京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/17
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R6始業は4月8日(月)入学式は4月9日(火)です。

平成27年度修了式を行いました。

 本日をもって今年度の教育活動を終えさせていただきます。
 修了式を行い、一年を振り返りました。
 今年度は「夢の式」「志の式」「誇りの式」という各ステージを
締めくくるセレモニーを行いました。その結果として、本日は1,2,3,5,8
年生が参加する終了式となりました。

 最後のお話では、昨年4月にお約束した3つのことを振り返りました。
・克己…自分に打ち勝ち、学習習慣が身についたか。
・進取…自ら進んで人の役に立とうとしたか。
・礼節…気持ちの良いあいさつができたか。
 そして、人によって態度を変えてはいないか、今一度自分を顧みる機
会にしてほしいと訴えました。

 晴れてよし 曇りてもよし 富士の山
 元の姿は 変わらざりけり

 山岡鉄舟の言葉です。「富士のお山のような立派な人になっていただ
きたい。」とお話をして、今年度を閉じました。
 一年間、誠にありがとうございました。


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明日の下校について

 明日は今年度最後の日、26年度修了式を行います。既に9年生は卒業
し,本日4年生は「夢の式」で,6,7年生は「志の式」で今年度のすべて
の教育課程を修了いたしております。
 よって、明日は1,2,3,5,8年生の修了式となります。終りをきちんと締
めて、次の学年につなげたいと思います。

 さて,明日の下校に関する情報が入りましたので、予めお知らせいた
します。

 明日,子どもたちは11時30分〜50分に下校し出す予定です。東山開睛
館前のバス停からの臨時バスは11時55分からの5分おきの運行となります。

 ところがオバマ大統領夫人であるミシェル・オバマ氏が12時前後に、
清水寺に来られるため,清水五条の東大路通りが混雑する可能性があ
り,バスの運行が大幅に遅れる可能性がございます。交通事情による
ものであり、危険を伴うものではございませんが,帰宅が少し遅れる
可能性がございますので予めお知らせいたします。

志の式を挙行いたしました。

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 夢の式に引き続き、志の式を挙行いたしました。7年生がいよいよ
3rdステージへと進級します。この機会にそれぞれの志を胸に、この
式に臨みました。
 6年生は小学校課程を修了し、小学校の卒業証書をお一人お一人に
手渡させていただきました。おめでとうございます。
 7年から他校へ転出される皆様。お別れとなりましたが、これからの
健闘を心よりお祈りいたしております。

 式辞は次の通りです。

志の式 式辞

 日の光には、その明るさと共に確かなぬくもりを感じ,春の訪れが日一
日と近づいております。この佳き日に、東山開睛館 志の式が、このよ
うに盛大に開催できますことを、心より感謝申し上げます。

本校も開校四年を経て、小中一貫校としての骨
格が整ってまいりました。一年から四年までのファーストステージ、五
年から七年のセカンドステージ、そして八九年のサードステージ、そし
てそれぞれのステージの締めとして、今年度から、夢の式、志の式、そ
して誇りの式として、三つの式典を挙行いたします。
 本日ここに集う児童生徒の皆様は、セカンドステージを終えられる皆
様と、来年度、いよいよセカンドステージの最高学年になられると同時
に、小学校課程もめでたく終了される皆様です。
 本日の式が、児童生徒の皆様にとって、人生の一つの節目として、生
涯の思い出に残る記念日になるようご祈念いたします。

 皆様はこれまで、「大きな夢を持ちなさい」「夢を一杯持ちなさい」
といわれてきたのではないでしょうか。そうです。夢を持つということ
は、生きるめあてを持つということです。
  夢を持てば、その実現に向けて日々努力しようとします。そして、
達成感や成就感が生まれます。これを生きがいというのでしょう。
「おいしいものが食べたい。」「大きなお家に住みたい。」「有名人に
なりたい。」「プロのサッカー選手になりたい。」これらは全て夢と
いえます。けれども、それらの夢は単にその人だけのものであるとも
いえます。
 セカンド・ステージの皆さんにお考えいただきたいことは、さらにそ
の夢の先です。
 それは「何のために夢を実現しようとするのか…」ということです。
「芸能人やプロの選手になって、たくさんの子どもたちに夢や希望を
与えたい。」「おいしいものをたくさん食べて、料理を研究し、人を
喜ばすことのできる料理人になりたい。」「大きなお家を建てて、親
孝行をして、お父さんやお母さんを喜ばせたい。」
 これらは「人のために」という、尊い思いが入っています。そうで
す。これが志なのです。

