京都市立学校・幼稚園
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4月25日(木)〜5月2日(火)は家庭訪問(1・7年)個人懇談(他の学年)です。よろしくお願いいたします。

学力向上には何が有効か

 文部科学省による,全国学力・学習状況調査の19年度→20年度にかけての変化からみる全国レベルの分析結果によると,次のような取組が有効にはたらいているとしています。
1低学力層を減らした取組
・長期休業期間を利用した補充的な学習指導
・書く習慣,読む習慣を身につけさせる授業
2高学力層を増やした取組
・地域の人が自由に授業を参観するなど学校公開日を設置
・職場見学や職場体験活動
3低学力層を減らし高学力層を増やした取組
・学校図書館を利用した授業
・放課後を活用した補充的な学習サポート
・博物館や科学館,図書館を利用した学習

 読み書きの習慣化や学校図書館の利用等が有効に働いていること。上位層には職場体験等が学習意欲の喚起につながることなどが,改めて確認されたといえます。
 注意すべきは補充的な学習の場の設定が有効にはたらいているとはいえ,あくまでも授業そのもので勝負するという意識を強く持つ必要があること,加えて学習のサポート体制をどのように組織として構築するかが問われているといえます。
 東山開睛館ではメディアセンター(図書室・コンピュータールーム)の有効活用を視野に入れた授業改善を進めてまいりたいと考えています。

ごあいさつ

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 昨年度,教育委員会指導部内に本室が設置されてから,7校(白川小・新道小・六原小・清水小・東山小・洛東中・弥栄中)の教職員と共に,どのような教育を進めていくのかという教育内容についての準備を進めてまいりました。
 これからの時代は,高度経済成長時代とは大きく異なり、普遍的な人権文化の構築など,「物質の豊かさ」から「心の豊かさ」を求める真の民主主義社会の成熟に関わる時代となります。
 このような社会では,今までのように学歴や学校歴だけがものをいうのではなく、まさに個々人の資質や能力だけではなく、主体的に学び続ける意欲や態度,さらには何のために学び,働き,生きるのかという「生き方」そのものを育むことが求められます。
 これらの諸能力や意欲・態度等を育むためには,7校が共にかかえる少子化の問題の解決を図り,まさに「学校を守る」という視点を超えて、「子どもたちの教育環境を守る」という視点が大切です。
 通学区域の拡大や敷地の問題等、様々な課題を乗り越えてでも、今この時に地域や保護者の皆様方が力を合わせられ、東山開睛館の開校に向け大きな一歩を踏み出されたこと、さらにその実現に向け不断に御尽力いただいておりますことに、今更ながら「先見の明」と「大いなる志」を感じるとともに、私どもの職責の重さを痛感する次第です。
 子どもたち一人一人の人格の形成を目指すと共に,我が国,そして社会の一員として求められる資質や能力の育成を目指す,という義務教育の原点に立ち返えった教育実践と共に,子どもたちを中心にすえた,地域をあげてのスクール・コミュニティの創造を皆様方と共にすすめ,児童・生徒の姿を通して,地域に愛され,世界に誇れる学校づくりをめざします。どうぞ力強いご支援,ご協力を賜りますと共に,来春4月開校後は東山開睛館の運営にも積極的にご参画いただき,共に次代を創り地域を担う子どもたちを育ててまいりたいと存じます。
                                
                               平成22年8月25日
                    
          京都市教育委員会 
          開睛小中学校教育企画推進室 室長 初田幸隆

教育目標

■教育の目的

 「共に学び共に創り,夢に挑戦し,未来を切り拓く力の育成」をめざします。

■目指す子ども像(各ステージの具体的なイメージ)

★ファース・トステージ(1〜4年生)
 ◇やればできるという自信あふれる子ども
 ◇いけないことを「いけない!」といえる子ども
 ◇自分大好き,友だち大好き,なかよく遊ぶ子ども

★セカンド・ステージ(5〜7年生)
 ◇わからないことを克服しようと努力する子ども
 ◇下級生を思いやり見守る子ども
 ◇協力してやり遂げる子ども

★サード・ステージ(8,9年生)
 ◇挑戦的に学ぶ姿  
 ◇卑怯を許さない姿  
 ◇つながりを喜びとする姿  
          の各段階,それぞれ3つの姿の実現をめざします。

 子どもたちが生きる社会には,地球的規模の環境問題や経済問題,またそれらに起因する新たな人権上の課題も含め,人類共通の喫緊の課題が山積しています。また,現在の社会は情報化,国際化等が急激に進む社会であり,知識基盤型社会とも言われています。
 これらのことから,社会に求められる知識や技能はもとより,課題発見能力や課題解決能力など,様々な社会の変化に対応できる能力や,社会の中で人とのつながりながら建設的に自らの役割を遂行する市民性の育成が重要な教育課題といえます。
 東山開睛館では,身のまわりの様々な課題を自らの問題として捉えさせ,様々な活動を通して,課題に対する認識や感性を深めながら解決への道筋を展望させます。また,日本のみならず世界に貢献できる人間としての夢や高い志を育て,人生の各段階を生き切るために自らを高め続けようとする態度や,健康,体力を培います。


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学校行事
4/1 初登校 開校式練習(新2〜9年生,転入生は除く)
4/4 開校式リハーサル
4/5 開校式
4/6 始業式(新1年生と7年生をのぞく)  教科書配布等
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