最新更新日:2024/04/24 | |
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離任式毎年のこととはいえ,お別れはいつもさびしいものです。離任される教職員からの言葉には,明徳小学校の児童への思いが込められていて,5年生は真剣に話を聞いていました。その後,5年生が児童代表としてお礼の言葉を返してくれます。それぞれの教職員との思い出を,自分の言葉で,しっかりと伝えてくれていました。 明徳校で勤務された時間は異なりますが,どの教職員の方々も明徳校の教育を推進していく上で,ご尽力いただきました。ありがとうございました。それぞれ,新天地でご活躍されることを願っています。 <swa:ContentLink type="doc" item="120719">離任教職員からのごあいさつと代表児童のお別れのことばはこちら</swa:ContentLink> 校長の窓36(令和2年度修了)
24日,令和2年度の授業が終了しました。今年度は,何度も話をしていますが,新型コロナウイルスの影響を大きく受けた1年となりました。今日の修了式で話をさせていただきましたが,今までにない経験をした1年でもありました。とらえ方によっては,新たな可能性や取組の幅が広がった1年でもありました。
「当たり前が当たり前でない」ということをつくづく感じさせられた1年。当たり前のありがたさ,考えたことを思い描いたように挑戦できることのありがたさ,人と密にかかわったり,触れ合ったりすることのありがたさ,厳しい時だからこそ,人のちょっとしたあたたかい一言のありがたさ,物質的な距離は離れても,心のつながりを大切にしようとすることのありがたさ,多くのありがたさに出会い,多くの気づきを与えてもらって1年であったとようにも思います。 ただ,多くの取組が中止や縮小,制限が加えられ,やりたいことが思い切ってできる環境ではなかったので,戸惑うことや悩むこと,憤ることや不安になることがありました。しかし,この状況の中でも,子どもたちは,とてもよく頑張ったと思います。見通しが持てない時だから,目の前のことにしっかりと取り組もうとする姿勢につながったのかもしれません。そして,置かれている現状の中で,精いっぱいの努力や取組をしたのではないでしょうか。 この状況に悔しい,悲しい思いを抱いていた保護者の方が,子どもが現状を受け入れ切り替えて前をむいて新たな目標を設定して取り組む姿に子どものたくましさを感じ,わが子ながら立派に成長していることを嬉しく思った,というようなことを伝えていただく保護者の方がおられました。共に育つ,共に歩む姿で,親が子の姿で学び,また,学ばせてもらった,勇気をもらった,保護者自身が切り替えることができたなどと話をしていただいた事が印象的でした。 この1年。行事や予定が変わる学校の取組に,保護者や地域の皆様にご理解,ご協力,ご支援いただき,1年無事に終えることができたと,あらためて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 2週間の休みの後,新年度がスタートします。令和3年度の明徳小学校を引き続き,どうぞよろしくお願いします。 教職員離任のお知らせ
令和3年度に向けての人事異動に伴い,下記の通り教職員の異動がございましたのでお知らせします。尚,お知らせしております通り,今年度の離任式への参加は,新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため,5年生と,卒業生,保護者,地域のみなさまに限らせていただきます。誠に残念ではございますが,ご理解の上ご了承いただきますようお願いいたします。
記 【離任教職員】 校 長 岡本 雅文 教 員 甲田 芳裕 教 員 知念 礼子 教 員 吉田 圭佑 教 員 坪田 由希子 教 員(栄養) 田尻 雅美 教 員 浜安 裕真 教 員 山本 哲史 教 員(初任者指導) 谷山 典子 給食調理員 北口 ひとみ 管理用務員 中野 明 令和2年度 修了式
今日は終了式。明徳小学校の令和2年度がもうすぐ終わろうとしています。