過日行った誇りの式でも引用しましたが、かの有名なウイリアム・ス
ミス・クラークの言葉に、「少年よ大志を抱け」という言葉がありま
す。
少年よ 大志を抱け!
その後にこう続きます。
お金のためではなく
私欲のためでもなく
名声という空虚な志のためでもなく
人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け
志は私利私欲に基づいてはならない、大義に基づく人としての生き方
を全うするための志を立てることの大切さを説かれたのだと思います。
皆様には、夢を志につなぎ、自らの生き方の柱にしていただきたいの
です。

本日は、七年生が志を語り、六年生はセカンドステージ最後の一年を
迎えるにあたっての決意を述べられます。
志を立てられた七年生の皆様には、本校での残り二年をその実現に向
けて全力で頑張っていただきたいと思います。そして、その頑張りが必ず自らの誇りになります。

そして二年後には、文字通りの「誇りの式」で、自らへの誇りはもちろ
んのこと、友への誇り、国への誇り、そして本校への誇りを持ち、胸を
張って卒業していただきたいと念じます。

もうひとつ皆さんにお願いがあります。それは、本日の人生の節目にあ
たり、感謝の気持ちを持っていただきたいということです。保護者の皆
様は皆さんを慈しみ、来る日も来る日も愛情を注いで育てられました。
その保護者への感謝。そしていつも温かい眼差しでみなさんを励まして
くださっている地域の皆様への感謝。友達や先生方にも感謝の気持ちを
持っていただきたい。一人で大きくなれる人間はいません。多くの方々
のおかげで今日という日を迎えることができたのです。是非今日一日、
素直な心でありがとうを言う感謝の日にしてください。

 七年生保護者の皆様、本日はセカンドステージの修了、誠におめでと
うございます。早いもので開校した時にみさきの家に行ったこの子た
ちが間もなく八年生になられます。人間として生きることのありがた
さ、尊さを感じながら、さらに逞しく成長してくれることをお祈りい
たしますと共に、これからもご家庭と共に、見守ってまいる所存です。
 六年生の保護者の皆様。本日をもって小学校課程を修了いたします。
小学校課程の修了誠におめでとうございます。こころよりお祝い申し
上げます。
中には、三月を限りに本校から転出されるお子たちもおられます。こ
れからのご活躍をご期待申し上げます。
 そして、本校中学校課程に進まれるお子達には、七年生が残してく
れた足跡をたどりながら、さらにその先へと進んでくれることを期待
しています。どうぞこれからの三年間、今までに増しての本校教育に
対するご支援とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。
結びになりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともご多用の中、
多数ご臨席を賜わり、誠にありがとうございます。子どもたちが本
日この日を迎えられますのも、皆様方がそれぞれのお立場からご支
援くださいました賜と、心より感謝申し上げます。今後も子どもた
ちを見守り、共に育んでいただきますようよろしくお願い申し上げ
ます。
   
平成二十六年三月十九日
        東山開睛館 校長  初田幸隆

夢の式を行いました。

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 本日は所謂1/2成人式に当たる「夢の式」を挙行いたしました。
 本校は1st,2nd,3rdの3津のステージからなる小中一貫校です。今年度
より、その3ステージを子どもたちに意識させる取組を進めてまいりまし
た。今年度の締めに当たり、4年生の子どもたちが2ndステージに進むに
際しての決意を、自らの夢と関連付けながら大きな声で発表してくれま
した。
 立派に成長した姿を見て,こころからうれしく思います。保護者の皆
様ご来賓の皆様、ご参列いただきましてありがとうございました。

