京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/25
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

前期課程修了式

 3月19日(金),6年生の前期課程修了式が行われました。縮小した形での実施となりましたが,6年間の前期課程を終えた学園生は,呼名に対する返事や胸を張っての入場など,立派な姿を見せてくれました。
 6年生の今後のさらなる活躍を,凌風学園教職員一同期待しています。

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令和2年度後期学園評価アンケート結果

4年生ありがとうの会

 3月17日(水)5,6時間目に,第1ステージで「4年生ありがとうの会」を行いました。

 第1ステージの最高学年として先頭に立って引っ張ってきてくれた4年生に感謝の気持ちを伝えようと,これまで3年生が中心となって企画・準備をしてきました。

 1年生は,4年生一人ひとりの顔写真とメッセージがついた金メダルを作成し,4年生に贈りました。2年生は応援歌に合わせた体操で場を活気付け,元気を贈りました。
 3年生は感謝のメッセージとともにリコーダーの演奏を贈り,きれいな音色をグラウンドに響かせました。

 学年からの贈り物の他,全員で楽しめるよう,「バナナおに」や「○×クイズ」などのゲームも用意され,笑顔が溢れる素敵な会になりました。

 4年生の学園生にとって,今年度はたくさんの制約がかかり,思うようにいかなかったことも多くあった1年だったことと思います。
 そのような中でも,リーダーとして1〜3年生のお手本になって行動する姿は,立派で頼もしかったです。

 4月からステージは変わりますが,新たなステージに進んでも元気で活躍してくれることを願っています。1〜3年生は,優しくて頼りになる4年生のことをきっと忘れないでしょう。

 5年生になって,また第1ステージの後輩達に成長した姿を見せてくれる日を楽しみにしたいと思います。

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風を凌いで 3月15日

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9年生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。
校庭の桜も間もなく開花の時期を迎えようとしています。(写真右)
4月から新しい場所で,皆さんが自分の花を大きく咲かせてくれることを願っています。
以下,本日の卒業証書授与式での式辞の内容です。


 暖かい春の日差しを感じる今日,卒業証書授与式を迎えられた9年生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。晴れの門出を,心より祝福しています。 
 また,本日ここに卒業証書授与式を挙行するにあたり,ご来賓の皆様をはじめ,多くの保護者の皆様のご列席を賜りましたことに深く感謝し,厚く御礼申し上げます。
 平成から新しい令和の時代と, 大きく歴史が変換し, 新たな一歩を踏み出した矢先,新型コロナウイルス感染という, 世界中を震撼させる出来事が起こりました。とりわけ,卒業生の皆さんは, 小中一貫校として開校した凌風学園の初めての入学生, そして9年間を過ごした最初の卒業生です。そんな皆さんの義務教育最後のかけがえのない一年は,不安に揺れ動き,仲間と過ごす時間を失った悲しみ,そして学校行事や部活動の大会をはじめ,数々の取組が中止や規模の縮小となり,やりきれない思いが渦巻いていたことと思います。
 しかし,そんな状況の中にありながらも,6月の学校再開後に見せてくれた皆さんの姿は,9年間の成長の立派な証でした。
 コロナの影響で大きく変わった学校生活では,よく辛抱し,今できることは何かを常に考え行動してくれました。皆さんの姿を見て,開校以来,最上級生である9年生が学園のリーダーとして「下級生のよきモデルとなること」「しっかりと手本を示すこと」という学園の実践が,今年も絆となって受け継がれていることを実感しました。
 さて,本学園を巣立っていく皆さんがこれから進んでいく社会, 世界は,変化の激しい,予測のつかない, さまざまな困難を抱えた厳しい時代になるだろうと言われています。コロナ禍がそうであるように,これまで誰も経験したことのない状況の中で,答えのない問いに向かって,正解を探し求め続けることが要求される社会や世界です。そして,巣立ちゆく皆さんは, そんな社会の担い手となるのです。どうぞ, しなやかに,たくましく生き抜いてください。そのために,皆さんに高めてもらいたい「三つの力」についてお話をし, それを餞(はなむけ)とします。
 一つ目は, これまでに経験したことをもとに目の前に見えていないことを思い浮かべ,見えないものをイメージしながら探っていく「探究する力」です。この力は, 人との関りを大切にする中で, どうすればよりよい未来が築けるのか, 平和で幸せな社会を目指す良い流れをつくりだすためにどうすればよいのかを積極的に考えていこうとする力です。
 二つ目は, 新たなものを創り出すという「創造する力」です。 多くの人と出会い,思いや考えを互いに伝え合い,様々な考え方を自分の中に取り入れ, また, 協力してさまざまなことに取り組み, 共に充実した時間を共有することや, たくさんの本を読み, 豊かな感受性を養うこと,そういったことが, 皆さんの見方や考え方を拡げ,新たなものを創り出す力となっていくのです。
 三つ目は「協同する力」です。「協同」とは協力の「協」に同じと書く言葉で, 「力と心を合わせて一つのことにのぞむ」という意味です。一人ひとりの力は小さくても,同じ目的をもつ人がたくさん集まり,意見を出し合い,お互いの個性や得意な事柄を集めれば, 必ず目的を果たすことができるのです。一人ではできないことも, みんなで力を合わせることで大きな力となるのです。

