京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2014/10/08
本日:count up1
昨日:3
総数:56609
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
平成26年3月31日をもって月輪小学校は閉校致しました。92年間,本当に有難うございました。

10月 月輪だより

10月 月輪だより
 作家の田辺聖子さんが、子育てについて話しておられました。
『「えーとね。うーんとね。」と子どもが話し始めたときに、「忙しいから。」とおしゃべりにストップをかけてしまうと、言葉や思考をどちらに向けていいのかわからへん、という子になってしまいます。「え〜何?落ち着いてしゃべってね。」「○○君があ〜」「うんそれで?」とつきあってあげて、話の内容が分かったときに「あんたの話のおかげでよう分かった。」と言ってあげれば、こんな話でわかるねんな、と伝わる。少しでもいいところがあったら、「そこんとこ面白い〜。あんたの話聞いてたら、目の前に見えるようやった。」と褒めてあげるんです。 そんな風に引っ張ってやると、子どもの顔がパッと明るくなる。自信もつきます。少し褒めるところがあったら、すごく大きく褒めてあげることです。そのときに、仕事の手を休めるのがしんどいと思ったら、「ちょっと待っててね。その話聞きたいから、10分位あとにまたしてね。」と、子どもとの縁、おしゃべりの縁を繋ぐことを大切にしたいですね。 おしゃべりなんか面倒くさいと言う人もいるけれど、その場の雰囲気を逃がすと、生涯取り返せないこともあります。子どもの成長はあっという間ですから、「もう一度」というのがかなわないこともある。できる限りおとなが「うん、それで。」と聞いてあげると、子どもは自分の話すことが期待されていると受け取ります。子どもの言わんとすることを、おとなが先回りしてしまうと、その子の言語能力は引き上がっていきません。例えば、「けんかになって〜」と子どもが言い出したら、それを新聞の見出しだと思うことがコツ。「けんかしたん。それでどうしたん?」とゆっくり丁寧に聞き進めていくのがいいですね。初めから整理して言える子はなかなかいませんから。「あたし泣いてしまったん」「悔しかったん?」「うん」 (悔しくて泣く)と(悲しくて泣く)は全く違いますが、子どもにはまだわかりません。大人が引っ張ってあげて、語彙を増やしてあげるわけです。子どもの口からなかなか言葉が出なくても、それにめげずに付き合ってあげます。そうすると、子どもの中で混乱していた気持ちが自分で整理できるようになっていきます。
 結婚したとき、おっちゃんには子どもが4人いて、一番下が小学3年でした。毎日のおしゃべりが、もうおもしろくておもしろくて。ちゃんと喋れなかった子が、だんだんと語彙を覚えていくのが可愛くて。
 そうやって、何てことない些細なおしゃべりでも、1つ屋根の下でゆっくりゆっくり付き合っていくと、一緒に暮らした年月も厚みのあるものになってくると思います。』
 子どもの心の成長、学力づくりに言葉は不可欠です。毎日の子育ての中で大人も楽しみながら、子どもの言葉を育てていける。そんなコツがわかるお話です。

3年地域学習『月輪まち自慢』 窯元さんを招いて

画像1
 9月16日(水)「地域自慢を見つけよう」をテーマに3年生の総合的な学習の時間に京焼・清水焼の窯元さんの工房を見学しました。そして今回は,9月25日(金)地域の窯元さんに教室までお越しいただき,「作品の作り方」や「作品を作るときの思い」について,お話していただきました。子どもたちも熱心にお話を聞き,質問していました。月輪の地元に根付く日本を代表する伝統文化・工芸に親しみ,学習する中で『月輪まち自慢』の一つにしてくれることを願っています。

泉涌寺夜間コンサートに3校で出演

画像1画像2
 9月23日(水)夕方に泉涌寺夜間コンサートに地元3小学校鼓笛バンドクラブ『メープルキッズ』が出演しました。出演前は少し緊張した面持ちでしたが,月輪小,一橋小,今熊野小3校の子どもたちの息もピッタリ合い,素敵な演奏を聞かせてくれました。先週は敬老会,今後は区民運動会や地域の福祉施設等での出演も予定しています。これからも応援よろしくお願いします!

PTA主催 陶芸教室

画像1画像2
 9月5日,19日の土曜日,2日間に分けて,恒例の陶芸教室を行いました。両日ともに地元の陶芸家の方たちを指導者に迎え,親子で楽しいひと時を過ごすことができました。5日には,器作りをし,19日には,絵付けを行いました。この後は,本校にあります『月輪窯』で陶芸家の皆さんの手で焼き上げていただきます。保護者の方々は,どれも力作ぞろいで,我が家の食器棚に自作のお皿やマイカップが並ぶことを楽しみにしておられます。

環境出前学習実施

画像1画像2
 4年生では,「環境」をテーマにして総合的な学習の時間の取組をすすめています。9月18日(金)KESC交通環境学習チームの環境出前授業を実施しました。「水戸黄門」さまが,現代の車と江戸時代の“かご”を比較したり,自動車会社の方からハイブリッド車や燃料電池車の仕組みや“燃費”のお話をしたりしていただくなど,自動車のエネルギーについて,楽しく,そしてためになるお話を聞かせていただきました。

3年 “地域自慢を見つけよう”

画像1画像2
 3年生の総合的な学習の時間では,“地域自慢を見つけよう”と月輪学区内のいろいろ特色ある地域に出かけています。9月16日(水)には,京焼・清水焼の窯元さんの工房を見学させていただきました。3年生の子どもが立ったまま入れるほどの大きな窯に驚いたり,焼き終わった後の窯の暑さにびっくりしたり,印象深い校外での学習でした。

4年生 月輪消防分団の方にお話を聞いてみよう

画像1画像2画像3
 9月15日(火)消防署の学習に引き続き,4年生では,私たちのくらしを守っていただいている地域の人々の努力について学ぶため,消防分団の方からお話を聞いたり,地域の消防施設を見学したりしました。火災に対する備えを知り,安全なくらしへの関心を一人ひとりの子どもが高めてくれることを願っています。

図書委員会の子どもたちによる人形劇上演

画像1画像2
 9月10日(木)中間休みに図書委員会の子どもたちによる人形劇『じゅげむ』を上演しました。図書委員会のこの活動は毎年おこなっていますが,本年も6月末から中間休みを利用して練習してきました。声の係り,人形の係り,小道具係りなどの役割に分かれ,自分たちの責任をしっかり果たしてくれました。
 本番は,たくさんの子どもたちが見に来て,人形劇を楽しんでくれました。見に来た子どもたちの中から,「おもしろかった!」の声に,図書委員の子どもたちもそれまでの緊張がほぐれ,とてもうれしそうでした。
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
学校行事
4/6 着任式 始業式 入学式

学校だより

学校評価

教員公募

京都市立月輪小学校
〒605-0981
京都市東山区本町通三ノ橋上ル本町十七丁目358
TEL:075-561-4380
FAX:075-531-0083
E-mail: tukinowa-s@edu.city.kyoto.jp