京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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4月24日(水)に参観授業・懇談会が行われます。

3月1日朝会「自分の生き方を見つけるために」

 3月1日の朝会では,ある先生の生き方についてのお話をしました。
52歳になって,ある事情で学校を辞めた時に,「先生」と呼ばれなくなった現実に出会い戸惑ったこと。その不安を解消するためにこの1年間で1000冊の本を読もうと決心したこと。7000冊ほど読んだとき,自分がよく読むジャンルが地域の歴史関係であることに気付いたこと。
 それから,これからの人生を自分の故郷の山科の歴史を調べることに費やしていこうとと決心され,自分の生きる道を見つけることができたというお話をしました。
 読書を続けることで自分の生き方が見つかるなんてすばらしいことであり,今 本を読んでいる子どもたちにはぜひたくさんの本を読んで,自分の生き方を見つけるための力を少しずつ蓄えてほしい。いくつになってもあきらめず自分の生き方を探すことが大切。子どもたちが今続けたり頑張ったりしていることを是非続けてほしいなどと語りかけました。その中で,自分が進む道が見つかるかもしれない。語りかけました。
 1・2年生の子どもたちには少し難しかったかもしれませんが,本当に静かに聞いてくれました。6年生の子どもたちは,中学に行くことを意識してか,大変しっかり聞くことができました。
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羅城門の鬼

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 2月1日の朝会では,「羅城門の鬼」のお話をしました。子どもたちは,始めて聞く鬼のお話に静かに耳を傾けていました。
 そのあと,みんなの心の中にも鬼がいる。意地悪をする鬼,落書きをする鬼,人が悪いことをしていたら,それにのって自分も悪いことをしてしまったり,見て見ぬふりをする鬼など,心の中にいる鬼を退治できればいいですねというお話をしました。
 自分の心にまっすぐに向き合える子どもになってほしいと願っています。
 

研究発表会の成果は?

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 1月22日は,本校の研究発表会でした。
日本各地から総勢180名ほどの方においでいただき,研究1年目の姿を見ていただくことができました。また,文部科学省の教科調査官 水戸部修治先生の特別講演もあり,参観の先生方をはじめ本校の教職員も先生の御講演の内容を聞きもらすまいと,拝聴することができました。
 「ことばの力に気付き,自分のことばで表現しようとする子ども」を研究目標に掲げ「書くこと」の力を高めようと取り組んできました。「書くこと」は「考えること」につながります。人とのコミュニケーションが薄れがちな世の中で言葉を使わなくても生きていけるような環境の中に育つ子どもたち。努力しなくても何でも手に入る世の中に育った子どもたちですが,豊かな言葉を使うことを学ぶことを通して,物やお金では代えることのできない大切な心を育てることができるのではないかと考えています。ここで育った大切な心は,子どもたちの豊かな将来をきっと築いてくれる信じて,来年度も研究を進めていこうと考えています。

あけまして おめでとうございます

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 あけまして おめでとうございます。本校は,1月6日から始まりました。
いつもは,校門に立って子どもたちを迎えるのですが,自転車で一番遠い小金塚方面まで登校の様子を見に行きました。
 見守りの方や保護者の方も初日とはいえ,寒い中を子どもたちのために立って迎えてくださいました。子どもたちも久しぶりに友達に会うのがうれしいのか,いつもより大きな声で挨拶ができました。
 声かけ運動も行われ,PTAの本部役員の方や児童会の子どもたちも校門で 集団登校でくる子どもたちを「おはようございます」という大きな声で迎えました。22年度の幕開けにふさわしい元気な出会いをすることができました。
 新しい年を迎えて子どもたちは,新たな目標を胸に頑張ってくれることと思います。その思いがしぼむことのないように,教職員一同一丸となって取り組みたいと思います。
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見えないものを見ようとする目

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 12月24日 今日は授業の締めくくりの日です。
 今年最後の朝会を行いました。朝会の後の「音羽タイム」に備えて子どもたちは縦割り班で並びました。いつもと並び方が違うので,少々騒がしくなるかなと 思っていたのですが,大変静かに並ぶことができました。そして,静かに聞くことができました。
 4月から「学校をあげて人の話をしっかり聞くことのできる子どもたちに育てようと取り組んできた」取組が実りつつあるのを肌で感じました。

