京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/25
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木星と月が接近〜その後〜

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 昨日アップした木星と月の画像の翌日24時間後の画像です。
 若干向きが異なってしまいましたが,左下に月が移動したことがお分かり頂けると思います。これだけの角度(約12度)を1日に移動しています。以外と早い移動だと感じられることでしょう。太陽が1日に1度足らずの移動ですから,12倍の速さで天球を西から東へ移動しているといえます。
 来月,木星と一周して来た月の最接近は4月7日ですが,残念ながら,朝7時台ですので空に顔を出していません。その次は5月4日23時8分です。これも残念ながら,西の山の稜線下に隠れているかもしれません。
 では,いつ見られるのとなりますと,恐らく11月15日の夜中2時台に東の空でということになりそうです。

木星と月が接近

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 今日3月10日(月)20時27分に右から左へ移動している月が木星の南5度ほどのところを通過します。この画像は,雪雲の合間から写した1時間前のものです。
 この時間帯だと明るい木星がちょうど天頂付近に輝いていますので見つけやすいかと思います。明日になれば,木星よりもかなり東寄り(カストル,ポルックスの南辺り)に月があります。
 ところでカストル,ポルックスと言えばふたご座の兄弟。兄のカストルと弟のポルックスという二人の戦士を表した星座です。神話については,本などでお読みください。とても仲の良い兄弟ですよ。

雪の中の来訪者

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 3月3日(月)朝から雪が降る中,ぬかるんだ運動場を見ていると,何やら鳥の群れが,くちばしを運動場につついて何かを食べています。
 何の鳥かなと後で調べると,スズメ目アトリ科の「イカル」という名前の鳥であることが分かりました。木の実や草のたねなどを食べるということですが,ぬかるみの中に草の種でも見えたのでしょうかね。あちこちでついばんでいました。それとも,木の実を運動場のぬかるみに転がして遊んでいたのでしょうか。

薄明の西の空3

 12月4日,5日,6日の西の空の月の動きです。
 4日は前出しているものと一緒ですが,5日・6日と比べていくと月が移動している様子がよくわかると思います。金星を基に左上に移動しているだけでなく輝いている部分も太くなってきていることもお分かりいただけると思います。
 三日間通しても地球からの照り返しが月の陰の部分を照らしていますので,薄らと円く見えています。
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薄明の西の空2

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 12月4日の西の空の様子です。
 三小の自然,9月9日付「薄明の西の空」と比べてみてください。金星の位置が随分と変わったことがわかるかと思います。3か月弱でおよそ30度も南に動きました。天文学では今月の7日が最も明るく輝くことになりますが,12月半ばくらいまで最も明るく輝く時期だと思っておいてください。年が明ければ,明るさの違いに気づく人が出てくるかもしれませんね。
 一緒に写っているのは,3日に新月を迎えてから1日たった月です。地球からの照り返しで,陰の部分もうっすら見えています。

霜降る

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 11月29日。今日は放射冷却が手伝い,ぐっと冷え込んで朝7時半現在氷点下3度でした。朝日に霜のきれいな白が映えていましたし,皐月ツツジには霜が柱状に伸びて,あたかも白い穂を咲かせたようになっていました。
 季節はいよいよ初冬から仲冬へ移ろおうとしています。

薄明の西の空

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 9月9日久しぶりの良い天気となり,西の空を見てみるとなかなかの星空でした。
 八幡宮の,そして,本校のシンボル「大杉」にかかる金星と月です。おそらく画像としてはっきりと見えるのは,金星と月,0等星のアークトゥルス,0.7等級の土星ぐらいでしょうか。しかし,春の1等星スピカやてんびん座も写っていました。

よく見ると違うよ〜アシナガバチ〜

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 上下2種のハチは,アシナガバチの仲間です。大きさもよく似ていますがよく観察するとはっきりとした違いが見えてきます。
 上は,キアシナガバチ。下は,セグロアシナガバチです。どこが違うでしょう。
 もうお分かりですね。背中の模様が違います。キアシナガバチは,一対の足型のような黄色の紋がありますが,セグロアシナガバチの方はありません。ここが大きな違いです。背黒脚長蜂という名前の由来はここにあります。あと,一般的には,黄脚長蜂の方が全体的に黄色が多いことです。これも名前の由来です。腹部の模様は,個体差がかなりあり当てにはなりません。
 アシナガバチにもいくつかの種類がありますが,巣の作り方にもそれぞれ個性があります。調べてみると面白いかもしれません。ただし,くれぐれもハチを刺激しないように。
 アシナガバチの仲間は,スズメバチ科アシナガバチ亜科に属しており,スズメバチと生態はよく似ています。共に狩蜂であり,虫などを捕まえて,幼虫のえさにします。ただ,アシナガバチは素早さも小回りもスズメバチに比べるとはるかに遅いために捕らえる獲物は,イモムシ類が多くなります。草むらや木の葉の中に入り込むアシナガバチを見ることがあるでしょう。えさ探しをしているのです。また,巣作りもそっくりで,六角形の巣を作るという点に関しては同じです。外壁を作るのがスズメバチ,作らないのがアシナガバチと思ってください。
 危害者に対する攻撃性は共に強いですが,スズメバチに比べるとおとなしく,こちらから危害を加えない限り(居ると知らずに触れてもハチにすれば危害を加えられたことになります)攻撃してくることはまずありません。
 誤って刺されたときには,原則,お医者さんに行くことをお勧めします。体質によっては,呼吸困難等を起こし死に至ることもあるそうです。
 
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お盆の金星

8月16日(金)19:20ごろの西の空です。京北第一小学校より西の山を望んでいます。
金星の明るさが増してきて今は,−4.0等級にまで明るくなってきています。
古の世では,金星の明りを頼りに書を読んだと聞きます。それぐらい目立って明るいということですね。これから11月にかけて方位を南に移しながら,12月7日には−4.7等級にまで明るくなってきます。位置をはっきりとつかんでいる方なら,昼間でも見ることができますよ。
下2段の写真は,16日の京北夏まつり時の打ち上げ花火の一部です。
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コシアカツバメ

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 学校のトイレ前の天井にツバメの巣があります。形から,コシアカツバメか,イワツバメだろうと判断できます。下の写真は見にくいですが,背中後ろの方(腰)が黒くなく赤茶けた色になっています。このことから,コシアカツバメと断定できます。顔からのどにかけて赤く,背中が黒であれば,ツバメといえます。イワツバメは,私は京都では見かけたことがないのですが,やや小ぶりで,尾も短く,顔から腹にかけてと腰が白です。
 では,巣の特徴を見てみます。民家でよく見かけるツバメは,おわん型であり,上が広く開いています。天井やや下に巣を作り,天井との隙間から出入りをしています。
 コシアカツバメは,上の写真のように天井と隙間なく巣を作り,狭い入口を横に設けます。矢印がその位置です。このようなつくりのために,より広い天井が必要となります。ですから,ビルの庇など広いコンクリート製の建物や橋の裏などが最適となります。イワツバメも大雑把に言えば,似たようなものです。ツバメは雨をしのげる広さと人が多い方が外敵から身を守れるので,商店や民家に作ることが多いようです。
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