最新更新日:2014/10/17 | |
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貞教小学校の伝統「脈々と引き継がれた健康教育」
貞教小学校は,明治2年11月11日に下京第二十九番組小学校として開校しました。
平成14年度の統合を迎えるまで,実に133年という歴史と伝統を有した学校です。記念誌の中には,数多くの実践や顕著な取組が紹介されています。その中に,「健康教育」の推進が,今日の東山小学校に脈々と引き継がれていることがうかがえます。 記念誌には,戦後より都心部の学校において児童の体力低下等を憂い,終戦直後から地域・保護者の熱心な環境整備や一丸となった取り組みがなされたと記されています。 また,貞教小学校の学校教育目標の中に「たくましい子どもの育成」を掲げ,心身ともにたくましい児童の育成を目指したことが記されています。東山小学校の目指す子ども像には,今も「たくましい子」の育成が示され,半世紀以上にわたって目指し続けている取り組みです。 そのような取組実践は,体位の向上はもとより精神面の充実も見られ,その成果が認められ,昭和36年11月には,「健康優良校京都府特選」その翌年には,「健康優良校京都府代表」の栄誉に輝きました。また,並行して,「よい歯」への取組も学校歯科医の先生の助言をいただきながら熱心に行われました。昭和36年には,「全日本よい歯の学校」の表彰を受けるに至り,15年間連続の受賞という輝かしい実績があります。以来,今日においてもその精神は引き継がれ,平成18年度には全国学校歯科保健の優良校として,また,京都府歯科医師会より,平成14年度から6年連続しての優秀賞を受賞するに至っています。 (写真の1枚は,昭和31年6月4日:虫歯予防デーの歯磨き訓練の様子。もう1枚は,全日本学校歯科保健優良校表彰) |
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