最新更新日:2024/04/25 | |
本日:158
昨日:194 総数:1247231 |
御礼「誇りの式」
泣けました……。
今日ばかりは「泣かないようにしよう」と心に決めていたのに,泣けてきました。自然に涙があふれてくるのを抑えられませんでした。 送る会は中止。卒業証書も代表受領,在校生も来賓もいない,送辞もなし,そして9年生の感謝の歌も取りやめになった卒業式でした。東山開睛館では卒業式は一度きりです。9年間で,たった一度の卒業式がこんな形になったことを,本当に申し訳ないと思っています。それでも「もっとがまんしなければならない日が来ないように,みんなでがまんしようね」と言ってきた私は,卒業生のしたいことを何ひとつ許しませんでした。子どもの気持ちに寄り添えない,ひどい校長です。それでも……9年生は明るく巣立って行ってくれました。「校長先生,ありがとう」と言ってくれた子もいました。少し許された気持ちです。そして感謝でいっぱいです。 わずか30分の誇りの式でした。保護者の皆様におかれましては,物足りないことであったと拝察いたします。ただ,教職員は制約の多い中で,「今できること」「今しかできないこと」を念頭に準備をしてくれました。なにとぞご容赦くださいませ。学年主任が申しておりました通り,子どもたちが学校に顔を見せないのが願いです。「便りのないのが元気な証拠」9年卒業がゴールではありません。立ち止まらずに,大きく一歩が踏み出せるよう,子どもたちの背中を押してやってください。 ご来賓の皆様には,こちらからご案内を差し上げながら,ご臨席を控えていただくようなことになり,誠にすみませんでした。東山開睛館に入学し,9年間を過ごした「純正 開睛っ子」の立派な姿を,皆様にもご覧いただきたかったと心から思っております。いずれ地域を支える人材に育ってくれると信じています。どうか顔を見かけられたら,お祝いと励ましの言葉をかけてやってください。 いい表情の写真がたくさんあります。ご紹介したいところですが,こちらも「また,明日!」でお許しください。 |
|