京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/24
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☆☆☆ いきいき なかよく りそうにむかって 考動する子 ☆☆☆

ご挨拶

  いきいき なかよく りそうに向かって考動する人
                     29代校長 大野 利和
 稲荷学区の皆様には,日ごろより稲荷小学校教育推進にご理解とご支援を賜り誠に有難く厚くお礼申し上げます。
 令和2年3月末は,私にとりまして京都市立小学校教員として最後の年度末でもあります。37年間の在職中,教諭,教頭,初等社会科指導主事,校長の仕事をしてきました。勤務場所で言えば,南区・山科区・伏見区の6小学校と教育委員会になりますが,最後の6年間を稲荷小学校の校長として終えられることに大きな喜びとともに皆様の温かいご支援に深く感謝申し上げます。
 千年を越える歴史の中で,全国津々浦々の人々の熱い信仰を集め,独自の奥深い文化をはぐくんできた稲荷山。昨今は外国人観光客人気スポットとしてたいへんにぎわっています。校歌の中には,「三つの峰 目近に仰ぐ 学び舎に」とある通り,稲荷小学校の子どもたちは,この山のすぐそばで,豊かな歴史や文化,自然に触れながら成長してきました。
 激しく変化する時代の中で,夢に向かって自己実現をめざしながら,思慮深くたくましく心豊かに生きる子どもの姿を描き,本校では,「いきいき なかよく りそうに向かって考動(考えて行動)する子」を学校教育目標に掲げ,自ら主体的に考え判断し行動する子を育成しようと取り組んできました。
 平成28年には,一世紀にわたる歴史の一区切りの創立百周年を迎え,稲荷地域の皆様をはじめ,多くの方々からのご理解とご支援を賜り,「これまで」を振り返り,「いま」を見つめ,「これから」を考えること,すなわち次の百年への力強い新たな第一歩を踏み出すことができました。なにより「稲荷はひとつ」というキーワードが生まれ,稲荷に伝統的に息づく「地域の子どもは地域で育てる」という教育理念と相まって,稲荷小学校が目標に掲げる「考動(考えて行動)する子」の育成を力強く支えていただいております。
 「まちづくりはひとづくりから」と教育への熱い思いと実践を稲荷教育に注いでいただき感謝申し上げ,今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
 結びに,稲荷地域のますますのご発展と皆様方のご健勝を心より祈念して,お礼の言葉とさせていただきます。

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2月 朝会

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2月13日(木)2月朝会です。
校歌斉唱,「世界中の子どもたちが」の合唱後,絵本「あしなが」を読みました。

「いやなやつ」が「ともだち」にかわりました。
無責任なうわさに乗せられて,真実を見失いがちなわたしたちに,この犬たちは何かを教えてくれます。

すらりとした美しい犬,あしながは,のら犬たちからきらわれていました。
「でっかい家にすんで,すごいごちそうたべてるんだって。」
「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
「かっこいいけど,さいていのやつ──。」のら犬のケンは,みんなのうわさ話を信じて,あしながのことをそう決めつけていました。

ところがある日,あしながのほんとうの姿を知ったケン。そのとき,ケンの心の中で何かがかわりはじめたのです。

みんなが言っているからそれが正しい。
よく知らないけど,そうらしいよ。

こういった偏見は,少なからずあると思います。
1年に一度は,読み続けていきたいお話です。

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動(考えて行動)する子」の育成を目指したいます。

1月朝会

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 1月14日(火)1月の朝会です。

 「今,大切なこと」について話しました。

 まず,リチウム電池開発した吉野彰さんにふれました。
リチウム電池のすごいところ
・広い使い道があること
・小型
・大容量
・軽い

 次に,スウェーデン人高校2年生16歳のグレタ・トゥーンベリさんについてふれました。
「気候変動への対策の必要性」を世界に訴えたことです。
・地球温暖化
・干ばつ
・豪雨(異常気象)

 吉野彰さんとグレタ・トゥーンベリさん2日に共通することは,「環境問題解決」に向けての取組です。
 地球温暖化を防ぐために,二酸化炭素排出を減らすことです。

私たちにできること
・ごみを分けて捨てる
・エコバックを使う
・モノを大切にする
・リユース・リデユース・リサイクル
(再利用・無駄をなくす・再資源)