 凌風学園の「凌風」には「風を凌ぐ」,つまり困難(風)を乗り越え進む,時には我慢し,耐えるという意味が込められています。人生は, 順風満帆な道ばかりではありません。「災難」「困難」「苦難」など,厳しい風に立ち向かう時が必ず訪れます。そんな時には, 九年間過ごした母校の名前「凌風」を思い出してください。学園での九年間の学びこそ, 自分自身の未来を切り拓き,どんな困難も乗り越えていける大きな原動力なのです。

 一昨年,NHKの合唱コンクールの高等学校の部の課題曲となったラッドウインプスの「正解」という曲の中にこんな歌詞があります。

 ああ,答えがある問いばかりを教わってきたよ
 だけど明日からは
 僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで

 制限時間は あなたのこれからの人生
 解答用紙は あなたのこれからの人生
 答え合わせの 時に私はもういない
 だから 採点基準は あなたのこれからの人生

 「よーい,はじめ」

 なりたい自分への目標は,君たちの成長や時間の流れとともに変わっていくでしょう。それでいいのです。具体的な目標が変わっても,常に自分の求める目標に向かって精一杯生きることにこそ価値があるのです。意志あるところに必ず道は拓けます。
「探究する力」「創造する力」「協同する力」この三つの力を大切に,答えのない問いに向かって,自分らしい答えを探し続けることができる豊かな人生を送ってくれることを心から願っています。

 保護者の皆さまに一言お祝いを申し上げます。本日の,お子達の卒業,誠におめでとうございます。お子達の今日の姿に感慨もひとしおのことと存じます。凌風学園の名にふさわしく,「風を凌いで」進んでくれた学園生でした。このような出会いに心から感謝いたします。 
 結びに,ご来賓の皆さまにおかれましては,ご多忙の中ご臨席を賜り誠にありがとうございます。高いところからではありますが,厚く御礼申し上げます。今後も,凌風学園教育に対しまして,ご指導・ご支援のほど, よろしくお願いいたします。

 それでは,卒業生のみなさん,お別れです。自分の可能性を信じ,夢の実現に向けて,困難に立ち向かい,失敗や挫折をおそれず,凌風学園の校歌のごとく,風を凌いで高く高く,風を凌いで遠く遠く,未来に向かって大きくはばたいていくことを祈念し,式辞といたします。
                       令和3年3月15日
                       凌風学園
                       学園長 岩佐 武司

令和2年度 卒業証書授与式 (4)

「風を一つに 〜絆で高め合い 燃え上がる凌風へ〜」

情熱の炎を燃やした9年生の皆さんの今後の活躍を,凌風学園一同,応援しています!
ご卒業おめでとうございます! 

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令和2年度 卒業証書授与式 (3)

この凌風学園で得た経験,思い出と,それぞれの進路での新たな出会いを大切にして,自らの道を力強く生きていってほしいと思います。これから先は正解が用意されていない,自分で正解を出していく道ですが,みなさんなら大丈夫です。
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令和2年度 卒業証書授与式 (2)

卒業生代表の「決意の言葉」では,卒業式が挙行できたことへの感謝の気持ち,大切な仲間と修学旅行に行けたこと,あたり前の日常こそが幸せなことに気づいたこと,9年間,様々な学習や学園行事,部活動等で築き上げてきた仲間や下級生との「絆」で,充実した中身の濃い学園生活となったことが述べられました。また,愛情をもって厳しく,優しく接してくれた教職員や,ここまで支え,愛してくれた家族・保護者の皆さんに「感謝」の思いが込められた内容でした。
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令和2年度 卒業証書授与式(1)

本日,素晴らしい晴天のもとで,凌風学園9回目の卒業証書授与式を挙行しました。新型コロナウィルスの影響で,式の縮小をせざるを得ない状況となりましたが,教職員,地域・保護者の皆様とともに,巣立ちゆく9年生の門出を祝いました。
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9年生を送る会