 朝会では,校門に立てた人権の標語の看板に犬のおしっこがかけられていたという話から始めました。この標語の看板が人権標語の看板であり,音羽小学校の子どもたちの人権を大切にしたいという思いで立てられたといることが,伝わらない現実があることを話しました。
 人権の看板には,見えないけれども大切な思いが込められていることを想像することの大切さを話しました。見えないものを見ようとする大切な力を子どもたちには持ってほしいと思います。
 それと同時に,伝わらなければ,自分のことばで丁寧に伝えることも大事だということを話しました。丁寧な言葉,やさしい言葉で心と心がつながるように来年も頑張ることを誓い合って朝会を終わりました。

人権月間に思う

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 12月は,人権月間です。12月1日の今日,人権集会が行われました。
校長として,児童の前での講話をさせていただく機会を得ました。
 人権は一人一人が人間として尊重され,幸福に生きる権利です。
 どこの学校でも起こりうる人権を無視するような行為,例えば落書きや携帯の迷惑メール,いじめなどを例に出して子どもたちの心に語りかけました。「このような行為をされる側,する側,そして 傍観する側 どの立場にあっても人は,幸せにはなれないのです。」と話しかけました。子どもたちの心にどのくらい届いたかは,分かりませんが,このような語りかけを常に学校・地域・家庭から繰り返し行うことが,一人一人の人権を守るきっかけとなっていくのではないかと思っています。
 講話のあと,各学級で作成した人権標語を学級の人権標語に決めた理由も付け加えながら,発表し合いました。どの学級の標語も自分たちの学級で起こった問題や常に話し合って大事にしている学級目標などから考えた言葉が盛り込まれていました。学級で真剣に話し合って作成された大事な標語です。標語にこめられた子どもたちの思いが実現するように教職員一同心して がんばりたいと思っています。

自分に勝つということ

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11月朝会では,「自分に勝つ」というお話をしました。
 
 小学校には1年生の6才から6年生なら11才までの子どもたちがいます。それぞれが,それぞれの人生を生きています。まだまだ,短いけれど精一杯自分の人生を生きている子どもたちに,今まで生きてきて何回か自分に勝つことができた瞬間を思い出してほしいと語りかけました。。

たとえば
 6年生,もうすぐ大文字駅伝の予選会があります。毎日一生懸命練習をしていますが,たまには、走りたくない日もあるでしょう。でも,走ります。それはなぜでしょう。その人には,少し未来の自分が見えているからではないでしょうか。
 朝,眠たくて起きられない日もあるでしょう。でも,病気で無い限り,ほとんどの人たちは,遅れずに学校に来ています。それは,なぜでしょう。遅れてきたら,自分にとって困ることがあります。少し未来の自分が見えている人は,やっぱり時間通り起きて集団登校で行こうと思うのではないでしょうか。
 挨拶の例も出しました。朝起きて,この体育館に集まるまで何人の人に挨拶したでしょうか。また,自分から進んで挨拶できたのは,何回でしょうか。自分から進んで挨拶をするのは,少しの勇気が要ります。でも,それは,少し未来の自分を作るためには,大切なことなのです。
 「自分に勝つ」とは、こんなふうに少し未来の自分に出会うために小さな勇気を持つということです。音羽の子どもたちには,少し未来の自分を想像して自分に恥じない自分の未来に向けて進んでほしいと話しかけました。

 そして,「小さな勇気こそ」という詩を朗読しました。子どもたちは,目を閉じて自分の未来を想像しながら静かに聴いていました。少し未来の自分が想像し,それに向かって小さな1歩を踏み出せる子どもたちに育っていってくれることを願っています。

