最新更新日:2024/04/25 | |
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令和3年度の終わりにあたって
令和3年度が終わろうとしています。
今年度も本校教育にご理解ご協力いただき,誠にありがとうございました。 おかげさまで子どもたちは,一年間立派に成長してくれました。 今年度も新型コロナウイルスとの共存しながらの一年間で,来年度もその影響は続いていくと思いますが,少しづつではありますが明るい光も見えてきているような気もしています。 来年度は,52名の子どもたちの学校生活がスタートします。未来を生きる子供たちが,その未来の社会で夢を実現できる力を育む学校づくりに教職員一同全力で取り組む所存です。 今後とも,子どもたちを,小学校をよろしくお願いいたします。 令和4年3月31日 京都市立八瀬小学校長 星尾 尚志 離任式多数の子どもたちや卒業生が参加しました。 お忙しい中おいでいただいた保護者の皆様,ありがとうございました。 新たな場でのご活躍をお祈り致します。 修了式1時間目には修了式を行い,5年生の学級代表が修了証を校長先生から受け取りました。 校長先生から,なりたい自分になるためにはどのように考え,行動すれば良いのかというお話を聞きました。 一人一人の目標に向かって,努力できるようになるといいですね。 式の後には,3〜5年生が入学式の準備を手伝ってくれました。 一つ上の学年を意識して,みんなとっても張り切っていました。 来年度の活躍が楽しみです。 保護者の皆様には,いつもご理解とご協力を頂き,本当にありがとうございました。 令和4年度もどうぞよろしくお願い致します。 令和3年度離任者・離任式のお知らせについて卒業式6年間,八瀬小学校で育ってくれた子どもたち。 4月からは,中学校での新生活が始まります。 なりたい自分になるために,新しい出会いを大切にして, それぞれの場所で活躍されることをお祈りいたします。 令和3年度卒業式 式辞
令和4年3月23日 八瀬小学校から16名の子どもたちが卒業していきました。
八瀬小学校の卒業式では一人ひとりが将来の夢を発表します。みんな自分の思いをしっかりと発表してくれました。 卒業生の皆さん,夢の実現に向けてガンバレ!! そんな皆さんへのメッセージです。 令和3年度卒業式 式辞 柔らかな春の日差しを浴び、桜のつぼみもふくらみを増した今日のよき日に、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、令和三年度卒業式を挙行できますことは、私どものこの上ない喜びであり、心から感謝申しあげます。 さて、小学校六年間の課程を修了し、本日、八瀬小学校を巣立ち行く十六名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは六年間の小学校生活を立派にやり遂げ、素晴しい思い出をたくさん残して、今、とびたとうとしています。六年前、小学校に入学しました。雨の日も風の日も、暑さ寒さにも負けず、また、最後の二年間は新型コロナウイルスにも立ち向かいながら、学校で、また、他の様々な場所で、勉強や運動に励み、心も体も大きく成長しました。 みなさんが入学した六年前、教室いっぱいに並んだ机を見て、こんなにたくさんの新入生を迎えられるのだなあ、とすごくうれしかったことを覚えています。あれから六年間、一緒に八瀬小学校での時間を過ごし、立派に成長したみなさんを、今日送り出せることを、心からうれしく思っています。 先生から見たみなさんは、とにかく仲が良い学年だったという印象です。もちろん人と人との関わりですから悩んだり苦しんだりしたこともあったと思いますが、そんな時でも最後はわかり合って、男女わけへだて無く一緒にがんばれました。みなさんはこの6年間で立派に成長してくれたと思っています。どうぞ自信を持って中学校へ進学してください。 そんなみなさんにとって残念だったことは、新型コロナウイルスの影響で葵祭りや赦免地踊りが中止となり、八瀬に暮らす小学生として、これまでの先輩たちが担ってきた役割を経験することができなかったということです。このことは本当に残念に思いますが、みなさんが総合的な学習の時間で学んだように八瀬地域には何百年にも渡り脈々と続く伝統や文化があります。そしてみなさんはそれを受け継ぎ、後輩たちに伝える担い手です。そのことはしっかりと心にとどめて、これからも地域の一員としてしっかりと活躍して欲しいと思います。 さて、今日卒業するみなさんに心にとめておいて欲しいことをお話しします。少し難しい話になるかもしれませんが 小学校最後の授業だと思ってしっかりと聞いてください。 みなさんは時代が大きく変化する時期に生きています。こう言ってもピンとこないかもしれませんがイメージとしては江戸時代から明治時代に変わった時、いや、それ以上に大きく、今、世の中が変わろうとしています。世の中のあり方が変わると当然そこで生きていくために必要な力も変わってきます。今日はそのお話をします。 結論から先に言います。これからのみなさんに必要な力は「たくさんの知識を比べたりつなぎ合わせたりして、自分なりの考えを持ち、それを発信する力」です。この力を身に付けるために必要なことは二つです。 ひとつ目は「学校の勉強にしっかりと取り組んで知識をいっぱい詰め込む」ということです。詰め込み、というと今の時代に合わないのではないかと思う人もいるかもしれません。実際、勉強を進める中で「こんなこと覚えて、何の役にたつの?」という思いになることもあるかもしれません。でも、そうではありません。例えばみなさんが学習した都道府県を覚えるということについて考えてみましょう。校長先生も担任の時にクラスのある子どもから「先生、都道府県の場所や日本の気候区分を覚えても、なんの役にも立たないんじゃないですか。こんなことやっても意味が無いからやりたくないです。」