京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2014/10/17
本日:count up1
昨日:6
総数:28647
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
平成24年度から凌風小学校に統合されました。本当に長い間ありがとうございました。

全国学力・学習状況調査を振り返って

 四月に実施されました小学校6年と中学3年を対象にした全国学力・学習状況調査のねらいは、調査結果をもとに自校における児童の学力・学習状況を把握・分析することによりその成果と課題を検証し、その改善を図ることにあります。
 平成19年度から実施されているこの調査は、国語・算数の教科による学力の状況のみならず、生活習慣や学習環境等に関する質問形式の調査も実施されています。
 本校におけるこの調査結果を振り返ってみますと、まず、国語A(主として知識に関する調査)、算数B(主として活用に関する調査)については、全国平均より若干したまわったものの国語B(主として活用に関する調査)、算数A(主として知識に関する調査)については、全国平均を上回っていました。国語に関しては、基礎・基本的なことについては定着してきているが、「
調べてわかったことをまとめて書く」ことや「文章を自分の言葉で置き換えて要約する」ことなどが課題としてあがっている。国語を中心として、他教科とも関連づけながら「書くこと」に力を入れながら授業改善に努めていきたいと思います。
 算数においては、計算力や図形の問題に対しての解答率がよく、日々の繰り返し学習やチャレンジタイムにおける学習の成果があらわれてきたのではないかと思われます。しかしながら、公式をうまく活用して解く問題に対しては、まだまだ課題がある。そのあらわれとして、算数Aの問題18問中、全問無解答率は0%だったのに対して、算数Bの問題14問中、無解答率0%は6問で、問題によっては無解答率30%ぐらいの所もある。学習にたいしての根気、粘り強さ等の力をつけていかなければなりません。
 生活習慣や学習環境等に関する質問形式の調査内容については、学習とは切り離せない大切なものであります。特に、起床、就寝、放課後の家庭での過ごし方等に関連のある項目に見られる結果については、改善の必要があるように思われます。就寝時刻が遅く、起床時刻も遅いといった現状、そしてテレビゲームの時間が長かったり携帯電話での通話やメールが頻繁であったりと、こういった傾向は全国を上回っていました。家庭との連携を密にして取り組んでいかなければなりません。
 我々教職員は、この実態をしっかりと受け止め、今まで以上に取組を徹底していきたいと思っています。

新学期を迎えて

情報化・国際化、価値観の多様化、高齢化などの大きな社会の変化が、今後ますます加速化していくことが予想される中で、子どもたちはそんな社会を乗り越えていかなければなりません。そんな状況の中で、本校の教育目標「夢と希望を持ち、自ら伸びようとする子の育成」を掲げ、子どもたちにはまさしく「たくましく生きぬく」という資質が強く望まれるようになってきました。
 たくましく生きぬくためには、まず、「健やかな精神と身体をきたえること」です。健康づくりは自らの努力と実行が大切であるということです。二つ目は、「自己を切り拓く力を育てること」です。自分を見つめ、自分に打ち勝つ心を持つことです。三つ目は、「目標を持って、その実現に努める態度を育てること」です。常に目標を持ち、努力しようとする気持ち、根性を忘れないことです。
 私たち教職員は、常にこのことを子どもたちに育てるために日々弛みない努力を積み重ねていかなければならないと思っています。それが我々の責務です。児童一人一人のよさや可能性を生かした活力ある学校づくりに努力していきたいと考えております。
 あわせて、保護者の皆様並びに地域の皆様のご理解とご協力によって子どもたちを育てていきたいと思っております。
 新学期を迎え、どうぞ、ご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。
                        校長 松本 敬三
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
学校行事
4/1 年度始休業
4/6 着任式 始業式 入学式  *陶化中入学式/午後
京都市立陶化小学校
〒601-8027
京都市南区東九条中御霊町55
TEL:075-672-1171
FAX:075-672-1172
E-mail: touka-s@edu.city.kyoto.jp