最新更新日:2024/04/25 | |
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6月10日(月)朝会
6月10日(月)朝会を行いました。学校長より,話をしました。
今回は,6月を「水無月」と呼ぶことから,お菓子の「みなづき」の話をしました。 貴族は,6月1日に暑気払いに氷を食べたそうです。庶民は高価な氷が食べられなかったので,「みなづき」を食べました。「みなづき」の白い「ういろう」は,氷の代わりだったということです。では,貴族が食べた氷は,どうして作ったのでしょうか?実は,冬の間に,氷室(ひむろ)という所に,氷や雪を集めて,わらでおおって,とけないように,冷蔵庫のようにして,置いてあったのです。そんな氷室が京都には,たくさんあって,御室にも,龍安寺村住吉山(今の住吉大伴神社のあたり)にあったそうです。 貴族しか食べられなかった氷が,今は,誰でも食べられることから,「食べ物を大切にしてほしい。」という話をしました。 また,昔は,夏まで氷が置いておけるほど,涼しかった御室が,今はとても暑い。「地球温暖化」ということが問題になっているから,「エコにチャレンジしてほしい。」ということを伝えました。 |
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