京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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仲間を大切にする

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 京北各地でもホタルが飛び交う時期もそろそろ終わりとなり,梅雨明けを待つころとなりました。いよいよ本格的な夏の始まりです。保護者・地域の皆様には日頃より本校教育にお力添えをいただいておりますこと,心よりお礼申し上げます。先日,市内の小学校の子どもが,ホタルの観察で明石に来られました。ここ数年,この時期に京北に来られてホタルが織りなす幻想的な風景を楽しむとともに,自然の素晴らしさ,自然の美しさを感じ取って帰られます。その学校の校長先生にお話を伺うと,「今年もたくさんのホタルを見ることができ,子どもたちもとても喜んでいました。子どもたちを連れてきて本当によかったです。」と嬉しそうにおっしゃっていました。京北の校長として,私も大変嬉しい気持ちになりました。
 さて,6月19日から22日まで,京北三校の5年生は府立ゼミナールハウスを拠点に長期宿泊体験学習を行いました。この取組には4つの目標があります。その中に「京北の子どもたちが仲間との集団生活や自然の中での豊かな体験活動を経験する。」「活動を通して仲間意識や責任感,他人に共感する心,規範意識などを養い,豊かな人間性や社会性を育む。」という文言があります。子どもたちは,野外炊事やキャンプファイヤーなど様々な活動に,それこそ仲間と一緒に取り組むことで友だちとの絆を深めることができました。一人ではできないことも友だちと協力すればできた,自分が困っていたら友だちが助けてくれた,自分がしたことで友だちが喜んでくれた,そんな貴重な体験をすることができた宿泊学習だったと思います。小中一貫教育校開校に向けて,これからも合同学習を重ねることで,さらに子どもたちの仲間意識を育てていきたいと思います。
 もう一つ,6年生の子どもたちの学級活動(学級会)の授業を参観した時の様子をお伝えします。この日は,「全校遊びの計画を立てよう」という議題で,全校のみんなで楽しく遊ぶために,全校みんなのことを考えて話し合っていました。まず,どんな遊びをするかの話し合いです。子どもたちは,それぞれお薦めの遊びを提案します。「こおりおに」「ドッジボール」「新聞じゃんけん」など様々な遊びが出てきました。そして,子どもたちは,なぜその遊びを提案するのかその理由も伝えています。「これは,1年生にも分かりやすい遊びです。」「低学年とも交流できて,低学年もやりやすい遊びです。」「全校みんなでやりたかった遊びです。」「みんなで協力してルールを工夫できます。」といった意見が出されました。最高学年の子どもたちが,1年生から6年生までのみんなのことを考えて意見を出し合っているのです。京北第一小学校という仲間のことを考えて一生懸命話し合っているのです。子どもたちの姿をとても嬉しく感じました。このあと,ルールや役割もスムーズに話し合い,7月2日の昼休みに実施することとなりました。この取組が成功するように,私たちが支援するとともに,この6年生の仲間を思う気持ちをこれからも教職員みんなで大切にしていかなければと思いました。保護者の皆様にもご家庭で子どもたちを支え励ましていただければと思います。
 これからいよいよ暑さも厳しくなっていきます。どうぞご自愛ください。

自然を大切にする

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 緑の美しい季節を迎えました。晴れた日には,学校から見える山々の緑がまぶしく,緑ってこんなにきれいなんだと見入ってしまいます。学校を出るときには満天の星空を楽しむことができます。空気の澄んだここ京北ならではの自然の美しさです。改めてこの美しい自然に恵まれた京北っていいなあと思うとともに,この自然環境をいつまでも大切にしなければとも思います。
 6月は「環境月間」,6月5日は環境の日です。これは,昭和47年(今から約45年前)の6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたそうです。また,京都では「DO YOU KYOTO?」を合言葉に,京都から世界へエコの輪を広げよう,環境に優しいことに取り組んでいこうと発信しています。
 本校では,「ゴミ0の日」の取組として,今年度は縦割り班で協力して子どもたちが校内美化活動に取り組む予定です。このように子どもたちも日頃から様々なエコ活動に取り組むとともに,小動物の飼育,草花や野菜の栽培にも取り組んでいます。飼育委員会の子どもたちが中心になってカモのお世話をしています。エサをあげたり,水を替えたり,散歩をさせたりと大忙しです。糞の始末もしなければなりません。毎日毎日カモのために一生懸命です。また,校内にはイチゴやタマネギ,ジャガイモなどの野菜を栽培したり,地域の方から頂いた草花を育てたりしています。1年生が種をまいたアサガオも大きくなってきました。子どもたちの鉢を見ると自分の育てているアサガオに名前をつけているのに気付きました。それぞれ「ゆにちゃん」「かりんちゃん」「むうちゃん」「くうちゃん」「るびいちゃん」「まるちゃん」「ももちゃん」「ももみちゃん」と名前をつけているのです。これだけでもアサガオに愛情をもってかかわろうとしている子どもたちの気持ちが伝わってきます。そして,水やりをするときには「アサガオさん,今日は元気?」,雨が降っている日には「今日は水いる?おなか一杯?」,晴れている日には「のどか湧いた?おおきくなあれ。」,少し元気がない葉っぱには「どうしたの?大丈夫?」とやさしく声をかけています。動物でも植物でも,生き物を育てるということは,その生き物のことを自分のことのように思えないとできないのです。おなかが減っていないかなあ,のどが渇いていないかなあ,太陽の光を浴びたいと思っていないかなあと思うことは,生命(いのち)を大切にすることにつながるのです。そしてそのことが,自然を大切にすることにつながるのです。私たちも自然の一部です。自然の中で,自然とともに生きているのです。自然にやさしくすることが,誰もが平和で仲良く生きていくことにつながるのです。生き物を大切に育てようとしている子どもたちのこの優しい心をこれからもずっとずっと大切に育んでいきたいと思います。

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