 一番大切なのは,環境のことを意識して行動することです。

 学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動(考えて行動)する子」の育成を目指しています。



第三学期 始業式

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校歌斉唱の後,校長の話です。

昨年末の終業式の話の振り返りです。
一つは,命や健康について
・自分の命は自分で守る
・一人一人が気を付ける
二つは,家族の一員について
・自分でできることは自分でする
・進んで家の手伝いをする
三つは,目標について
・一年の計は元旦にあり
・自分の目標を立てよう
以上三つのことについて簡単に振り返り,これからも意識して取り組むことを勧めました。

1月7日についてふれました。
『七草がゆ』せり,なずな,ごぎょう,はこべ,ほとけのざ,すずな,すずしろ
春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で,その一年の無病息災を願って1月7日に食べられている。
正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休めるとも言われている。
この行事食は,平安時代にはおこなわれていたようですが,室町時代の汁物の原型ともされている。

次に1月13日にふれました。
『成人の日』二十歳になり,大人になったことを自覚し,みずから生き抜こうとする青年を祝い,励ます日。

第三学期は,6年生が卒業まで50日,1年生から5年生が,51日です。

『一日一日を大切に』

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動(考えて行動)する子」の育成を目指しています。



第2学期 終業式

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 12月24日(火)第2学期の終業式です。
 校歌斉唱の後,校長の話です。

 12月10日実施した稲荷山めぐりの振り返りをしました。
 第4ポイント四つ辻での20グループ写真を5秒間ずつステージのスクリーン(ホリゾント)に提示しました。
 どのグループもみんなまとまっていて,子どもたちの笑顔が輝いていました。
 子どもたちの笑顔の輪になる ONE TEAM!「稲荷はひとつ」の稲荷山めぐりでした。

 冬休みを前に3つ話しました。
 一つは,命や健康についてです。
 「イカのおすし」…「知らない人についていかない」「知らない人の車に乗らない」「『助けて〜』と大声で叫ぶ」「他の大人のいる方へすぐ逃げる」「どんな人が何をしたのか家の人に知らせる」
「自転車に免許はないが,ルールあり」
 ・自分の命は自分で守る。
 ・一人一人が気を付ける。

 二つは,家族の一員についてです。
 12月は1年のしめくくりの時期です。
 大掃除やお正月の準備など忙しい。
○自分でできることは自分でする。
 ・早寝・早起き,宿題・読書など
○進んで家の手伝いをする。
 ・玄関・風呂掃除,お茶碗洗い,洗濯物たたみなど

 三つは,目標についてです。
 今年1年を表す漢字は,『令』
 第2位は『新』,第3位は『和』でした。
「一年の計は,元旦にあり」
「自分の目標を立てよう」

 学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考えて行動する子」の育成を目指しています。

12月朝会

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12月3日(火)12月朝会です。
二つ話しました。

一つは,「いなりなかよし集会」を振り返りました。
ともだちのいいところミッケの紹介,なかよしゲーム,なかよしソング「友だちになるために」を振り返り,心温まるとても素晴らしい集会だったことを確認しました。
テーマは,
「人を大切にすること」
「人に大切にされること」
○自分を大切にできる人
○友達を大切にできる人
★人のいやがることを言ったりしたりしない。
・いいなあと思ったことは,どんどんしよう。
・わるいと思ったことは,すぐやめよう。

二つは,外国とのつながりについて話しました。
ラグビー日本代表選手の中の外国人選手のことから稲荷大社への外国人観光客のこと,外国から転校してくる外国の友達がいる日本の学校も増えてきていることなどを話しました。
そしてやさしい日本語ツーリズム研究会の「やさしい日本語」というビデオを見ました。
外国から来て日本に住む人は,約200万人です。
外国から旅に来る人の数は,2016年には約2,400万人になりました。
こんな時代の言葉について考えてみます。
Q:外国から来て日本に住む人が,一番話すことができるのは何語?
A:日本語
英語を話す人は44%です。
外国から来て日本に住む人が英語より話すことができるのは日本語です。
63%の人が簡単な日本語なら話すことができます。

