今に生きる鳥獣戯画を作ろう

　子どもたちの目からは，今，目の前の自然が高雄の自然です。でも，その高雄は今から800年前に描かれたといわれる「鳥獣戯画」の動物たちが今も棲んでいます。現に，今日，お猿さんを見かけたと子どもたちから聞きました。
　そして，美しい木々があります。
　高雄には，また歴史があります。そして伝統があります。
　そんな全てを一つのボードに刻むことは難しいので，まず，子どもたちに高雄の自然に目を向けて，その中から、ひとつ、自分が思う高雄の自然の生き物の姿を選んで描きましょう。と伝えました。
　現代版の鳥獣戯画です。
　子どもたちが描いてきた生き物と生き物とを会話していたり，追いかけっこをしていたり，けんかをしていたりするような場面になるように構成していき，一つの絵の物語を作ろうとするものです。
　クスノキの板がどれほどの硬さで，それを彫るのに1年生でできるのか，わからないところもありますが，何かの形で，みんなが参加して一つのものを作ろうとするものです。子どもたちだけで仕上げてしまうかもしれません。けれども，大人の参加もあってよいと思います。教職員も彫刻刀や鑿をもって木を削ろうと思います。ＰＴＡの保護者の方もそんな参加をしていただいたらうれしいです。
　来年の3月には仕上げます。そのために，子どもたちにまず，一つ，描いてくるようにお話しました。「高雄の自然の中で生きているものを描きましょう」と題して，４７種類の題材を書いたプリントをもって帰っていたら，どんなものがあるか一度見てみてください。どうぞよろしくお願いします。

クラブ活動の中 秋を満喫 １１月１２日

　夕日に照らされて紅葉が一段と眩しく輝いています。
月曜日６校時めのクラブ活動です。運動場では，運動クラブがサッカーをしていて，図工クラブがまた，材料の枝を裏山へ取りに来ていました。
　講堂では，卓球部が今日は趣向を変えてバドミントンで練習や対戦をしていました。
　昨日の雨が晴れて，いっそう，子どもたちも秋を満喫しているようでした。

中学校の校長先生の教室 １１月１０日

　「リューロシロホン」をまわすと，コロコロと柔らかい木の音色がします。１１月１０日　午前９時から３階の技術・図工室で「ものづくり教室」を中学校の校長先生にしてもらい，今日は５人の６年生が集まりました。呼びかけで，地域の方にも来ていただいてしどうのお手伝いをしていただきました。
　高雄は木工の町でもあり，昔から，はしご，くらかけ，しょうぎづくりで有名なところです。子どもたちも今日は「ものづくり」に挑戦しました。
　ヤスリで磨き上げた後，キリで穴をあけた箇所に接着剤を付け，そのあと釘を打つのですが，すぐに歪んでしまいます。金づちの使い方は，もち方と姿勢の基本が大切です。何度も失敗しながら，正午にはひとりひとり自分の楽器をつくりあげました。

全校卒業記念写真さつえい １１月９日

　６年生の卒業記念アルバム作成のために，全校児童と教職員が運動場に出て，写真をとりました。曇り空のちょうどよい天気で，こんなふうにみんながそろって写真をとることは一年に一度のことです。どの子もいい顔で写ったかな。

いただきまーす （１） １１月９日

　午後１２時２０分のチャイムが鳴ると，全校一斉に給食時間が始まります。１０分後には給食室の前は，給食当番の人がそれぞれ集まって一時混雑しますが，手順よく次々に「いただきまーす」と，手を合わせ，教室にもっていきます。

いただきまーす （２） １１月９日

　一年生も４月のときから思うと，てきぱきと給食の準備ができるようになりました。
　低学年が給食準備を終わりかけているころ高学年はというと，もうみんなでいただいていました。

今日の給食 １１月８日

　今日の給食の献立は
　　　　　　　　　　　麦ごはん
　　　　　　　　　　　牛乳
　　　　　　　　　　　すきやき風煮
　　　　　　　　　　　ホウレンソウとはくさいのごま煮

　放送室から給食の献立と給食クイズをだしてもらいました。小学校の給食のすきやき風煮は，子どもたちの人気メニューの一つです。おうちでいただくすきやきとは少し違いますが，おいしいですよ。

今日も きらきら なわとび １１月７日

　第３回目のきらきらなわとび　だんだん低学年と高学年のリズムが合ってきました。
リズムがあってくると，この間のキャッチボールと同じで楽しくて飽きないですね。
そして，その間，心が通い合っている気持ちになります。

神護寺貫主さんのお話を聞く ４・５・６年

　１１月６日の午後，神護寺の貫主さんからお話を聞くという会を中学校が主催でもちました。４・５・６年生は，高雄のことを総合的な学習を進めているので，この機会に，いっしょにお話を聞かせていただきました。
　子どもたちには歴史の言葉が聞き慣れなかったかもしれませんが，やさしくおもしろくお話をしていただきました。
　和気清麻呂の姉が広虫（ひろむし）と言われますが，ナイチンゲールやマザーテレサと同じように，孤児を預かったという記録があります。
　弘法大師は立派な僧ですが，京都国立博物館に残されている弘法大師の文字には本当に字を間違い，その上から太く書き直した後があり，「弘法も筆のあやまり」というのはここからきているのです。と，コピーしたものを見せていただきました。

秋の景色に子どもたちの絵も飾られて

　和氣清麻呂の法要が神護寺で行われるので，高雄を訪れました。途中で小学校の家族とお会いしたり，神護寺では地域の方や中学校の先生にも会ったりして，京都大学の上田正昭名誉教授のお話を一緒に聴聞してきました。