京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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お知らせ

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28年度人事異動教職員をお知らせします。

子どもを知り,子どもに合わす

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 早いもので,2月も終わり。いくら今年はオリンピックの開催される「うるう年」といっても1日しか変わりません。明日から,3月。学校にとっては修了の時期を迎えます。今年度も子ども達は本校で小学校のそれぞれの学年に応じた学習や活動を経験しました。6年生は小学校の課程を修了し,卒業を迎えます。卒業・修了という区切りは,子ども達に新たなステップを与え,大きな成長の一歩になります。卒業・修了は,地域や保護者の皆様の喜びであり,学校にとっては感謝の賜物です。学校を常に支えていただいたことで,その日を味わうことが出来ます。
その卒業・修了を迎える前に,子ども達も教職員も今年度の振り返りを行います。この振り返りが次への大切なステップとなります。
学級では,2月に行われた学級PTAにおいて,今年一年の担任の学級経営や,子ども達の学びの成果・課題について話し合います。時には,厳しいご意見やご指摘をいただくこともあります。それを受けて,担任は次に生かします。
学校においては,全教職員で今年度の取組の反省を行います。それぞれの行事においては,その時々に振り返りはしていますが,部分的なことではなく,本校の学校教育全体としてどうであったか,そのことで学校教育目標達成に有効であったか,子ども達の生きる力に影響したかなどを点検します。今年度は教職員が大幅に代わりました。それぞれが,学校に子ども達にどのように貢献したかも自己点検していきます。
そして,子ども達は新しい学年に向けての抱負を持ちます。担任は進級する喜びと,責任感を味わわせるように支援します。
このようなことが毎年のように行われます。しかし,メンバーが代わっていくことで,同じ内容になることはありません。校長が同じであっても成果と課題は毎年変わります。
そして,その成果と課題は,「子どもを中心にしてものごとを考えているか」ということにつながっていかないといけません。

朝のラジオ番組でこんな話を聴きました。
ある落語家が,小学校に招かれて3年生の前で落語をした時の話でした。
3年生にとって,落語はそれほど親しみのあるものではありません。知らない子どもの方が多いです。その中で古典落語をします。まずは,落語とは,を紹介し,筋をかみ砕いて説明し,それから演じていきます。途中,大人ならここで受けると思っているところで全然受けない,代わりにいつもなら,というところで笑いが起こる。随分ちがう。・・・。そこで,この落語家は子どもの笑いを大切にし,子どもの表情を見ながら「落ち」にたどり着いたとのことです。もちろん大きな笑いと拍手というおみやげがありました。
私たちはこの話から何を学ぶのでしょう。私たちは研修で「子どもの実態を知ることが大切」と言われていますが,それを実践しているでしょうか。この落語家は,講演の依頼を受け,初めて出会った子ども達を満足させたのです。話術はもちろんですが,それだけでは,子どもは引き付けられません。出会ってから,すぐに子ども達を知ろうとしたのです。雰囲気や子ども達の表情から,どうすれば受けるかを感じたのです。
正しくこのことは,相手を診ていたのです。そして,自分が考える最良の方法で演じたのです。その結果,その会場は輝いた瞳がいっぱいの輝いた空間が出来ました。

この放送を聴いて,学校もそれぞれの学級もそんな空間がいっぱいできることを願いました。そして,その努力に向かうことを改めて決意しました。
来年度の課題を3月のホームページとします。1年間ありがとうございました。

