最新更新日:2024/04/17 | |
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4年生 算数科「面積」
算数科の時間には,面積の学習に取り組んでいます。これまでの学習では,面積の求め方を考えていく中で,それぞれの図形の中には,1辺が1cmの正方形(1平方センチメートル)がいくつもあることを知り,その数を数えていくことで面積が表せることを知りました。しかし,形が大きくなればなるにつれて,正方形の数を一つずつ数えていくことは大変であることに気付き,それを何とか簡単に数える方法はないだろうかということで,四角形の中に入る小さい正方形の数を縦のまとまり×それが横に並ぶ数をすれば求められることが分かりました。そして,その考えこそが四角形の面積を求める公式(「長方形の面積→たて×よこ」,「正方形の面積→一辺×一辺」)であることに気付き,自分たちでその公式を導き出すことができました。
その学習をつなげて考えた複合図形の面積を求める学習では,複雑な形のままでは面積が求めにくいことに気付き,面積を求めるためには,自ら長方形や正方形の形を創り出すことが大切であることに気付きました。複雑な形を「たてに分ける」「よこに分ける」「付け足す」ことで,複合図形の形が,自分の求めやすい図形の形に変化し,よりよい面積の求め方を考え,見つけ出すことができていました。子どもたちは,面積の学習を進めていく中で,算数科の楽しさに気付いたり,考えを深めていくことの清々しさに気付いたりすることができています。毎日の学習を通じて,様々な力をつけていってほしいと思います。 |
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