最新更新日:2024/04/24 | |
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伝統を守る方々のおもいに触れて
社会科では「地域の人々が受け継いできたもの」の学習を進めています。
この学習では嵯峨地域の年中行事から,毎年子どもたちが楽しみにしている「お松明」に焦点を絞り,そのお松明と同じ日に上演されている「嵯峨狂言」について深めています。 嵯峨狂言が700年前から受け継がれていることを知った子どもたちは,嵯峨狂言に興味津々。 「どうやって嵯峨狂言は受け継がれてきたのだろう。」「12年間とぎれていた時期があったけれど,だれが復活させたのかな。」と一人一人が調べたいことを考えました。 そして4日(水)は,実際に嵯峨狂言保存会の方とお会いしてお話を聞いたり,嵯峨狂言の体験をしたりと,清凉寺の釈迦堂に社会見学に行きました。 これまでは,下から眺めていた舞台に実際に立たせていただき,子どもたちの喜びは大きいものでした。 その後,なんと鐘や太鼓をたたかせていただいたり,笛をふかしていただいたりと,実際に体験まで。 さらに,お面もつけさせていただき,お面を付けたときの重さや視野の狭さに驚いていました。 最後に,「嵯峨狂言をすることで,地域の嵯峨狂言を守っているという責任感を感じることができている。」というおもいを聞かせていただきました。 自分の地域である「嵯峨」の伝統に触れることができ,さらにその伝統に興味をもつとともに,地域に対する誇りも感じたようです。 今日の見学・体験で,今年のお松明がさらに楽しみになった3年生でした。 |
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