節分は年4回あります

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ものすごい寒波が日本列島を襲いました。九州では気象台始まって以来の積雪を記録したところもありました。ここ京北では思っていたより積雪は少なかったようですが,冬本番の厳しい寒さでした。
地域・保護者の皆様は,いかがお過ごしですか。後期後半が始まって,1ケ月ほど,子ども達は寒さに負けずしっかり活動しております。引き続き,本校教育進展にご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
さて,2月3日(水)は節分です。そして,4日(木)は立春です。暦の上では,春を迎えます。節分は暦の上では,年に4回あります。つまり,それぞれの季節の区切りに節分と呼ばれる日があるのです。しかし,節分というと,この2月を指すことが多いです。それはなぜでしょうか。
このことについて少し調べてみますと,次のようなことがわかりました。
「節分が特に立春の前日をさすようになった由来は,冬から春になる時期を一年の境とし、現在の大晦日と同じように考えられていたためである。」
つまり,春を迎えることは新年を迎えること,新しい年への出発を喜ぶことにつながります。そうすると,豆まきをして「邪気を追い払う」のも意味があるわけです。「邪気を追い払う」ことにより,一年間の無病息災(病気をせずに健康で元気でくらすこと)を祈るのだそうです。
このような節分の意味を調べることから,先人たちはいろいろなことをわれわれに教えようとしていることに気付きます。きっと,よりよいくらしを送るため,周りとの共存共栄を図るため,などを教えているのです。
このように,言い伝えや慣習を通して,まだまだ学ぶことはあるようです。
昔は季節の変わり目には「邪気」が生じると考えられていました。だから,その前に「邪気」を追い払う必要があります。「邪気」は「鬼」と言い換えられ,人間にとってよくないもの,災いをもたらすもの,と言われています。それで,鬼を追い払うために,節分には豆まきをするのです。これが,節分の豆まきについてのミニ知識です。
しかし,このことからも鬼は悪者です。本来は「邪気」は「悪い病気などを起こす悪い気」ですが,もう一つは「悪意」です。「悪意」は鬼だけが持っているものではありません。だれもが,持ち合わせています。もちろん私も持っています。
なまける心,ねたむ心,失敗を隠そうとする心など,すべて「邪気」です。だから,豆まきは自分の「邪気」を振り返り,新しい年の出発に向けての第一歩にしないといけないのです。
2月4日を新しい年の出発として,心新たに春を迎えたいものです。

ちなみに,「福は内,鬼は内」という地方もあるということを聞いたことがあります。面白いですね。

イルカから学ぶ

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新年明けましておめでとうございます。旧年中は本校教育進展にご理解・ご協力を賜り,誠にありがとうございました。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

去る12月2日(水)に人権旬間の取組の一つとして,京都市水族館の方をお招きし,「イルカってすごい!!」という演題で,ご講演をいただきました。全校児童と保護者の方を対象に,画像を見せながら,イルカの様子や,育ちを詳しくお話しされました。そのあと,質問コーナーもあり,子ども達はいきいきと目を輝かせておりました。低学年には少し難しい内容もありましたが,自分たちのよく知っている動物ですので,意欲的に学習できたと思います。
その中で,私は次のようなことに関心を持ちました。
一つ目は,イルカだけでなく動物は「人を信じる」ということです。だから,イルカは絶対裏切らない,ということです。人は時として,裏切ったり,うそをついたりすることがあります。それが,必要なこともあります。しかし,人以外の動物はそのことを認めません。つまり,うそをついたり,だましたりすることで「信頼関係」が崩れていくのだそうです。一度,くずれた関係はなかなかもとに戻ることはありません。イルカのトレーナーは,それを第一に考えて,イルカとの関係づくりを進めているとのことです。
二つ目は,イルカは集団の中で子育てをしています。時には,自分の母以外からも乳をもらいます。そして,立派に成長したオスはオスの集団に入っていきます。そして,別のメスと交尾し,新しい子孫を残します。
この二つのことを人に置き換えてみるとどうでしょう。子どもがうそをついたり,人をだましたりする。それは・・・。子どもは,生まれた時からうそをついたり,人をだましたりしません。つまり,子育ての中や,育った環境でそのような行動に出るのです。そう思うと,大人が考えないといけないことはないでしょうか。子どもは大人の姿を手本として育ちます。大人の都合で,子どもとの信頼をなくすことがないようにしたいものです。また,成長のことについては,より多くの人との関わりによって育っていく,そして,次の社会にはばたいていくことを感じました。イルカも人も周りに支えられ,助けられて子どもが育つのです。イルカはそのことを感謝しているかどうかはわかりませんが,「人は人によって育つ」「人と関わって育つ」ことを考えさせられました。
イルカのお話を通して,「人の生き方」「人権の大切さ」の一端に触れることが出来たと思います。もっと多くの保護者の方に聞いて頂くことができたら,とふと思いました。次の機会には足をお運びください。
蛇足ながら,クジラとイルカの違いは体長だそうです。5メートルより長いものをクジラと呼ぶことを初めて知りました。

