最新更新日:2024/04/25 | |
本日:1
昨日:173 総数:638602 |
校長の窓9(学級,学年目標)
4月の学級開きのあと,各クラスでは,学級目標や学年目標を設定していきます。はやばやと学級目標を提示するクラスもあれば,目標を設定するのに,時間をかけて行うクラスもあります。それぞれの特質が出て,興味深いものです。
学級目標には,学校教育目標をうけて,各学年や発達段階にあわせて決定していきます。そこに,担任の思いや願い,子どもたちの思いや願いを組み入れて決定していくこととなります。ある種,学級のカラーというものが言葉に表れていきます。しかし,どれもよりよい学校生活を創っていきたい,学びのある,成長のある1年にしていきたいという強い思いが表現されます。また,教室での掲示の仕方も興味深いものです。教室の掲示物を作る時には,担任は思いを込めながらつくるのでしょう。1年間掲げるものですから,子どもたちの顔を思い浮かべながら作成するものもいるでしょうし,1年後の姿を想像しながら作成するものもいるかもしれません。なにより,子どもと共有する最初の大きな作業として,学級目標や学年目標の設定がありますね。 2か月くらいたつと,新しい学級や学年団に慣れ,自己表現が出はじめます。また,緊張して,自分のめあてや目標に対して,意識が薄れていく傾向もあります。中には,階段を1歩ずつ確実の登るように,こつこつとがんばり,姿が変わっていく子どももいます。いづれも,1学期が半分すぎて,再度それぞれの自分の目標,学級の目標,学年の目標を確かめ,1学期の後半に向けて意識を高めていくことも大切ですね。 |
|