次に,外国から日本に旅に来る人はどうでしょう?
80%の人は,アジアからです。
この人たちはあまり英語を話しません。
台湾,韓国から来る人のうち,少しでも日本語を話す人は40%います。
たとえば,台湾から来た人が3人いれば,だれか日本語がわかる場合は80%です。
このように日本で外国の人と話すとき,一番伝わりやすいのは日本語なのです。
これから大事なのは,外国の人にわかりやすい日本語を話すことです。
このわかりやすい日本語が「やさしい日本語」です。
はさみの法則
・はっきり言う。
・さいごまで言う。
・みじかく言う。
※ 敬語を使わず「です」「ます」
「やさしい日本語」はテレビでも,役所や病院でも見ることができるようになりました。
「やさしい日本語」を使う町もあります。福岡県柳川市です。
日本のあちこちで子どもからお年寄りまで日本人と外国人が心を通わせる。
日本で外国の人と話すために大事な言葉は,実は日本語です。

稲荷山めぐりで外国人観光客に話すときや外国から来た転校生と話すときなど,「はっきり言う」「最後まで言う」「短く言う」「(です)(ます)を使う」ことを意識して,「やさしい日本語」で日本人と外国人が心を通わせることができると素晴らしいです。

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動(考えて行動する)子」の育成を目指しています。

11月朝会

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11月6日(水)朝会です。

最初に,深草中学校2年生女子3名の紹介です。
彼女らは,生き方探究チャレンジの授業の一環として3日間稲荷小学校で学びます。
いろんな学年・学級に入って,小学校の職場を体験します。
「よろしくおねがいします。」

次に,10月31日にあった伏見中支部大文字駅伝予選会の報告と5年生へのタスキの受け渡しです。
「自分を信じ,仲間を信じ,タスキをつないだ6年生24人。仲間とともにやり抜くことや支え合うことの大切さを学びました。」
「5年生にタスキを渡します。」
全校児童が見守る中,6年生の熱い思いのこもったタスキを5年生が確かに引き継ぎました。
来年の活躍を期待しています。

最後に,10月21日の稲荷小運動会の振り返りです。
「自分を信じて進め!!一生に一度の稲荷小運動会」のスローガンのもと,成功裏に終わることができました。
1・2年 パワフルキッズ いざ参上!「よっちょれ」
3・4年 琉球Fes!「イーヤーサァーサァー!」
5・6年 フラッグ体操「ONCE IN A LIFE 〜一生に一度〜」
『いっしょうけんめいがかっこいい!仲間と共に』
「みんなといっしょにがんばった。ありがとう!」
「みんなと力を合わせて成功した。ありがとう!」
心の通い合った素敵な「ありがとう!」を共有し合い,共感し合った稲荷小運動会でした。
一生懸命に,そして共に生きる・共に生きている喜びを実感できる一生に一度の素晴らしい稲荷小運動会でした。
感動をありがとうございました。

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動(考えて行動)する子」の育成を目指しています。

10月朝会

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10月16日は,稲荷小学校の創立記念日です。
そこで,3年前の6年生が作成したプレゼンテーションソフトを使って「稲荷小学校の歴史」について話しました。

大正5(1916)年10月16日
深草第二尋常高等小学校として誕生。
当時の学校は,
(教室)12教室,裁縫室,職員室,応接室,講堂など木造1階建て。
(児童数)420名,1年2クラス98名,2年2クラス95名,3年2クラス83名,4年1クラス48名,5年1クラス45名,6年1クラス51名。
深草第二尋常高等小学校(のちの稲荷小)ができるまでは,深草尋常高等小学校に通っていました。
(当時の児童などの様子)
・人数が今より多く,1クラスの人数が今の倍くらいいます。
・服装も今と違い,着物を着ています。
・先生も学ランのようなものを着ています。
(当時の門)
当時は鉄の扉や鍵がなく,木が立っているだけの門でした。
しかし今は,鉄の門扉や自動鍵やインターホンがあります。
昭和16年に,京都市稲荷国民学校となる。
昭和20年にアイロンから火事になりました。

・大正5年 深草第二尋常高等小学校となる
・昭和11年 児童数が一番多く,23クラス1,223名
・昭和16年 京都市稲荷国民学校となる
・昭和22年 京都市立稲荷小学校となる
・昭和24年 校章が決まる
・昭和26年 校歌が決まる
・昭和33年 講堂が新しくなる
・昭和41年 プールができる
 12クラス児童469名
・昭和61(1986)年 創立70周年を迎える
 12クラス児童364名
・昭和63(1988)年 校舎ができる
 12クラス児童314名
・平成7(1995)年 プール・給食室・多目的室などができる
 9クラス児童247名
・平成28(2016)年 創立100周年記念式典,記念誌,緞帳等