いきいきと生きる

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 真っ赤なもみじも少しずつ色あせ,木枯らしに舞っております。季節は冬へと向かっております。地域・保護者の皆様,いかがお過ごしですか。平素は本校教育進展にご理解・ご協力を賜り,誠にありがとうございます。
去る11月21日(土)には,学習発表会を無事終えることが出来ました。皆様から頂戴した大きな拍手と,声援により,子ども達は大きな満足と達成感を得ることが出来ました。本当にありがとうございました。
 さて,子ども達のいきいきと活動できたことの要因を探ってみますと,第一は,「見る人(地域・保護者の方)に,自分の活躍しているところを見てほしい」という気持ちからです。そして,次に「がんばりをほめられたい。認められたい」と思うからです。そして,「みんなが(学級)が一つになってがんばりたい。みんなでやりとげたい。」という気持ちがあったからです。
 これらの気持ちがあの発表につながっていったと思います。それぞれ学年のちがい,個々の得意・不得意があったとしても・・・。
 学習発表会で精一杯活動した学びは,これからの学習や生活の向上につながっていきます。これが,成長であり,学習の成果となります。
 しかし,すべての学習(子ども達の経験や学び)がこのような前向きなものになるよう,学校は考えているのですが,なかなか成果の上がらないこと,上がりにくいこともあります。だから,気長に,こつこつとした努力が必要なのです。毎日の積み重ねが重要になります。

 ある雑誌の中に次のようなことが書いてありました。高齢者のことですが,ちょっと気になったのでご紹介します。
いきいきと生きることができる高齢者の条件に次の3つのことが必要です。
1仲間のいる人。仲間をすぐに作れる人。
2生活のバネになるような「役割」を持っている人。朝,目を覚ました時に,「今日は何をするか」ということを見つけられる人。
3学習意欲に満ちている人。しっかりとした考えを持ちながらも,新しい時代の生き方を吸収するために学び続けている人。
です。
 そのあとに,この3つは「小さい時からの教育の根底に含んでいかなくてはいけないこ とであろう」と,まとめられていました。
 小学生の子ども達を預かっている私が,高齢者のことを書くと随分と飛躍している,的外れと感じられる方もあるかも知れませんが,まさしくこの3つは,子ども達にとっても「生きる力」の基となる事柄です。
 協調性,目的意識,そして,学習意欲(やる気)は人として生きていく上で欠くことができない条件なのです。
 高齢者に対してのことと捉えずに,私なら本校の子ども達に,地域・保護者の方なら,自分の地域やわが子に,置き換えて考えていきたいです。
 今年もあと一月となりました。くれぐれもお身体をご自愛ください。そして,少し早いですが,よいお年をお迎えください。

折り合いをつける

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 今年は紅葉が早いようで,校門脇のサクラが赤く色づいてきました。朝夕がめっきり寒くなり,北国では雪の便りも聞かれます。地域,保護者の皆様,いかがお過ごしですか。くれぐれもお身体,ご自愛ください。平素は本校教育進展にご理解,ご協力を賜り誠にありがとうございます。
 さて,子ども達は10月13日(火)から後期を迎え,新たな気持ちで登校しております。どの子も,学習に,運動にがんばろうという意欲を感じます。朝のあいさつがちょっぴり変わってきました。特に,高学年は学校のリーダーとしての意識が前期より出てきたようです。とてもうれしく思います。
さて,後期に入ってすぐに,ある学年(低学年)の「学級活動」の授業を見る機会がありました。「学級活動」は,「学級や学校の生活づくり」と「日常の生活や学習への適応及び健康安全」の二つの内容に分けられて,それぞれに「話し合い活動」「係活動」「集会活動」を行います。以前は,「学級会」「学級指導」と呼ばれていたことがありますし,そのほうが馴染みがあるかも知れません。
 つまり,「学級会」の話し合い活動の時間を参観したのです。当日の議題は「クラスが楽しくなる係活動を始めよう」でした。提案理由は,後期になって自分たちの学級を楽しくするためにどんな係活動をすることができるのか話し合いたい,というものでした。
その話し合いの中で,季節係・歌係・遊び係・なぞなぞ係・お誕生日係・紙しばい係・絵本係・景品係・プレゼント係・ギネス係の10個の係が提案されました。どの子も自分なりに考えた係です。いったいどうなるのかと見ていました。まず,議長が,「係は6個までにしたいです。7個以上だと,一人しかいない係ができます。いいですか。」と,了解を求めました。全員賛成です。すると,10個の提案から,自分の提案した係が消えるのです。どうなるのでしょう。
子ども達の意見を述べていきます。
・プレゼントと景品は同じだから,合わせたらいい。
・紙しばいと絵本をいっしょにして,両方したらいい。
・季節と歌をいっしょにして,季節の歌係にしてはどうか。
・なぞなぞと遊びを合わせたらいい。
・それにギネスを入れたら,おもしろい。
 このような話し合いの後,子ども達はそれぞれ自分の入りたい係に自分の名札をつけていきました。残念ながら,一人も入ることのない係はなくなります。それも「いいですか」の了解を求めて,みんなの合意のもとに消えました。また,一人しか希望のなかった係は,「代わってもらっていいですか」「いいです。この係にします」これも合意のもとで行われました。そして,結局,「季節」「遊び」「お誕生日」「お話し」「ギネス」という6つの係が決定し,後期の出発を迎えました。
 子ども達は子ども達なりに悩み,よりより解決に努めました。自分の気持ちと,集団(学級の一員)としてどうすることがよいかの折り合いをつけたのです。時には,どうしても納得できずに,話し合いが長引いたり,意固地になったりする場合もあります。指導者にとって助言や支援の迷うところです。しかし,集団の一員として,「学級をよくすること」に振り返らせたいです。