といわれたことがありました。 では、役に立たないことはやる必要がないのでしょうか。これを説明するのはなかなかむずかしいですが、こんな例はどうでしょう。 「2月の沖縄で雪まつりが行われました。」という情報を聞いたとします。沖縄県が本州から遠く離れた南にあって、2月であっても雪などほとんど降らない気候だと知っているAさんなら、「えっ、この情報間違ってない?」と思うかもしれないし「どうやって雪を運んだんだろう。」とか、「沖縄の子どもたちは、きっと大喜びだったんじゃないかな。」などの考えがどんどん出てくるのではないかと思います。一方、沖縄県が日本のどのあたりにあるのかとかどのような気候なのかなどを知らないBさんならどうでしょう。おそらく「ふーん。沖縄県で、雪まつりがあったのか。どんな雪像があったのかな。」くらいの考えにとどまって、おそらくそれ以上の広がりは期待できません。AさんとBさんとのちがいは何でしょうか?それは一つの情報から得られる「考えの豊かさ』の違いです。 日本地図を見て「北海道の場所はここで気候の特徴はこう」とか「沖縄県の場所はここで南西諸島の気候はこう」といった一つ一つの知識だけを見ると、おそらくほとんどの知識はそれだけでは役に立たないでしょう。しかし、いくつかの知識が結びついたり、比べられたりすることで、そこに『その人の考え』が生まれます。そのような考えがどれだけ生み出されるかは、その人の豊かさにつながります。人としての豊かさは、その人にとってとても大切で価値のあるものです。何かを知る・覚えるということは、目先の役に立つ・立たないということではなく、人としての成長に対して必要なことなのです。ですから勉強にはしっかりと取り組んでください。 二つ目です。「自分の考えをきちんと言葉で表現できるようになる」ということです。自分の考えをきちんと相手に伝えることは自分の夢を実現したり仲間と協力して物事を進めたりするために絶対に必要な能力です。中学校やその先の高校の授業では先生から何かを教わるという授業だけでなく、クラスの仲間と意見をたたかわせたりグループで何かしらの提案をまとめ上げたりという授業もこれからはたくさん行われます。そんなときに引っ込み思案だったり、恥ずかしいからといって黙っていたりするようでは困ります。自分の考えを話すというのは「動作」ですからそれができるようになりにはトレーニングが必要です。仲間との話し合いや共同作業の場で授業に積極的に発言することなしに「自分の考えをきちんと言葉で表現できる」力は高まりません。どうぞ、声に出して話すということを恐れずにいろいろなことに取り組んでください。 ここまで、これからの時代に必要となる「たくさんの知識を比べたりつなぎ合わせたりして、自分なりの考えを持ち、それを発信する力」を育てるためにみなさんにがんばって欲しい二つのことをお話ししてきました。「中学生になったらクラブ活動を楽しむぞ。」とか、「新しいお友達をつくって楽しく過ごしたい。」など新しい生活にドキドキわくわくしているみなさんに堅苦しい話をしたかもしれませんが、今日のお話をどうか頭の隅にとどめておいてください。 最後に、これからの社会を作っていくのはみなさんです。世界では今まさに戦争が行われ、尊い命が失われています。みなさんはあと六年もたてば選挙権を持ち、この国をどんな国にしたいかを決める一票を投じる役割を担います。そしてその一票は世界のあり方につながっていきます。ですから、政治にも興味を持ってください。もうそんな年齢になったのです。どうかよりよい社会の作り手として活躍してください。 先ほどみなさんが手にした卒業証書には、「みなさんは、これから自分の夢の実現とよりよい社会を作る主体者となることに向けて大人へのスタートラインに立ちました。その自覚を持ってしっかりと前に進んでください。」というメッセージが込められています。みなさんにはすばらしいスタートを切ることのできる力がしっかりと身についています。自信を持って大きく羽ばたいてください。 保護者の皆様に一言申し上げます。お子様が立派に小学校を卒業されますことを心よりお祝い申しあげます。小学校卒業という節目を迎えられ、これまでのご苦労も大きな喜びに変わっていることと存じます。この六年間、本校の教育活動に格別のご理解とご協力をいただきましたことを、全職員とともに感謝いたしております。これからも、お子様が健やかにたくましく成長されますようお祈り申し上げます。 また、ご来賓の皆様にはご多用の中、ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、心よりお礼申しあげます。卒業生に対するこれまでのご厚情と本校教育へのご支援に対して、今一度深く感謝申しあげますとともに、今後も卒業生を温かく見守っていただきますよう心よりお願い申し上げます。 卒業生のみなさん、名残は尽きませんが、皆さんの輝ける未来に幸多からんことをお祈りして、式辞といたします。 令和四年三月二十三日 京都市立八瀬小学校校長 星尾尚志 卒業式 リハーサル
6年生を送る会の後は,卒業式リハーサルです。
明日は,厳粛な雰囲気の中にも,温かく送り出す気持ちを込めた式にしていきたいと思います 。 いいお天気になりますように。 6年生を送る会各学年の出し物やゲーム,プレゼント渡しなどで,6年生と和やかな時間を過ごすことができました。 6年生を送る会
延期していた6年生を送る会を,22日に行います。
放課後に体育館の準備をしました。 桜のタペストリーは,旧校舎の頃から,卒業のお祝いとして飾っているものです。 6年生と楽しく過ごす最後の時間ですね。 卒業式に向けて座席の間隔を空けて座り,式の流れなど教頭先生の説明を聞きました。 22日には,全学年でリハーサルを行います。 6年生に会えるのも,あと2日ですね。 |
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