京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/15
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児童生徒会による能登半島地震支援募金活動へのたくさんのご協力、ありがとうございました!

2月1日(金)バフンウニの受精実験

 バフンウニの受精は9年生の6月ごろに扱いますが,受精実験を行うには時期が合いません。そのために,京都大原学院では1月に実施しています。8年・9年を中心に授業を行い,発生の過程を観察していきます。
 今年も,越前松原水族園からバフンウニを送っていただきました。一人一実験で進めるので,雄雌の違いがおおむね判断できますが,三角フラスコに入れた海水に白い精子の5本の流れが落ちるか,黄色い卵子が塊になりながらもほぐれて落ちていくかは,KClの水溶液をアリストテレスの提灯を取り除いた体内に,入れてみないとわかりません。卵子と精子をホールスライドガラスの中で混ぜます。受精膜が上がるのを見たいのですが,上がった後を見ていることが多く,でも膜が上がった受精卵を見て生徒は歓声を上げます。2細胞期への卵割を時間をかけて観察し感動した,担当教員が大学生の頃の臨海実習を思い出しながら,京都大原学院の実験室で発生実験を行っています。
 写真は9年生で,8年生でも観察しているので2回目です。顕微鏡操作もスムーズに行い高倍率の観察もしっかりと行います。写真は,胞胚のもので体表にしなやかで細い透明な繊毛がたくさん見られます。孵化後,泳ぎ回り,原腸の腔も見られます。以前は,プルテウス幼生まで発生が進んだが,今年もそれまでは育てたいと思います。そして,福井県の海に子供たちと放ちにいきたいと思います。大原の川も水もいずれは海に流れます。水系という考え方をもち,広く見ることができる人に育ってほしいと思います。また,命に関わる実験ですから,命の尊さについてもじっくりと考えて,自分なりの考えをもってほしいと思います。


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2月1日(金)小規模保育施設「小野山わらんべ」節分の会

 2月1日(金)小規模保育施設「小野山わらんべ」で節分の会がありました。「小野山わらんべ」は同じ施設内にあり,卒園して本校に入学する園児も多く,いつも顔の見える関係の中で学院生と交流しています。
 本校の教頭が扮した赤鬼が金棒を持って登場すると,驚く園児,泣き出す園児などみんなびっくりしていました。「みんなで心の鬼を追い出しましょう。」の挨拶の後,園児たちは「鬼は外,福は内」と掛け声に合わせて,豆を的の箱の中に投げ入れました。みんな頑張って豆を的の箱の中に入れることができました。
 その後は,赤鬼さんは園児と先生で「鬼のパンツ」のダンスを元気に踊りました。仲よくなった赤鬼と園児,最後に笑顔で記念撮影をしました。このような楽しいイベントが施設内で行われるのも京都大原学院ならではです。京都大原学院は0歳から15歳までの学び舎,子育てセンターとしての役割を担っています。これからも学院生と園児たち,そして教職員同士が,同じ施設内で顔の見える関係を大切にして,温かい交流を進めていきたいと思います。


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1月31日(木)今日の給食

☆☆☆今日の献立☆☆☆
ご飯(大原産米)
牛肉のしぐれ煮
大根葉の炒め物
芋ぜんざい
牛乳

 今日は一年に一度の「大原産米」の自校炊飯の日です。大原地域の方が大原の田んぼで育てられたお米をいただきました。「京都大原学院の学院生に大原のお米の味を味わってほしい。」「大原地域の農業に目を向けてほしい。」「将来,大原で農業をする人が一人でも増えてほしい。」など,大原の思いが詰まったお米です。
 家庭科の調理室で,クラスごとに炊飯器で炊きました。毎年,大好評で給食の基準量より,2割以上多い量を炊きましたが「おいしすぎて少なく思った。」と,どの学級も残さず食べました。「炊飯器のふたを開けたら湯気がホカホカしていた。」「給食で温かいご飯が食べられてうれしい。」「おいしいし,もっと食べたい。」などの学院生の声が聞けました。前期ブロック・中期ブロックは交流給食で楽しくいっぱい食べました。おいしいお米をありがとうございました。


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1月26日(土)「第4回小中一貫教育小規模校全国サミットin大原」4