この話し合い活動を参観して,子どもながら「あっぱれ!」と感じました。

前期終了に際して

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秋分の日を境にして,昼間の時間より,夜の時間が少しずつ長くなっていきます。秋はつるべ落としのように,日暮れが早まっていきます。そんな今日この頃,地域・保護者の皆様,いかがお過ごしですか。平素は,本校教育推進にご理解・ご支援を賜り,誠にありがとうございます。
過日,(9月12日)に実施いたしました運動会には,早朝より多数ご来校いただき,子ども達に大きな声援と拍手をいただきました。子ども達も「一生懸命」を合言葉に力いっぱい活動することが出来ました。これもひとえに皆様の応援のお蔭です。いろいろな場面で学校を,そして,子ども達を支えていただきありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
さて,10月9日(金)で前期が終了します。1年生にとっては初めての通知票を手にします。通知票は今回の場合,4月から9月までの前期の学習や生活についての足跡をまとめたものです。通知票の見方については,後日通知票と一緒にお渡しするプリントでご確認ください。
通知票は一定の期間の子ども達の様子を表したものです。もちろん結果も大切ですので,頑張ったところをほめ,成果が十分に表せなかったところや,力が発揮できなかったところについては次の課題として励ます,そんな役割のものとして扱っていただきたいです。ややもすると,数字だけに目がいきがちになり,評定だけで判断してしまうことがあるようですが,あくまでも次へのステップ,もっと伸びよう,もっと自分を高めようというものであってほしいと願います。結果がよかったから「これでいいんだ」という安心感をもつ,よくなかったから,「もうだめだ」と落ち込んだり,劣等感をもったりする,ことにならないよう心掛けたいです。
このことと同様に,4月に実施いたしました全国学力学習状況調査の結果もかえって来ました。京都市の小学生は全国平均よりも高く,一定の成果が見られました。ただ,本校だけで考えますと,昨年・今年と京都市の平均を下回り,残念ながら十分な成果が上がっていないことが分かりました。このことを,学校として真摯に受け止め,今後に生かそうと考えております。まずは学習(勉強)が楽しい,わかることが十分達成できなかったことを申し訳なく思っております。詳しい分析や,今後の取組などについては学校だよりなどでお知らせしたいと思います。
毎年行われている,全国学力学習状況調査についても,通知票についても,その成果や,課題をはっきりさせ,次のステップにつなげることが大切で,そのためのものだと考えています。しかし,その結果を比較し,どこがどこよりよかった,どこより・・・。という,意識になりがちです。学校としては,子ども達が今,どんな学習状況にいるのかをつかみ,そのよりよい解決,そして,学力の向上を願います。調査をする以上,よい結果を求めたいというのはありがちな姿です。そこで,調査の上位や,成果が上がっている学校等について調べてみました。
すると次のような傾向が見られました。いくつかを抜粋します。
・授業(学習)が楽しく,子ども達のいきいきした話し合いが行われている。
・めあて,振り返りなど1時間の学習が確実に定着するような手立てをとっている。(わかる授業が行われている)
・基礎,基本の学習(漢字・計算など)は確実に,徹底的に定着するまで進められえて
 いる。
・学校や,社会のきまりを守ろうとする姿勢や態度が育っている。
・家庭学習は一定の時間必ず実施している。休みの日でも学習している。
・家庭学習においては,自主勉強(自分で課題を考えて実施する自主的なもの)が行わ
れている。
・学習の準備に努めている。(忘れ物はない)
・体調管理に努め,学校を休むことは少ない。(休むことによって学習の遅れなどが生じ
る)
 など,です。これらのポイントについては,本校にも当てはまること(努力していること)もありますし,反対に,まだまだ不十分なこと(努力がたりないこと)もあります。
 学校としてまず,進めなければならないことは「わかる授業・楽しい授業をすすめること,基礎基本の学力を定着すること」です。まずは,それぞれの先生の指導力・授業力の向上を目指していきます。
 また,ご家庭のご協力なしではできにくい家庭学習・体調管理などについては今以上のご理解とご協力を賜りたいと思います。
 ピンチをチャンスに変える,課題を克服し,成果に変える,言葉でいうのは簡単ですが,一歩一歩地道な努力が必要です。どうぞ応援をお願します。

