京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/24
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杉田玄白と『解体新書』

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6年生社会科「日本の歴史」の授業です。
「『解体新書』を完成させることができた理由を考えよう」という学習問題の解決に向けて,自分の予想をもち,資料に基づいて解決していく学習です。
学習問題のまとめでは,「同志の存在があったこと」「身分に関わらず尊重する姿勢」「あきらめず翻訳したこと」「医学に対する情熱」「正しいことを学ぼうとする姿勢」「新しいことを学ぶ意欲」など,『解体新書』が完成するには,これらの要因に気付きました。
さらに,発展学習の「医学が止まっていた理由は?」に対して,「鎖国の世の中」「身分制度」「ケガレの固定観念」を答えたのには驚きです。
杉田玄白や前野良沢・中川淳庵が『ターヘル・アナトミア』を3年余りかけて翻訳し,『解体新書』という医学書が完成したことは,日本の医学の発展に大きな影響を及ぼしました。
「神経」「軟骨」「盲腸」などの言葉も今でも使われています。

予断や偏見にとらわれず,事実に基づいて真理を追究する姿勢は,大切であることも学んだのではないでしょうか。
「真実は,人を自由にする」とも言えるでしょうか。

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