修了式に先立ち,1年間子どもたちの登校を見守ってくださった明徳小学校学校運営協議会,岩倉明徳学区安心安全ネット推進協議会,明徳小学校PTAに京都市教育委員会から感謝状が贈呈されました。代表の方々におこしいただき,学校長から感謝状を贈呈し,5年生の代表児童が感謝の気持ちを伝えました。雨の日も,寒い日も暑い日も,毎日子ども達を見守っていただき,ありがとうございました。 続いて,書初め展とお話を絵にするコンクールの表彰式も行いました。 修了式は,代表で5年生が体育館に集まり,1年生から4年生は各教室でZOOM配信で行いました。校長先生がスライドで1年間を振り返られると,教室では「懐かしい」「あっ,これも今年だったんだ!」などと声が上がっていたそうです。 全校児童が直接集まって交流することはまだできませんが,お互いの姿を映像で見合いながら,気持ちをつないでいます。 「この1年間精一杯がんばれましたか?」という校長先生の問いに,子ども達はどう答えたでしょう。今年度の頑張りを,また,反省を,来年度につなぐための準備期間としての春休みを有意義に過ごしてください。 校長の窓35(第113回卒業証書授与式)今年度は,新型コロナウイルスの関係で多くの行事や取組が中止や延期,縮小などされる中の1年でした。昨年度につづき,今回の式でも,保護者は2名まで,来賓も運営協議会の理事様と限定,来賓の祝辞もなく,市長や教育長の祝辞も代読をせず,掲示としました。卒業証書もクラス代表に渡すこととし,門出の言葉は代表児童の決意の言葉に変え,歌を歌うことができず,国歌も校歌も静聴,当然6年生の歌声を聞くこともできませんでした。しかし,今回は5年生にお手伝いいただきました。代表12名が参加し,他の児童は,教室でリモート参加。準備や後片付けも5年生が率先して取り組んでくれました。保護者の方にはご理解,ご協力をいただき,本当にありがたかったです。式辞でも述べさせていただきましたが,今年度の取組にご理解,ご協力をいただけたことが何よりうれしく,感謝の思いです。思いは式辞辞で述べさせていただきました。 『〜略〜 さて、私は皆さんと五年間、この学び舎で共に過ごしました。私の皆さんの印象は、与えられたことには責任をもって取り組む、男女かかわらず共に活動ができる姿でした。どちらかというと、あまりことを荒げずにその状況をたのしむことができるという感じでした。まじめで、落ち着いた姿は素晴らしく感じましたが、その反面、本当はどう思っているのだろう、大きく逸脱することなく行動はしているが、納得し考えて行動できているのだろうか、と疑問を抱くこともありました。先行きが見通せないことには躊躇してしまう、自ら考えて行動するよりかは、指示をされてゴール地点がわかればそれに向かって一生懸命取り組むという姿を感じました。また、人との関りについても、穏やかに接することができ、すばらしいのですが、深くつながることに不安を感じているような気がしました。あるいは、一部の力の強い者がいると、それに同調してしまうのではないかという心配を感じたこともありました。 学年が上がるごとに、人ととかかわる機会が増える中で、さまざまな活動に参加し、挑戦する姿や人と深く関わり合おうとする姿が高まっていったように思います。勇気をもってチャレンジする姿も多くみられるようになってきたと感じました。 特に、今年一年の経験が大きかったのではないでしょうか。先行き不透明な社会といわれ、今、まさにそのことを示しているかのような出来事が起こっています。先の見通しが明確ではありません。見えないものに対して,常に行動のとり方を考えていかなければなりません。自分の行動が大きく周りの人に影響を与えてしまう可能性があります。だからこそ、個々の生き方が問われているときかと考えます。 大きく取り組みが変わった行事、特に体育科学習発表会や学習発表会で、状況に応じて、ねらいの設定を変更し、新たな目標を設定して挑戦しようとした姿、その切り替えが一つの成長につながっていると感じました。そして、想い込めた歌声や姿には大きな感動を覚えました。ありがとう。 まさしく、本校が大切にしている「人とのつながりや心身の健康を大切にし、これからの社会を創りだす子ども」それを実践しようとした一年ではなかったかと思います。 2月の学校だよりで、アフガニスタンで活躍された中村哲医師が大切にされていた言葉についてお伝えしました。「一隅を照らす」。平安時代に活躍された僧侶、最澄の言葉です。一隅とは、一角、片隅、今自分がいる場所。自分の置かれている場所や立場ということになるのでしょう。照らすは、まさしく光をあてる。そこにいる自分が光り輝くようにすることでその場所を光らせることにつながります。わたしたちが生活をしているところは、決して世界の中心ではなく、限られた空間、世界の一角、片隅となるでしょう。そうすると、世界とは、それぞれの片隅がつながって大きな社会、世界ができていることになるかと考えます。「一隅を照らす」とは、自分が生活をしているその片隅の中で真摯、誠実に精一杯生きることで、その場所に光をあて、一人ひとりの輝きが、明るく輝きある社会の実現につなげることかと考えます。 その実現に向けては、本校の校訓が大きな意味を持つと考えますので、その三つを確認しておきたいと思います。 一つめは「主体性」です。 自ら目標を立て、その目標に向かって自らが歩みだす、動きだす力です。