残暑お見舞い申し上げます

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少しずつですが秋の気配が感じられます。今年の夏はいつも以上に猛暑日が続き,熱中症にかかられた方も多いとお聞きします。まだまだ残暑も厳しく,体調も万全ではない方もおられると思います。どうぞご自愛ください。
地域・保護者の皆様におかれましては,子ども達が安全で楽しい夏休みを過ごすことができましたことを心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
さて,8月25日(火)から前期後半が始まりました。子ども達の歓声が学校に,教室に戻ってきました。今年の夏休みは,子ども達にとってどんな夏休みだったでしょうか。
今年の夏休みはこんなことにがんばった,こんな思い出ができた,などの声が聞こえてきます。うれしいことです。そして,このおもいが次の活動に活かされると期待しております。

さて,話題は少し変わるのですが,本校は集団登下校を実施しております。半数以上の児童がバス通学ですし,遠距離を歩く児童もおります。だから,京北町の時から集団登下校です。集団で登下校する場合は高学年がリーダーになり,低学年を間に挟んで歩く姿がよく見られます。高学年が低学年のペースに合わせ,周りの安全を気にしながら歩きます。低学年も高学年のいうことを聞いて,その指示を守っています。しかし,残念ながら,その関係がくずれることがあります。
低学年の言い分・・・速く歩け,ときつく言われる。時には押される。
高学年の言い分・・・じょうだんをして真っすぐ歩いてくれない。注意しても聞いてくれない。などが担任の耳に入ります。当然,両方の言い分を聞きながらも,事故があってはいけませんので指導します。
しかし,高学年が低学年ことを考えて優しくする,低学年は高学年の言うことを素直に聞く,この関係がくずれていることが残念です。
夏休みに実施しました「地域班学習」では,高学年の優しい姿がいっぱい見られました。集団登下校においても,よりよい姿が見られることを期待します。
ご家庭におかれましても,「低学年の子に優しくしているか」「お兄ちゃん,お姉ちゃんのいうことをちゃんと聞きや」などの声かけをしていただけるとありがたいです。低学年の子が,次のリーダーになって,次の子の面倒をみます。じゅんぐりです。そのよりよい関係が続くような関わりをお願いします。
夏休みが終わって,集団登下校も始まりました。登校,下校は学校外のこととは言え,担任は,常に安全を第一として指導しております。どうぞご協力・ご支援をお願いいたします。

暑中お見舞い申し上げます

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暑中お見舞い申し上げます
夏真っ盛り,連日猛暑が続き,熱中症が心配されます。地域・保護者の皆様,いかがお過ごしですか。
本校では,7月23日(水)から夏休みに入りました。しかし,24日(木)・25日(金)・27日(月)・28日(火)と4日間の地域班学習,29日(水)〜31日(金)の4年生「みさきの家」野外活動,そして,水泳指導(メダカ教室)などなどの取組を進めました。
その中で今年も,地域・保護者の皆様のお蔭で,地域班学習を行うことが出来ました。早朝よりそれぞれの公民館での会場準備など大変お世話になり,ありがとうございました。