 児童生徒会本部の今年度の9年生を送る会は,例年とは違い,体育館の中に入っているのは8年生と9年生だけでした。しかし,会そのものは,とてもよい会になりました。
 9年生はまず,各教室で,1〜7年生からのメッセージビデオを見ました。これは,1〜7年生が当日会場に入れないため,各クラスで撮影したメッセージをつなげたものでした。9年生は,真剣な眼差しで,ビデオを見ていました。
 次に,9年生が1〜7年生の教室の前を練り歩きました。その際,1〜7年生は,校歌を一生懸命歌い,9年生に感謝の気持ちを届けました。練り歩く9年生は,にこにこして,とてもうれしそうでした。
 そして,体育館に入場し,児童生徒会本部からのメッセージビデオや8年生の発表,8年生からの部活動メッセージの後,9年生からの発表がありました。
 児童生徒会本部からのメッセージビデオは,たくさん笑いがおき,会場が和やかな雰囲気になりました。8年生からは,メッセージと歌が送られました。短い練習期間でしたが,しっかりと届けられたと思います。部活動メッセージでは,感極まって涙を流す場面がありました。そして,9年生からは,歌とメッセージが送られました。さすが9年生と思える,すばらしい発表でした。8年生はとても真剣な表情で9年生の発表を見ていました。
 例年とは違う形ではありましたが,9年生への感謝の気持ちを伝えることができた,心温まる会になったと思います。児童生徒会本部のみなさんをはじめ,準備に携わってもらったたくさんの方々に,感謝を申し上げます。


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風を凌いで 3月11日

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 今日は,3月11日。今から10年前の今日,午後2時46分に東日本大震災が発生しました。
 この震災では,2万人余りの方がお亡くなりになり,現在も2500人を超える行方不明者がおられます。また,今なお4万人を超える方々が避難生活を余儀なくされ,不自由な生活が続いています。家族,親類,友人を亡くされた方々のお気持ちを思うと,深い悲しみで胸が痛みます。国レベルでは,本日「東日本大震災十周年追悼式」が執り行われ,午後2時46分には,東日本大震災で命を失われた方,被災された方々に思いをはせて,1分間の黙祷が全国で一斉に捧げられます。凌風学園では,朝学活の時間に,学園生の皆さんとともに,この震災により犠牲となられた全ての方々に対して黙祷をささげ,ご冥福をお祈りしました。
 さて,震災から10年,被災地の人々のこれまでの生活や,復興への道のりを特集した報道番組やドキュメントが連日放映されています。「大切な人」や,「大切な場所」を奪われた悲しみを背負いながら,それでも目の前にある現実と向き合って生きておられる人たちの姿が映し出され,改めて「今」という時間,当たり前の毎日を過ごせていることに「感謝」の思いを抱きます。
 「大切な人」それは家族であり,恋人であり,仲間であり,自分にとってかけがえのない人のことです。かつて見たある映像の中で「大切な人」を表す印象深い言葉がありました。
 「大切な人・・・それは,その人の幸せな姿を想像するだけで,自分がうれしい気持ちになる,そんな人のことです。」
 あなたにとって「大切な人」は,間違いなくその人にとっても「あなた自身」が「大切な人」なのです。誰しも「大切な人」の悲しむ姿を望む人はいません。だからこそ,自分自身を大切に,「今」という時間を精一杯生きなくてはいけないのです。「大切な人」を失い,想像を絶する悲しみを背負った被災地の人たちが,それでも懸命に生き抜いていこうとされる姿があるのは,「大切な人」を失った悲しみと同時に,「大切な人」から託された「自分に向けられた思い」をひしひしと感じておられるからだと思うのです。
 自分を支えているのは家族をはじめ,たくさんの「大切な人」からの「自分に向けられた思い」です。だからこそ,「今」という時間を大切に精一杯過ごすことが,その思いに報いることになるのです。そう考えると,「がんばろう」という言葉は,誰よりも自分自身に向かうべき言葉ではないかと思います。
 「明日への希望」を持って懸命に生きておられる被災地の人たちの姿に思いをはせ,私たちは,今自分の身の回りにある「あたり前」の生活やたくさんの「大切な人」とともに過ごせる幸せに感謝し,「今,自分ができること」に精一杯取り組み,毎日を大切に過ごしましょう。

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配布文書

凌風小中学校 いじめ防止基本方針

学園だより

京都市小学校運動部活動等ガイドライン

令和2年度 国立教育政策研究所 「教育課程研究指定校事業」

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