今の稲荷小学校は,学校ができて103年目
7クラス児童151名

稲荷校は100年以上の歴史のある伝統校です。
稲荷校の「古き良き伝統」を受け継ぎつつも「今」を織りなし,「よりよい未来」へと紡いでいきたいと思います。

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考えて行動する子」の育成を目指しています。


9月朝会

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校歌斉唱の後,「世界中のこどもたちが」を合唱しました。

そして,「やる気のある教室」を全校児童で群読しました。

今日は,二つのことについて話しました。
一つは,スポーツ選手の心の持ち方や姿勢についてです。
渋野日向子さんは,全英女子オープンゴルフ大会優勝,日本人2人目42年ぶりの快挙を成し遂げました。
ここがすごい!「心が強い」
「負けそうなときは,ガマン。チャンスでは,しっかりと決める。」
八村塁さんは,NBAプロバスケットボール選手。
ここがすごい!「自信をもって取り組む」
渡邊雄太さんもNBAプロバスケットボール選手。
ここがすごい!「ひたむきに努力し続ける」
三人の選手の「強い心」「自信」「ひたむきさ」について触れました。

二つは,本校スクールサポーターの松谷先生が髪を切られたことについて話しました。
松谷先生は,ご自身の髪の毛を寄付しようと伸ばしておられました。
31センチメートル以上ないといけないようです。
そしてこの夏,髪の毛を切って寄付されました。
癌や白血病,先天性の無毛症,不慮の事故などにより髪の毛を失った子どもたちに,寄付された髪の毛を使用して,完全オーダーメイドの人毛の医療用ウィッグを無償提供されるというものです。
病気と闘う子どもたちにウィッグを贈る,髪を切って寄付するボランティアについて話しました。

3つの「あ」
「あいさつ」「あんぜん」「あとしまつ」

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」の育成を目指しています。


2学期始業式

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8月26日(月)二学期始業式です。
校歌を元気に歌いました。
そして,二つのことについて話しました。

一つは,私の夏の思い出を一つ紹介しました。
8月7日の夜から8日にかけて富士山を登ったことです。
富士山頂では,満天の星,49年ぶりのご来光,影富士が見えたことなど,感動したことについて話しました。
児童一人一人にとって,それぞれの「33日間ならでは」の活動があり体験があります。
読書に耽ったことや昆虫採集,毎日家のお手伝いに取り組んだことなど,それぞれ取り組んだ体験や経験について先生や友達と交流することのよさを話しました。

二つは,二つの詩を読みました。
夏休みが明けて学校生活が始まりました。
「心のスイッチオン!」

   心のスイッチ
       東井 義雄
人間の目は,ふしぎな目
見ようという心がなかったら
見ていても 見えない
人間の耳は,ふしぎな耳
聞こうという心がなかったら
聞いていても 聞こえない
頭もそうだ
はじめからよい頭 わるい頭の
区別があるのではないようだ
「よし,やるぞ!」と
心のスイッチが入ると
頭も
すばらしいはたらきをしはじめる
心のスイッチが 人間を
つまらなくもし すばらしくもしていく
電灯のスイッチが
家の中を明るくもし 暗くもするように


一学期の各学級の様子を思い出そう。
どの学級もやる気に満ちた明るい教室でした。

  やる気のある教室
やる気のある教室は
 声を出して自分からあいさつします
やる気のある教室は
 目や体で話を聞きます
やる気のある教室は
 ここがわからないと言います
やる気のある教室は
 ともだちの話を聞いて
 自分の意見をつなぎます
やる気のある教室は
 まちがいを わらいません
 まちがいで わかりあえるから
やる気のある教室は
 明るいです


三つの「あ」
 「あいさつ」
 「あんぜん」
 「あとしまつ」

学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」の育成を目指しています。



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京都市立稲荷小学校
〒612-0806
京都市伏見区深草開土町12-1
TEL:075-641-0057
FAX:075-641-7660
E-mail: inari-s@edu.city.kyoto.jp