最新更新日:2020/03/27 | |
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「伸び」を大切にする
先週末は,警報レベルの大雪が降り,京北も一面雪に覆われました。月曜日は,子どもたちは凍った道路に注意しながら登校してきました。この冬は暖冬という説もありますが,そういうわけにもいかないようです。一年で今が最も寒さの厳しい時期を迎えました。インフルエンザや風邪で辛い思いをしている児童もいます。早く元気に回復し,登校できるのを願うとともに,学校では一層の予防と対策をしていきたいと思います。
さて,本校では,子どもたちの健康な体作りと体力増進を目指して,秋までは「おはようマラソン」に,そして冬は「おはようジャンプ」に取り組んでいます。このおはようジャンプにも二通りあり,個人で跳び方の技を磨いたり跳ぶ回数を増やしたりするものと,縦割り班で大縄跳びをするものとがあります。12月から始まったおはようジャンプでの大縄跳びは,1月28日現在で5回行いました。赤白縦割り班8グループが5分間に跳べる回数を増やそうと練習しています。その日によって違いはありますが,どのグループも最初に跳んだ数を上回っています。跳ぶのが苦手な子どもには,グループのお友だちが回っている縄に合わせて「せーのーで!」と声を出して跳ぶタイミングを分かりやすくしたり,高学年の子どもたちが軽く背中をタッチして跳ぶのをアシストしたりする姿が見られます。また,失敗した子にも優しく励ましている姿も見られます。そんな甲斐があって跳べなかった子が跳べるようになったり,みんなが早く跳べるようになったりして記録を伸ばしています。グループによっての多い少ないはありますが,グループ内で記録が増えていることを嬉しく思います。 他と比べるのではなく,前の自分と比べてどうなのかが大切です。以前よりできるようになったこと,以前より成長したこと,つまりその子の(そのグループの)「伸び」を認め,ほめていくことが大切です。また,私たち大人は子どもに「こうしないとだめだよ。」「次からはこうしなさい。」と言いがちです。しかし,そのことで子どもたちが努力し,できるようになったことを認め,ほめているでしょうか。「できて当たり前」と思ってそのままにしていることはないでしょうか。「○○ができるようになったね。よく頑張ったね。嬉しいよ。」と具体的にほめ,こちらの思いも伝えていくことが子どもたちの次のやる気と成長につながると思います。 子どもたちの頑張りを見逃さず,できたことを喜び合いたいと思います。繰り返しになりますが,寒さ厳しき折,皆様どうぞご自愛ください。 |
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