 次のような式辞を述べさせていただきました。

式  辞

 厳しい冬を耐えて後、春の訪れを待ちわびたかの
ように、小鳥はさえずり、鴨川に遊ぶ水鳥の姿も、
楽しそうに目に映ります。

本日、多数のご来賓並びに保護者の皆様方にご
臨席を賜り、東山開睛館初の「夢の式」が、このように盛大に開催できま
したこと、心よりお慶びと感謝を申し上げます。

ただ今、九十五名の四年生が「誓いの言葉」を力
強く述べました。そして、それを受けて三年生が決意を込めたメッセージ
伝えてくれました。
 四年生の皆様、ファーストステージの修了、誠におめでとうございます。
皆様はこのファーストステージで、多くを学ばれました。その学ばれたこ
との多くは、これからの長い人生で必ず役に立つ、皆様にとってかけがえ
のない、人間としての基礎基本であります。
 皆様は間もなく思春期と呼ばれる成長の段階に入って行かれます。今ま
で、大人の言うことを素直に聞けていたのに、自分というものを意識し出
し、自分と他人とは違うのだということを主張し始めます。
 授業の様子を見ていても、そのことはよくわかります。二週間前に皆様
に「基本形を大切にしよう」とお話しましたね。人間には、どうしても必
要となる基礎的基本的なものがあります。いくら立派な家を建てても、基
礎基本がしっかりしていなければ倒れてしまいます。だから皆さんには
「基本形」ということを言い続けてきました。
 気持ちの良いあいさつをすること、次の人のためにトイレのスリッパは
揃えておくこと、授業では背筋を伸ばして学ぼうとする姿勢を見せること、
何かしていただいたら「ありがとうございます」ということ。これらは
全て人間としての基本形です。
 そして、本日の式が「夢の式」というように、生まれてからこれまで
の十年間でもった夢を、ここで自分の人生のすすむ「めあて」言い換え
れば目標にしていただきたいと思います。
これからはじまるセカンドステージでは、その夢を実現するために、努力
してほしいのです。そして、その夢を実現することと、夢をかなえる時
に人のためにどう役立てるのかという「夢を志に高める」三年にしてい
ただきたいと切に願います。
パナソニックという会社を御存じでしょうか。冷蔵庫やパソコンなどの
電気製品を作って販売されている日本でも有数の会社です。その会社を
つくられた松下幸之助という方がおられます。もう亡くなりましたが、
この方は小学校を卒業すると自転車屋さんに丁稚奉公されました。やが
て電球を作る会社を自分で立ち上げられます。
安くて長持ちのする電球をつくって、日本中の夜を明るくしたい、そう
すればたくさんの人々が、夜も豊かな生活ができるに違いないと考え
られたのです。
この松下幸之助さんは、企業は金儲けにばかり走っているようにみら
れるが、企業はたくさんの社員を国からお預かりしている。だから給
料も払い、社員を幸せにしなければならない。けれど企業は金儲けの
ためにあるのではない、豊かな社会をつくり、この国に貢献するため
にあるのだとおっしゃっていました。
「お金持ちになりたい。」これも立派な夢です。
けれど、そのお金を何に使うのかによって人間の値打ちが決まるので
す。
 セカンドステージでは、皆さんお一人お一人が、人のためにどのよ
うに役立つのか、役立つことのできる人間になるために何をどのよう
に学ぶのか、そのことを考えていただきたいのです。それが皆さんの
夢と一つになった時に志が芽生えます。
 七年生はこの後の「志の式」でその志を語ってくれます。
 三年二年一年生の皆さん。皆さんは四年生のお兄さんやお姉さんに
いろんなことを教えてもらったりお世話をして頂いたりしてきました
ね。その姿を見習って、いっぱいの夢をつくってくださいね。今日で
この学年は終わりますが、四月からもう一つ上の学年に進みます。新
しく入学してくる一年生の事も宜しくお願いします。

さて、お子たちの晴れ姿に感慨ひとしおの保護者の皆様、長くもあり
短くもあった四年間のファーストステージを終えられ、今日を迎えら
れましたこと、誠におめでとうございます。開校一年目、初めての入
学生がこの子たちです。この四年間でお子たちは随分成長され、間も
なく悩める思春期に入っていかれます。この時期はよくハンドルのな
い自動車に例えられます。エンジンはよく動くのですがコントロール
がじゅうぶんにできない。一見しっかりしているようで、強がりを言
ったり、人の話を聞こうとしなかったりします。大きな事故を起こさ
ないようにハンドルがつくまでの間、学校と家庭が手を結びあってが
っちりとガードレールの役割をしていきたいと思います。ご家庭では
一層、親子のコミュニケーション、心の絆を大切にされ、子どもたち
を温かく支えてくださいますようお願いいたします。 

結びになりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともご多忙の中、多
数ご臨席を賜わり、誠にありがとうございます。子どもたちが本日を
迎えられますのも、皆様方がそれぞれの立場からご支援くださいまし
た賜と、心より感謝申し上げます。今後も子どもたちを見守り、育て
ていただきますようよろしくお願い申し上げます。
 
これから始まるセカンドステージの三年間、そしてその後続くサード
ステージの二年間、併せてこれからの五年間のご健闘を期待し、式辞
といたします。

   
平成二十七年三月十九日
        
東山開睛館 校長  初田幸隆

夢と志の式が挙行されます。

 
 本日、夢の式と志の式が執り行われます。4年生の皆様、1stステージ
終了おめでとうございます。
 7年生の皆様、2ndステージの修了、おめでとうございます。

 そして6年生の皆様、小学校課程の修了です。いよいよ中学生になられ
ます。心よりお喜び申し上げます。

 保護者や地域の皆様には多数ご臨席いただきますよう、よろしくお願
い申し上げます。

4年マラソン大会

(頼もしく,大きくなったなあ)
 4年生の走る姿を見て,この言葉がすぐに浮かびました。
 もうすぐファーストステージを締めくくる「夢の式」の主役だけのことはあります。

 早朝から,たくさんの保護者の皆様,応援ありがとうございました。
 
 19日の「夢の式」もどうぞよろしくお願いします。
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4年 マラソン大会について

 おはようございます。気持ちの良い朝をむかえることができました。
 本日予定しております「4年マラソン大会」は予定通りに行います。
 1,2時間目です。

 保護者のみなさま,お時間がゆるせましたら応援をよろしくお願いします。

後期学校評価結果

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後期学校評価結果を掲載。
配布文書の欄に掲載しましたので,ご覧ください。

2月上旬に実施した,26年度の後期学校評価。保護者の方のご協力と児童生徒,教職員で行いました。年々,協力いただける保護者の方が増え,たいへんうれしく思っています。また,今回の結果,保護者の各項目におけるニーズ度があがったり,保護者の実現度は教職員とおなじような結果となったり,家庭と学校の視点が重なり合ってきていることが判明しました。また,学校の取組に関して,あたたかいお言葉や厳しいご指摘などいただく機会となり,本校の取組に対する配信の仕方や児童生徒への関わり方,本校の取組の方法など,見つめなおす機会もいただきました。ありがとうございました。
この結果を踏まえ,学校運営協議会の理事の方々にも分析いただき,今後の取組の指針を確かめ合いました。概ね評価いただいているところですが,27年度に向けてますますよりよい展開をしていきたいと考えています。

ご卒業おめでとうございます

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 本日は第4回東山開睛館卒業証書授与式を挙行いたしました。多数の
ご来賓ならびに保護者の皆様にご臨席いただき、誠にありがとうござい
ました。
 昼からは諸事情により、午前中の式に出席できなかった生徒に対しての
卒業式も行いました。
 98名の生徒が、立派に卒業してくれたこと、涙溢れる感動的な卒業式を
挙げることができたことを,教職員一同喜んでおります。

 以下、式辞の内容を掲載いたします。

 東山の峰々を渡る風にもさわやかな春の訪れと、命の芽生えを感じるこ
のよき日に、多数のご来賓の方々、保護者の皆様方にご臨席を賜り、東山
開睛館第四回卒業式 誇りの式が、かくも盛大に開催できますことに、心
より感謝致しますとともに、ご卒業されます卒業生の皆様、そして保護者
の皆様方に、心よりお慶び申し上げます。

 ただ今、九十九名に卒業証書を授与致しました。振り返れば、皆さまは、
六年生になる時に、開校したてのこの東山開睛館へと進まれ、この東山開
睛館の礎を築いてこられました。
 そして、皆様は小学校から中学校へと小中一貫を身を持って体験された
初めての卒業生であります。本日のご卒業を心よりお慶び申し上げます。

