最新更新日:2024/03/25 | |
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杉田玄白と『解体新書』次のようなことを学びました。 ・小浜藩の医者杉田玄白と中津藩の医者前野良沢らは,オランダ語の医学書を翻訳し,『解体新書』と名付けて出版したこと。 ・満足な辞典がないために中国の書物にもない医学用語の日本語訳に苦労し,4年の間に11回も書き改めるほどだったこと。 ・「神経」や「軟骨」,「十二指腸」などの用語もこのころ誕生したこと。 ・その後の医学や蘭学の発達に影響を及ぼしましたこと。 ・杉田玄白らは,人体解剖に立ち会い,オランダ語の解剖図の正確さに驚き,翻訳しようと決心したことが『蘭学事始』という本に記されていること。 ・このとき解剖をして内臓の説明をした人は,身分制度のもとで百姓や町人とは別に厳しく差別されてきた人で,優れた解剖の技術を生かして,このころの医学を支えていたこと。 |
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