心が動いた「あいさつ運動」

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 8月25日から28日は,「あいさつ週間」に設定しています。児童会の役員の子どもたちが,胸に 「元気いっぱいあいさつ隊」のたすきをかけて,あいさつ運動を展開しました。
 児童会役員は元気よく,登校してくる子どもたちにあいさつをしています。ところがあいさつの声をかけても あいさつを返してくれない人がいます。そんなとき,返ってこないあいさつに,児童会役員の子どもたちの表情がくもったのを見つけました。
 「あいさつをしているのに,相手があいさつを返してくれなかったとき,どんな感じがしましたか?」とたずねてみました。子どもたちは,「なんかとてもさみしい気がした。」などと答えました。「毎日,登校時や下校時に立ってくださっている方(見守り隊,保護者,先生)も同じ気持ちがしているのではないかな。その気持ち忘れないでね。」と,子どもたちにお願いしました。
 朝の眠たい時間帯や下校時の勉強でつかれた時に,元気よくあいさつをするのはつらいことだと思います。しかし,ここで子どもたちには想像力を働かしてほしいと思います。朝,見守りに立ってくださっている方々は,『自分の仕事や やらなければならないことを後回しにしてきてくださっていること』『私たちの命を守るために立ってくださっていること』など・・・・
 あいさつは,「心と心をつなぐ大事な言葉」と子どもたちには,教えています。児童会役員の子どもたちかが,あいさつ運動を通して,感じた思いを全校児童に発信してほしいと思います。
 子どもたちの力で 音羽小学校を「明るいあいさつの声が響く学校」に していってくれたらと願っています。

夏休み明けの朝会

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8月25日
夏休み明けの朝会です。
 子どもたちが勢ぞろいした体育館で,「目当てを持ってがんばろう」「自分の身は自分で守ろう」というお話をしました。
 「目当てをもってがんばろう」では,ジャマイカのボルト選手や優勝はできなかったけれどもがんばっていた選手たちのことを例に,目当てを持てば最後までがんばることができるという話をしました。「自分の身は自分で守ろう」では,静岡県などの例を出し,日ごろからの備えが被害を最小限にくいとめたという事や,インフルエンザの感染予防として「手洗い・うがいの励行」と「早寝・早起き・朝ごはんの徹底」のお話をしました。
 子どもたちは,久しぶりの友達との再会に笑顔を見せながら,静かに聴くことができました。これから始まる学校生活が実り多いものになることを願っています。

あと、1週間で  夏休みが 終わります・・・

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 暑かった夏が終わろうとしています。元気に咲き誇っていた中庭のひまわりも暑さにやられて勢いがなくなってきました。子どもたちの夏休みは,どんな夏休みだったでしょうか。
 この夏休みの間にも各地では,兵庫県や静岡県で台風や地震で多くの被害が出ています。死傷者も出て,楽しいはずの夏休みが悲しい夏休みになってしまった子どもたちもいます。
 もし,京都にこのような被害が出たらどうしたらよいだろうか,自分たちには被害が無かったけれども,被害にあった人たちに対して自分にできることは無いだろうかなどと考えた子どもたちもいたかもしれません。
 そんな中で京都の夏は,穏やかな夏でした。疏水でのマラソンに汗を流した6年生,自由研究に親子で取り組んだ子,親戚の田舎に行って農業体験や自然体験をしてきた子,家のお手伝いをとてもがんばった子など様々な夏を過ごしたことでしょう。いつもと違う経験は,子どもたちの脳によい刺激を与え活動の意欲を高めます。
 甲子園では,高校球児たちがさわやかで熱い汗を流し,ベルリンでは世界陸上でトップアスリートたちがすばらしい活躍を見せています。そのようなシーンをテレビを通して観戦し,熱い声援を送った子どもたちもいたことでしょう。がんばっている人を見ると心の中に熱い思いがこみ上げてきます。自分もがんばっていこうという気持ちが自然と湧いてきます。
 夏休みはそういった意味でも子どもたちの心に次の成長への栄養を与えてくれるよい期間です。それぞれに有意義な夏を過ごした子どもたちに,その意欲を持続させつつ,まだまだ続く熱い夏を乗り切ってほしいと思います。運動会,学芸会,自然体験旅行(5年生),修学自然旅行(6年生)など目白押しのスケジュールの中で行事に流されるのではなく,常に目的意識を持って自分の目標を見失わないようにしてほしいと思います。
 そのためにも,私たち学校や家庭,地域がスクラムを組んで子どもたち一人一人の思いや願いをしっかり支える存在であり続けたいと思います。今後もご支援,ご協力をよろしくお願いします。


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