京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/17
本日:count up94
昨日:150
総数:545977
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク

春到来!


 2月下旬の数日間,急に気温が上がったことから,皆様も春到来を感じられたのではないでしょうか。「待春」という言葉がありますように,他の季節に比べて,春ほどその訪れを心待ちにする人が多い季節はないように思われます。
 さて,先日6年生の校外学習「市内めぐり」を行いました。これは,市バス・市営地下鉄の一日乗車券を使って,社会科やジュニア京都検定で学習した京都市内の世界文化遺産や歴史的価値のあるところを,子どもたちが班の友達と一緒に計画を立てて,自分たちの力でめぐっていくという取組です。自分たちのもつ知識や知恵を生かすこと,うまくコミュニケーションをとること,仲間と協力すること,社会のルールやマナーを守って活動することなど,すべての体験が大切な学習となります。これまで培ってきた課題解決力を発揮する学習でもあります。ですから,教師とボランティアの保護者の方は子どもたちが訪れるポイントに立って確認を行うだけで,引率はしません。心配しないわけではありませんが,事前指導と困ったときの対処方法に関する指導をきちんと行い,子どもたちを信頼して実施いたしました。もちろん,私も,竜安寺や京都御所などで子どもたちを迎えました。御所に到着しポイントへ向かう途中,梅林の紅梅は何本か満開となり,梅の香に春を感じながら,心の中で子どもたちにエールを送りました。
  午後になり,6年生は全員,無事見学を終えて学校に戻ってきました。迷ったり困ったりしたこともあったと思います。でも,自分たちで考え,判断し,行動してやり遂げた体験は,子どもたちにとって大きな自信になったことでしょう。
  まもなく,二十四節季の一つ「啓蟄」を迎えます。一雨ごとに気温が上がり,草木も芽吹き,様々な命が躍動し始めます。学校では,すべての子どもたちが自らの学びの足跡と成長を実感し,自信をもって進級・進学できるよう,それぞれの学年のまとめをしていきたいと思います。
     
                        校長 今村 ひろみ

画像1
画像2

2月5日は「京都はぐくみ憲章の日」

画像1
右のマークは,昨年1月31日に決定した京都はぐくみ憲章のロゴマークです。京都市が平成19年2月5日に制定した「子どもを共に育む京都市民憲章」をご存じの方は多いと思います。(職員室横の廊下に,額に入れて全文を掲げています。)その愛称が「京都はぐくみ憲章」であり,制定された2月5日が「京都はぐくみ憲章の日」と定められました。
この憲章は,子どもを健やかで心豊かに育む社会を築くために,京都市民共通の行動規範として制定されたものです。その行動理念は,以下の通りです。

わたくしたちは,
1 子どもの存在を尊重し,かけがえのない命を守ります。
1 子どもから信頼され,模範となる行動に努めます。
1 子どもを育む喜びを感じ,親も育ち学べる取組を進めます。
1 子どもが安らぎ育つ,家庭の生活習慣と家族の絆(きずな)を大切にします。
1 子どもを見守り,人と人が支え合う地域のつながりを広げます。
1 子どもを育む自然の恵みを大切にし,社会の環境づくりを優先します。

これまでより,PTAや地域各団体の皆様の子どもたちを健やかに育むための確かな取組を進めていただいていることに感謝いたしますとともに,これを機会に,「京都はぐくみ憲章」を意識した取組のさらなる充実を,保護者や地域の皆様と協力して進めていきたいと思っております。どうぞ,よろしくお願いいたします。
校 長 今村 ひろみ


新年 あけましておめでとうございます

 今年の元日は,午前中の快晴から一転,午後になると雪が降り始め,夕方には大雪警報が発令されました。降雪は翌日も続き,京都市内では61年ぶりに20センチを超える積雪を記録したことがニュースになりました。皆様も驚かれたことだと思います。
 さて,新年を迎えるに当たり,学校教育目標の「心豊かに たくましく伸びる岩倉南の子」の実現に向けて取り組んできたことを振り返る学校アンケートについて少し触れたいと思います。この学校アンケートは,本校の取組を「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の分野で検証し,さらに充実したものにしていくために,年2回実施しています。本校は毎年回収率が高く,保護者の皆様のご協力に感謝しております。12月に回収された児童・保護者・教職員合わせて約1500枚のアンケートを集計し,自由記述欄にも1枚1枚目を通しました。今年は,特に挨拶に関する貴重なご意見をたくさんいただきました。これから,全教職員で集計結果をもとに時間をかけて丁寧に考察してまいりますが,すぐに対応する必要があるものについては,迅速に改善を図り,子どもたちが努力していることは,褒めていきたいと思います。
 今年度も残り3か月となりましたが,南小の宝である子どもたちが,心豊かにたくましく伸びていくことができるよう,保護者の皆様,地域の皆様とともに力を合わせ,教職員一同,気持ちも新たにチーム岩倉南として誠心誠意努力してまいります。本年も,どうぞよろしくお願いいたします。
               岩倉南小学校 校長 今村 ひろみ

人権月間〜人権尊重に向けて〜

 毎年,「12月は人権月間」として,さまざまなところで人権問題の解決につながる取組が行われています。それは,なぜなのでしょう。
 今から66年前,1948年(昭和23年)12月10日の第3回国連総会において,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択しました。そしてそれに続いて,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会においては,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定め,世界各国でこの日に人権活動を推進するための諸行事を行うよう,要請する決議を採択しました。我が国においては,同宣言が採択されたことを記念して,1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を,「人権週間」と定めました。その期間中,世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く訴えかけるとともに,人権尊重思想の普及高揚を図るため,全国各地において様々な行事を開催するほか,テレビ・ラジオなど各種のマスメディアを利用した集中的な啓発活動を行っています。そして,京都市では,このような取組を集中して行う12月を「人権月間」としているのです。
 学校でも「みんなの日」の取組や人権標語の作成などの活動を通して,わたしたちの身のまわりで起こっていることを見つめ直し,一人一人が「人を大切にすること」について考え,小さなことでよいので行動に結び付けていけるようにしていきたいと考えています。
                       京都市立岩倉南小学校
                       校 長 今村 ひろみ