さて,夏休みなどの長期のお休みでは,いつも以上に子ども達の交流が盛んだと聞いております。だれだれと一緒に遊びに行った,泊りにいった,キャンプをしたなど家族どうしのお付き合いも多いです。子ども達はその中で,自分のおうちの約束だけでなく,他のおうちの約束事やきまりについても学びます。それは,子ども達にとってとても大切な経験となります。
自分の家でも友だちの家でもこれは守らないといけない。自分の家ではこれは許されていたけれど,これはダメなんだ。反対に,友だちの家で許されていたことでも,自分の家ではこれはダメなんだなど,それぞれの違いとともに,どこの家でもダメなものはダメ,という意識を持つのです。
こんな話がありました。
あるおうちに,何人かの子ども達が寄って遊んでいました。そして,遊びが終わって帰る時のことです。ほとんどの子が後片づけをしましたが,その中で片づけることをしない子がいたのです。それを見ていたおうちの人が,注意しました。
私はその話を聞いて,「有難い。うれしい。」と思いました。なかなか他人の子を注意することはできません。しかし,同じように遊んでいて,片づけをしないことを注意してくださったことに感謝します。
おうちによって,子育ての考えや,大切にしておられることはちがうかもしれません。しかし,一般的にしていけないことは,わが子・他人の子を問わずに注意したいです。見て見ぬふり,知らんふりは子どものためにはなりません。

子ども達にとって,きびしく優しい,そして,温かい大人でありたいです。

普段の姿が出てしまいます・・・

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沖縄では梅雨が明けました。九州では,集中豪雨によって土砂災害が起こっております。一日も早く梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。
地域・保護者の皆様には平素より本校教育進展のため,ご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて,6月16日(火)より19日(金)まで,5年生の子ども達は長期宿泊体験学習に参加しました。この活動は,京北3小学校の5年生が「京北の自然・文化・歴史などに触れ,京北のよさを発見し,郷土を愛する気持ちを育てる」などの目的で5年前より実施しております。地域の多くのボランティアや講師の先生のお蔭で,今年も充実した思い出が出来たことをうれしく思います。この活動を支えてくださった多くの方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。
この時期は晴れた日が続くことも少なく,天候によって活動の内容を変更することもあり,子ども達にとっても,指導者にとっても「臨機応変」ということが問われます。時間通り,規則通りできることは大切ですが,相手は自然です。我々人間が思う通りにはいかないのです。その中で,指導者は子ども達にとってよりよい活動を進めてきたつもりです。しかし,子ども達の中には,ご家庭での不自由ない生活を思って,十分満足出来なかったり,愚痴を言ったりすることもあったようです。
このことも宿泊体験の成果です。いかに,それぞれのご家庭で大切にされているかを個々が感じられたということです。テレビもおかしもない,もちろんゲームをすることもない。そんな3泊4日をいつも一緒の京北第一小の友達だけでなく,他校の友達と一緒だったのです。子どもなりに気を配ったり,我慢したりしたと思います。学校だけでは経験できません。きっと,この経験は今後に役立つと信じております。
長期宿泊体験活動に引率し,子ども達の様子を見ておりますと,普段以上に気になったり,これはちょっと,と思ったりしたことがありました。それは特に食事に関することです。
・食べながら歩く。
・足を組んで食べる。
・はしを持ったままお茶を飲む。
・口いっぱいにほおばる。
・つまようじで歯と歯の間をこする。
など,です。
 学校においては給食時はもちろんのこと,いろいろな場において食事のマナーやエチケットについて指導しています。しかし,まだまだ十分ではありません。「食べる」という毎日行われる基本的な生活の中で,周りに不快感を与えない「しつけ」をしていきたいものです。
 大人のくせや習慣を子どもたちがまねしていることはよくみられます。大人が子ども達のよき手本になっているか,どうかを点検しないといけません。
 食事について,気になることを書いてみましたが,ほのぼのと感じたこともありました。水筒のお茶入れの時,ふたを取って「お願いします」と声かけしたり,私の前を横切る時に,「失礼します」と言ったりするなど,うれしく温かい気持ちになったこともお知らせします。
 毎日の生活の中で,誰もが気持ちよくなる経験をいっぱい増やしていきたいものです。
引き続き,学校にご理解とご支援を賜りたいと思います。

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