸せのすべて」をのみ込んでしまったからです。

あの日から十年。当時の記録を確認していて,あぁ,そうだったとあらためて発見したことがある。あのとき,日本各地からはすぐに救援隊が駆けつけた。そんな中,海外からいち早くやって来たのは,お隣の中国・韓国。アメリカ軍は三陸沖に空母を派遣し,ヘリポートを提供。ロシアは天然ガスの供給を提示した。震災の半月前に大きな地震に見舞われたニュージーランドは,自分の国がたいへんな状況にもかかわらず,なんと国の救助隊の3分の1をも派遣してくれた。あのときは確かにあったのだ。つらい思いをしている人に寄り添う姿が。国・主義・思想・立場を超えて,支え合う姿が。そんな中,当時の私がいかなる行動をしたのか。ただ募金をするぐらいだったことには,悔恨(かいこん)の念が,ある。

今,世界のつながりは危ういものになってきている。しかし,十年前の世界各国からのこのような支援や支え合いは,これからの世界のつながりや,地球上で共に生きることについての希望となるのではないか。見失いかけている,地球上で共に生きるひとつの種(しゅ)としての人間が進むべき方向を示唆(しさ)しているように思われてならない。そう,世界は捨てたもんじゃねぇ。

以上,大人である私の反省もこめ,式辞などではふれないお話しを述べてしまいました。
来週には卒業式と修了式を迎えます。

 2021年3月19日
                    校長  加藤 尚登
卒業してゆく君たちへ

やまざくら 開花!

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本日の中間休み。2グラの山桜の古木のつぼみが,なんと開きました! 開花です!!

写真のように,まだ ほんの いくつかだけですが...。

はやい。早いです,今年の開花は。

新『メール配信システム』への登録について

保護者の皆様へ
先日配布しましたプリントでもお知らせしましたように
令和3年度からメール配信システムが新しくなります。

つきましては明日「登録者確認用のテストメール」を配信する予定です。
登録がまだのご家庭におかれましては,本日中に登録が必要です。

お忙しいところ恐縮ですが,今後の迅速で正確な情報発信のためにも
ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

「雲の上にはいつも...」 なにがあるんだろう?

 卒業まであと1週間。ちょっと早いけど,「卒業おめでとう!」号として,「雲の上にはいつも...No.19」を発行しました。
 子どもを通して,また,直接「いつも『雲の上には』を楽しみにしてます」という言葉をいただき,ありがたい思いでいっぱいです。おそらく読む気が失せるであろう,こんな「文字」がメインの校長室通信を心待ちにしていただいている方がいらっしゃるというだけで,私にとっての大きな励みとなりました。ありがとうございます。
 さまざまな制限の中での卒業式となります。6年生の保護者の皆さま,来賓の皆さま,子どもたちの「今」をともに過ごしていただき,新たな出発への祝福をいただければ幸いです。
「雲の上にはいつも...」No.19

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「やまざくら」は?

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で,肝心の「やまざくら」(2グラ)は?

こんな状態です。大きくふくらんでいます。

卒業式は「サクラ サク」中での巣立ちとなりそうです。

※ 下の写真は,地域の方がお世話なさっている「サクラソウ」です。
 2グラで春の風に揺れていました。
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グラウンド東斜面の桜も!

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通称「花文字の斜面」に一本あるヒガンザクラ系?の桜。ピンクの色が強いこの桜も,上の写真のとおり「咲き始め」です。
グラウンドでは,2年生の体育の授業。
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北門の桜 開花です

各地から桜の開花宣言が出始めました。
本校の桜は?と,北門の桜を見に行くと...。
ご覧のとおり,「開花」です。

ちなみに,桃山城の桜はまだだそうです。(北門の桜を見ていらした男性からの情報)
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