最新更新日:2024/04/24 | |
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人権月間によせて
(きらめき12月号より)
12月は人権月間です。子どもたちには,みなみっ子の合言葉「やさしさと思いやり」をことあるごとに投げかけています。この12月は,改めて身近な人権について考えていきたいと思います。 11月29日(金)のみんなの日の取組では,校長の人権講話として3つの話をしました。 一つ目は,「友達とのかかわり」についてです。友達と仲良くなれる3つの方法は,「あいさつ」「いいところをほめる」「うれしい言葉を使う」ことであり,「いたずら」「いじわる」「いやがらせ」,この3つの『い』は,『いじめ』になってしまうという話です。6年生は学芸会で,「いじめ」をテーマに「Just one life〜あなたは気づいていますか〜」「It’s a small world」という創作劇を行いました。それらを振り返り,「いじめはいけない」「自分のことだけ考えていないか」「世界は一つ」というキーワードについて考えました。 二つ目は,ACジャパンの30秒CM動画で「思いやり算」の紹介をしました。 人を笑顔にする算数が「思いやり算」で, +:たすけ合うと大きな力になる。−:ひき受けると喜びが生まれる。 ×:声をかけると一つになれる。 ÷:わけ合うと笑顔が返ってくる。というものです。 何回か視聴し,「思いやりは連鎖する」「誰に対しても」「すみませんねえ。ありがとう。」に気づくようにしました。 三つ目は,「ハッピーレターポスト」についてです。今回で4年目となります。友達のいいところ,ありがとうの気持ち,うれしい気持ちを手紙にして共有し合うというものです。 全校児童の取組としては,一人一人が人権に関する標語をつくり,学級ごとにまとめて掲示します。 「やさしさと思いやり」は,言葉や文字で表すことは簡単です。しかし,なかなか行動にうつすことは難しいですね。一つずつできたことを認め励ましていけたらと思います。 最後に,詩人 宮澤章二さんの『行為の意味』という詩を元に制作された,これもACジャパンのCMの一節を紹介します。 「『心』は誰にも見えないけれど,『こころづかい』は見える。『思い』は見えないけれど,『思いやり』は誰にでも見える。その気持ちをカタチに。」 |
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