創立30周年を祝う会

  さる10月14日,本校の「創立30周年を祝う会」を,第1部は記念式典,第2部は児童会進行のセレモニーという形で行いました。台風による影響が心配されましたが,ご来賓の皆様にもお越しいただき,無事に執り行うことができました。
 式辞の中で,昭和60年4月1日に京都市立明徳小学校南分校から独立した本校の成り立ちを説明し,開校時に読み上げられた「開校宣言」を全校児童に読み聞かせました。また,開校当時,学校の周りにほとんど家がなく田畑に囲まれていたことや,当時の全校児童の数は390名余りだったことも話しました。そして,この30年間に2,136名の卒業生を送り出し,それぞれ地域や社会で活躍されていらっしゃること,中にはオリンピック選手になられた方もいらっしゃるということを話しますと,子どもたちは,大変驚いていました。
 さて,開校にあたっては,用地の準備から物品の調達に至るまで,地域の方々が何度も夜遅くまで話し合われたり,各所へお願いに行っていただいたりと,大変なご苦労があったと伺っています。このような言葉では言い尽くせないほどの熱い思いとご尽力のおかげで,この岩倉南小学校が誕生したことを私たちは忘れてはならないと思います。そして,もっともっとこの学校を大切にしていかなければならないと改めて思っています。
これからの岩倉南小学校は,ご家庭や地域の皆様とのつながりをさらに深め,これまでの取組を大切にしながらも子どもたちの力で新たな伝統を創り上げ,さらに活力ある学校づくりを進めていきたいと思っております。今後とも,ご支援ご協力を賜りますよう,よろしくお願いいたします。 

京都市立岩倉南小学校  校 長  今村 ひろみ

4年生と宿泊学習をともにして・・・

 9月15日から17日まで,4年生の子どもたちと一緒に「京都市野外教育センター 奥志摩みさきの家」に行ってきました。冊子に書かれた4年生のめあては「みんなと協力し,自分がすることに責任をもち,友情を深め,最高の思い出に!」でした。このめあてを大切にして,それぞれの係の子どもたちが事前に活動内容を考えたり,行動目標を書いたポスターを作成したりして準備を進め,宿泊学習に臨みました。
 出発する日は秋空に薄雲が広がるお天気でしたが,今年は台風のことを心配することなくみんな元気に出発しました。英虞湾を船で渡って到着したみさきの家は,大変広い施設で海風の匂いがしました。子どもたちは,自分の荷物整理はもとより活動の準備や片付けなどを自分たちでしなければならないことに直面し,はじめのうちは,戸惑いや困りを感じている様子が見られました。もちろん,みさきの家のめあてである「5分前行動」を行うどころか,活動開始時刻を遅らせなければならないこともありました。
しかし,時間が経つにつれて,子どもたち同士で声をかけ合ったり,助け合ったりする姿が見られるようになり,2日目からは「5分前行動」ができるようになりました。そうすると,子どもたちの表情にも余裕が見られるようになり,活動を十分に楽しむことができました。活動の様子は,ホームページに掲載していますので,是非ご覧ください。
 2泊3日の宿泊学習を通して,子どもたちは自然に親しみ,自然を愛する心情や大切にしようという気持ちをもつとともに,責任を自覚したり,協力することの大切さを学んだり,まわりの人々へ感謝する気持ちを抱いたりして成長することができました。改めて「体験を通して学ぶ」ことの素晴らしさを再認識するとともに,そんな子どもたちの姿を見られたことが何よりうれしい3日間でした。

          京都市立岩倉南小学校  校長 今村 ひろみ

元気に登校!みなみっ子

 夏休みが終わり,学校に子どもたちの元気な姿が戻ってきました。しばらく会わなかった間にそれぞれ成長した様子が見てとれ,充実した日々を過ごしてくれたことをうれしく思っています。今朝は,PTAのあいさつ運動が行われ,保護者の皆様と教職員が一緒になって笑顔で登校してくる子どもたちを迎えました。「みんなにあいさつ なかよくにこにこ みなみっ子」,元気な挨拶の声が校門に響いていました。
 さて,学校は,近隣住民の皆様のご理解とご協力を賜り,夏休みの間にプールの解体工事が無事終わりました。そして,いよいよ9月1日から特別教室棟・プールの増築工事が始まります。工事に際しましては,児童の安全について万全を期してもらうようお願いしております。平成27年6月末までの10か月間,保護者の皆様,地域の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが,重ねてご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
一方,今年の夏は,日本各地で台風や大雨による大きな被害がもたらされました。自然災害に対して脅威を感じるとともに,災害に備えることの重要性を改めて感じさせられました。休日参観の折に行います引き渡し訓練は,災害発生時に保護者の方へお子たちを確実に引き渡すことを目的として行います。保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
これから,前期の後半を迎えます。子どもたちとともに,これまでの取組を振り返りながら,前期のまとめをしっかり行ってまいりたいと思います。

           岩倉南小学校 校長 今村 ひろみ
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
京都市立岩倉南小学校
〒606-0010
京都市左京区岩倉北四ノ坪町33
TEL:075-791-3207
FAX:075-791-3208
E-mail: iwakuraminami-s@edu.city.kyoto.jp