 皆様はわが校が責任と誇りを持って世に送り出す生徒であります。思春
期前期の多感な時期に統合を迎え、中にはその環境に馴染めず苦しんだ方
も少なからずおられたのではないかと察します。小学六年生と言う、普通
の小学校での最高学年。全校のリーダーとして活躍される正しくその時に、
最高学年は九年生である、という、何とも言えない複雑な環境が待ち受け
ていました。
 そのような中、流れゆく時間は確実に皆様を逞しく成長させました。今
年度は立派に我が校のリーダーとしての務めを果たされ、それぞれの進路
に向かって歩を進められます。皆様方との別れは誠に寂しく万感胸に迫る
ものがあります。
 さて、本校は、三つのステージを「夢」「志」「誇り」のキーワードで
つなぐ学校です。あのスターウォーズの監督で有名なスティーブンスピル
バーグ氏は次のようにおっしゃっています。
僕は夜に夢を見るんじゃない。
一日中夢を見ているんだ。
生きる糧として夢を見ている。
 まさに夢を見るということは生きる糧、原動力です。夢をかなえること
は容易ではありませんが、夢なくして人生の向かう方向は定められません。
「お金持ちになること」そんな夢でもかまいません。けれどそのお金を何
に使おうと考えるのか、その「何のために。」が志につながるのです。
 有名なウイリアム・スミス・クラークの言葉に、「少年よ大志を抱け」
という言葉があります。
少年よ 大志を抱け!
その後にこう続きます。
お金のためではなく
私欲のためでもなく
名声という空虚な志のためでもなく
人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け
 志は私利私欲に基づいてはならない、大義に基づく人としての生き方
を全うするための志を立てることの大切さを説かれたのだと思います。
 皆様には、夢を志につなぎ、自らの生き方の柱にしていただきたいの
です。
 そして、皆さんが生徒会のテーマとされた「誇り」。志を掲げ、その
実現に向けて努力すれば、必ずや自らを、仲間を、故郷を、そして母校
を誇りに思う、そのような感情が出てくるにちがいありません。
 これからの長い人生において、共に学び共に過ごした仲間やこの学校を
誇りに思えるかどうかは、これからの皆様の生き方次第であるといえます。
精一杯生き抜くことなしに、自らの人生に誇りはないからです。
 このように、夢をもち、志に高め、誇り高き人生を歩む。これは正に皆
様が東山探究で学ばれたと同じ、人生の探究活動そのものであります。
 ロシアの小説家 ドストエフスキーは次のように述べています。
コロンブスが幸福であったのは、
彼がアメリカを発見した時ではなく、
それを発見しつつあった時である。
幸福とは生活の絶え間なき
永遠の探究にあるのであって
断じて発見にあるのではない

 皆様お一人お一人が、自らの目標に向かって果敢に挑戦され、社会で
大いに活躍されんことを心よりお祈りいたしております。

 さて、子どもたちの晴れ姿に感慨ひとしおの保護者の皆様、長くもあ
り短くもあった九年間の義務教育を終えられ、今日を迎えられましたこ
と、誠におめでとうございます。こころよりお祝い申し上げます。本校
での四年間の学びを終え、いよいよ次のステージへとすすまれます。本
校開校時は小学生であったお子たち、当時、教職員にとりましては生徒
や保護者の皆様方のお顔とお名前を覚えるところからのスタートでござ
いました。誠に至らぬ点もあったかと存じます。ご卒業後も時には良き
相談相手として、ご支援をさせていただきたく存じます。
 また、ご家庭におかれましても、なお一層、親子のコミュニケーション
、心の絆を大切にされ、子どもたちを温かく支え励ましていただきますと
共に、引き続き、本校に対するご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びになりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともご多忙の中、多
数ご臨席を賜わり、誠にありがとうございます。子どもたちが逞しく巣
立っていくことができますのも、皆様方がそれぞれのお立場からご支援
とご協力をいただきました賜と、心より感謝申し上げます。これからも
地域で生きていく卒業生を、地域の、そしてみなの宝と思い、今後とも
温かく見守り、励ましていただきますようよろしくお願い申し上げます。
 
 卒業生の皆さん。卒業は新しい旅立ちです。皆さんのご活躍をご期待
いたしますと共に、大いなる前途を祝して、式辞といたします。
  
平成二十七年三月十三日        
東山開睛館 校長  初田 幸隆


 

卒業式を挙行します

 本日10時より、本校アリーナにて第四回卒業式「誇りの式」を挙行い
たします。
 本校での4年の学びを終えた98名の生徒諸君がめでたく卒業されます。
保護者の皆様、誠におめでとうございます。ぜひご来臨いただき、お子達
の晴れ姿を共にお祝いくださいませ。
 子どもたちにとって、一生思い出に残る、誇り高き式となりますことを
教職員一同、ご期待いたします。
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