 本サミットの講評を奈良教育大学教職大学院教授 小柳和喜雄先生にしていただきました。「これからも,さらに小規模小中一貫教育を豊かにして広げていくことが大切です。」という示唆をいただきました。最後に,奈良市田原小中学校の校長先生より共同宣言がなされました。続いて,新潟県十日町市立まつのやま学園の校長先生より来年度「第5回小中一貫教育小規模校全国サミットin十日町」が開催されることの挨拶がありました。今回のサミットでは,全国からの参加者が小規模校における小中一貫教育のよさやこれからの可能性,つながりを強く感じられたことと思います。そして,京都大原学院の地域と共に取り組む取組を披露できたことに感謝し,これからも更なる挑戦を続けていきたいと思います。
 今回サミット開催でも,地域や保護者のみなさまには,朝早くから会場準備,雪かき,駐車場案内,受付,美味しいいお弁当の提供,後片付けなど本当にお世話になりました。ご支援本当にありがとうございました。



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1月26日(土)「第4回小中一貫教育小規模校全国サミットin大原」3

 分科会に分かれての実践報告と協議では,A分科会「交流を通して価値観を広げる取組」B分科会「地域の文化に根ざしたキャリア教育」C分科会「9年間の学びをささえる学力向上に向けた指導法の工夫」について,それぞれの分科会では国立教育政策研究所名誉所員の小松郁夫先生,奈良教育大学教職大学院教授の小柳和喜雄先生,奈良教育大学教授の赤沢早人先生が指導助言に入っていただき,それぞれのテーマで実践報告が行われ,その後の各分科会で活発な話し合いが行われました。
 「交流で他の地域を知ることで,更に自分の地域を深く知ることにつながります。」「縦割り活動での交流は,各校の実態に合わせて柔軟取り入れたい。」「学校教育目標と照らし合わせて,地域を巻き込んでカリキュラムを作っていきたい。」「学力向上には,小規模校のよさである一人一人を丁寧に見て,きめ細やかに支援していくことが重要である。」「小中一貫教育の中で小中の教員の専門性をいかすことで学力向上につながる。」などの意見が出て,参加者は積極的に話し合っておられました。 
 その後,京都大原学院でもお世話になっている国立教育政策研究所名誉所員 「日本義務教育学会」会長 京都大学特任教授の小松郁夫先生より「新学習指導要領を生かす小中一貫小規模校の教育」と題した講演が行われました。新学習指導要領の趣旨を未来を見据えて受け止めること,Society5.0で実現する未来社会を意識すること,地域と共に新しい義務教育をつくること,クロス・カリキュラムの編成をすること,小学校と中学校の接続に就学前を追加する新しい学びの段階を設定すること。そして,小中一貫教育小規模校のよさや強みを全国に発信していきましょうという元気の出る内容の話をしていただきました。

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1月26日(土)「第4回小中一貫教育小規模校全国サミットin大原」2

 このサミットでは,子どもたちを「地域の宝」として真ん中におき,学力をつけ,学校の枠を超えて地域の教育資源をいかした教育を行います。また,他地域と交流し,他地域での自校とは異なった価値観を理解,共有してすること,そして,子どもたちの学ぶ姿や実践を通じて語り合い,交流して小規模校における小中一貫教育の可能性を再認識して共につながることを狙いとしています。
 今回の開催に際して,京都市教育長様にご臨席、ご挨拶を賜りました。小中一貫教育小規模校全国連絡協議会では情報交換しながら互いに切磋琢磨し,着実に実践を積み重ね広く全国に発信していること,京都大原学院が0歳から15歳まで学び舎となり,「結いの心」を育む地域のシンボルとなっていること,本校の実践を含め小中一貫教育を進める小規模校において既に始めている実践が,広く一般の学校へも還元できることをお話していただきました。今回のサミットと小中一貫教育小規模校全国連絡協議会ならびに京都大原学院に熱い思いをもってくださっていることに感謝いたします。


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1月26日(土)「第4回小中一貫教育小規模校全国サミットin大原」