主体的に、この社会の一員として、この社会を創りだそうとするその思いや行動が、よりよく生きていくことにつながっていくのでしょう。勇気をもって、ちょっと上を目指して頑張っていければ、きっと豊かな生き方につながると思いますよ。 二つめは、「自律、自分を律する力」です。 自らの生活や人生、地域・社会をよりよくするために、時と場に応じた正しい判断ができる力のことです。どのような場面でも、どのような状況であっても、置かれている状況をしっかりととらえ、正しく判断して行動することで、よりよい生き方につながります。自分を律する力を高めるには、しっかりと判断できる力、判断するための学力や知識、考えられる力が必要です。学習だけでなく日々の生活の中からも多くの学びを通して、自律する力を高めていってください。 三つめは、「つながり」です。 人は一人では生きることができません。多くの人とのつながりの中で、自分は生かされています。そして、ここまで多くの人が皆さんにかかわり、その方々の思いや願いの上で、成長することができました。まずは、今日のこの日を、保護者の方、家族、地域の方、友達、先生方がいて、むかえられたことに感謝してください。常に、感謝の心を忘れずに、そして、自分も感謝される人でいられるように、自分を素直にみがいていってほしいと望みます。 先日、春の高校野球が開催され、今熱い戦いが甲子園で繰り広げられています、その選手宣誓の言葉の中に、「感謝、感動、希望」という3つの言葉とともに、「これからの一0年、私たちが新しい日本の力になれるように、歩み続けます」という言葉がありました。みなさんも、これからの社会の中で、自分が所属する社会の一員として、その社会の力となれるよう、自らを高めていかれることを期待します。〜略〜』 とても立派な姿で式に臨んだ卒業生であったと思います。そして立派な式にしていったと思います。昨年度,卒業式の経験をしていないのに,どんな態度で臨むべきか,どんな姿で出席するのか,明徳校の伝統をしっかりと受け継いでいた姿であったと感じました。子どもたちの歌声を聞いていただきたいと,録音をしたCDを画像とともに聞いていただきましたが,やはりこの子どもたちの思いのこもった歌声を直接聞いていただきたかったと思います。表現したいことがしっかりと表現できるそんな世の中に早くしていきたいとあらためて思いました。 保護者代表の謝辞,ご遠慮いただいたのですが,保護者の方から謝辞をいただきました。本来ならば,式の後,私の方からそのお礼を言わなければならなかったのですが,しっかりとお伝えすることができていませんでした。誠に申し訳ありません。謝辞はしっかりと受け取っております。教職員にも私の方から代読させていただきます。本当にありがとうございました。 第113回卒業証書授与式
3月23日,第113回卒業証授与式を挙行いたしました。
雲一つない青空の下,明徳小学校から91名の6年生が巣立っていきました。6年間,楽しいこと,辛いこと,嬉しいこと,悲しいこと,様々な経験をした小学校。この6年間の日々を糧に,これからの人生に幸多かれと願います。卒業しても,明徳小学校は皆さんを待っています。元気な顔をみせてください。 3年生 畑の先生への手紙渡し星の子学級 畑の先生への手紙渡し卒業証書授与式準備完了
明日です。第113回目の卒業証書授与式。準備が整いました。5年生の仲間が一生懸命準備してくれました。今日のリハーサル,とても気持ちがいい態度で6年生は臨んでいました。
今日は,5年生にも参加いただきました。明日は代表の12名しか体育館にはいれませんので,今日のリハーサルを5年生全員で参観しました。この後,自分たちが明徳校の中心となって運営していくという意識を高めてもらえればうれしく思います。そして,1年後は自分たちの番になること,そのときにどんな姿で,どんな思いでその場にいたいのか,そんなことを考えるきっかけになればうれしいです。 明日です。6年間の最後の1日です。会場のいる皆さんで,よりよい時間をつくることができればと思います。どうぞよろしくお願いします。 5年生 卒業式に向けて
いよいよ卒業式ということで,5年生や教職員で準備をしました。それぞれが自分が与えられた役割を全うし,他にもすることはないかと自分から動き出す姿も見え,嬉しく思いました。リハーサルで6年生の頑張る姿を見て,「6年生のために」という思いが強まったこともあるのかもしれません。
明日の卒業式は代表の児童が体育館,その他の児童は教室でZOOMの中継を見ます。その場にいるいないにかかわらず,しっかりと6年生の立派な背中を目に焼き付け,来年に生かしてほしいと思います。 |
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