最新更新日:2024/04/24 | |
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校長の窓23(夏の交通事故防止市民運動)
『歩行者を 気遣うやさしさ 京の夏』
明日,7月21日〜8月20日は交通事故防止にむけての市民運動の期間です。本校でも,日ごろ子どもの登下校の見守り活動をしていただいている方々による,呼びかけ運動を子どもの下校時刻に合わせて行っていただきました。明日からの事故防止運動むけての市民啓発活動です。たいへん熱い中ではありましたが,下校する子どもも一人ひとりに声をかけていただきながら活動を行っていただきました。いつもありがとうございます。 下鴨署の方にも参加いただいての啓発活動です。事故を防止するには,ルールを守るなどの行動は大切ですが,それ以上に,「こういう行動をとると,こんな危険な目にあうかもしれない」「○○をおこたると,××になるかもしれない」といった危険を予測する力が必要です。いわゆる横着な行動が,どんなことにつながるのかを考えて判断して行動する力をつけることで,安全性は高まってくるのではないでしょうか。「□□はだめ」とだめ,だめで禁止するばかりはなく,なぜだめなのか,を考えさせて表現させたり,その行動はどんなことにつながるのかを,考えて言わせたりする機会を与えることも時には大切になってくると感じます。注意やしかられてその行動にうつさないようにするばかりでは,子どもの判断基準が,「注意されるから」「おこられるからやめく」となってしまうように感じます。怒られ続けないと正しい行動がとれない,安全な行動がとれないのは悲しいですね。発達段階に合わせた指導の仕方はありますが,やはり考えさせる機会をしっかりともつように心がけることが必要に思います。そう考えると,こんな機会も一つの主体性を高めることにもつながりますね。 もうすぐ始まる夏休み。常に予測する力を高め,主体的に考えて,判断して,行動し,安全に十分留意してよりよい夏休みを過ごしてほしいと願います。 |
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