 1月26日(土)「第4回小中一貫教育小規模校全国サミットin大原」が開催されました。雪の中,北は北海道,南は沖縄まで多くの方が参加されました。その他にも保護者や地域の方も参加され,雪の中,350名を超える方が参加されました。小規模校での小中一貫教育に対する関心の高さを感じさせられました。
 午前中は1年生から9年生までの公開授業があり,学院生が多くの参観者の前で,普段と同じく,自信をもって発表する様子が各クラスで見られました。その後の全校合唱では「エール」「ふるさと」の2曲を歌いました。合唱前には「9年生と一緒に歌えるのも最後だから,いい歌声をみんなで出そう。」というおもいをもって,素晴らしい歌声を披露し,参観者のみなさんから大きな拍手をいただきました。


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1月26日(土)毎日新聞に「京都大原学院開設10年 小中一貫1〜9年生が合唱」の記事が載りました

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 1月26日(土)毎日新聞に「京都大原学院開設10年 小中一貫1〜9年生が合唱」の記事が載りました。
 京都大原学院が開設10周年を迎え,少子化で廃校になる危機から学校と地域が共に新しい学校づくりに奮闘して,学校存続の危機を地域と共に乗り超えてきたこと。児童生徒会本部の学院生が司会や学校紹介を自信をもって進めたこと。式典の中で1年生から9年生までの学院生が練習を積んできた合唱曲を見事に披露したこと。
 本校では上級生が下級生を助け,下級生は上級生に憧れることが意識的に多くあり,他の地域から,このような温かい学校を作りたいと思われるように地域と共にこれからも取り組んでいくこと。また翌日に,第4回小中一貫教育小規模校全国サミットin大原が開催されることなどの内容です。
 これは本校が他の学校にはないような,たくさんの特色ある取組を地域と共に取り組んでいる結果です。本校や大原のことをたくさんの方に知っていただければ幸いです。

1月25日(木)「京都大原学院10周年記念式典」3

 学校長からは,本校の運動会の1年生から9年生までつなぐ縦割りリレーで,うまく走れなかった1年生を9年生が「だいじょうぶだよ。」となぐさめている1枚の素敵な写真をお見せして,本校のこの10年間で得たもののひとつにこのような「安心感」があること,これは例えれば,失敗しても次のチャンスがあり大丈夫だという「安心感」,また先輩をお手本にしていれば,きっとうまくいく見通しのある「安心感」などです。
 そして,この安心感を支えているのは,地域のみなさんの「やさしさ」と助け合う「結の精神」であり,このように本校は地域に支えられている学校であること。教職員もこの「やさしさ」を大切にしていること。これから10年後20年後も末永く,期待に応えられる,安心感のある学校を地域のみなさんと共に続けていきますという感謝と,これから決意の気持ちを話されました。
 学院生,教職員,保護者や地域の皆様,教育委員会の方,他府県からの方など多くの皆様と共に10年間を振り返り,これからの10年へ向けてスタートを切ることができたすばらしい式典になりました。ご臨席いただいた皆様本当にありがとうございました。


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1月25日(木)「京都大原学院10周年記念式典」2

 「京都大原学院10周年記念式典」では,最初に門川市長のビデオメッセージがありました。心のふるさと,人間力あふれ世界にはばたくこの大原で京都大原学院が開設され,地域とともに高い志をもち取り組んでいることへの感謝とお祝い気持ち。そして,未来,地域,世界に展望を持ち,これからの大原の未来に期待していますと学院生に励ましの言葉をいただきました。
 後半のパネルディスカッションでは「京都大原学院の目指すもの〜学校存続の危機を乗り越えて〜」のテーマで奈良教育大学教職大学院教授の小柳先生にコーディネータをしていただき,10年前に学校存続が困難な状況のもとで地域と共に取り組んだ取組,小中一貫教育校開設に向けた議論,この10年を振り返ってのこと,これからの京都大原学院のことなどを,小松郁夫先生,10周年記念事業委員長,元小学校校長,初代京都大原学院校長,現校長,PTA会長のみなさんがエピソードを交えて話し合っていただきました。
 その後,意見を求められた9年生からは「縦割り活動をこれからも大切にして,続けてほしいです。」「先輩後輩の関係がとてもいい,これからもよくしていきたいです。」「9年間この学校で学ぶことができてよかったです。」としっかりと自分の意見を話していました。

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