最新更新日:2024/03/28 | |
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自分で自分の〇つけをする
市原野小学校では,折にふれ「自分で自分の〇つけをしよう」という言葉を子どもたちに伝えています。これは,子どもたちが自ら判断し,自分で立てた規範に従って行動できること,そして自分のことは自分で行うことができるようにと願っての言葉です。いわゆる「自律」を意味するのですが,子どもたちにはできるだけわかりやすい言葉にして伝え,考えさせていけたらと思っています。
さて, 今週から,中間休みと昼休み,放課後に,コンピュータ室の開放を始めました。使っていいのは「タブレットドリル」と「タイピング練習」だけです。休み時間ですので,指導者のだれかが常駐しているわけではありませんが,時折,後ろからそっと様子を見に行くことは心がけています。以前は「ひょっとしたら違う使い方をする子がいるのではないだろうか」と心配したこともあったのですが,思い切って子どもたちに任せています。今のところ使い方がよい状況です。後片付けもきちんとしています。また,満席になっていても,お互いにゆずり合っている様子がみられます。 昼休みのダンスタイムは,大人がコンピュータを操作し「3曲限定」で楽曲を流しています。先日,体育科学習参観にむけてダンスの練習をしたいという声がありましたので,「3曲」流した後は,練習用に楽曲の入っているコンピュータを子どもが使ってよいことにしました。 だれも見ていないわけですからコンピュータで楽しい動画を検索して見たり,体育館で違う曲を流したりすることは簡単にできるのですが,そのような使い方する子どもは誰一人としていません。その姿は,ルールやマナーを守って使うことは「楽しいこと」「心地よいこと」を当然のように理解し,行動できている様子としてとらえることができます。 ひょっとしたら,判断を間違えて失敗したり人に迷惑をかけたりすることがこれからあるかもしれませんが,そのときには「自分で(自分の行動を)〇つけしたら,どう思いますか」「つぎはどうしたらいいと思いますか」といった言葉がけも大切にし,子ども自身が「考える」ことを大切にした上で,次の行動に期待しつつ見守りたいと思っています。 「自分で自分の〇つけをする」ことで,よりよい学校生活が送れること,そしてもっともっと笑顔あふれる楽しい市原野小学校になっていくことを期待しています。 (写真は,昼休みにダンスの自主練習をする子どもたちの様子です) |
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