京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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令和6年度新入学児対象 就学時健康診断のお知らせ 令和5年11月28日(火) 

思いやりの心をもてるといいな!

 12月は,人権月間です。子ども達と一緒に『人権』について改めて考える月にしています。子ども達は,保護者・教職員と一緒 に,身近な『人権』について考える機会をもつことが大切です。『人権』という言葉は,大変幅広い意味があります。
 人権朝会では,「人を大切にする」ことについて全校で考える場をもちました。だれもが人を大切にしなければならないことは分かっています。でも,どうすればよいのか本当に分かっているのでしょうか。今年は「ねずみくんのきもち」(なかえよしを・ポプラ社)というお話をもとに,「いちばん大切なこと」について考えることにしました。「いちばん大切なものは何ですか?」と問いかけてみました。「大切なもの」はたくさんあるでしょう。しかし,「いちばん」は何かと問われると考えてしまいます。なかえよしをさんの「ねずみくんの絵本」を,みなさんも一度は目にしたことがあるでしょう。小さいねずみくんと,ねずみくんをとりまく様々な動物たちとの楽しいやりとりを描いた,やさしさあふれる絵本です。その中でもこの「ねずみくんのきもち」では,ねずみくんと一緒に「いちばん大切なもの」のについて考えることができます。一人でめそめそしているねずみくんのところに,ふくろうがやってきて言います。
「じぶんでじぶんのことを 考えることは だれにでもでき
 るけれど 大切なのはあいてのことを考えることなんだよ 
 それを 思いやりっていうんだ」
「おたがいに 思いやることが 大切なんだよ 
 よく考えてみれば じぶんがひとりで生きているのでは 
 ないことに気づくはずなんだ みんなが たすけあって 
 生きなくてはならないことが わかるはずなんだ」

 最後に,宮澤章二の「行為の意味」という詩の一節を紹介しました。東日本大震災が起きた後に全国的にテレビCMで放映され,多くの人々の心に響いた一節です。「『こころ』はだれにも見えない。けれど『こころづかい』は見えるのだ。・・・同じように『思い』は見えない。けれど『思いやり』はだれにでも見える。・・・あたたかい心が あたたかい行為になり,やさしい思いが やさしい行為になるとき,『心』と『思い』も 初めて美しく生きる・・・」
 この人権朝会での話を受けて各学年・学級で話し合います。各家庭でも,家族の中で「一人一人を大切にできているかな」「相手のことを思いやる行動ができているかな」と話し合う場をもってみてください。私たち大人も,人権を視点に自らを振り返ることが大切です。子どもに背中を見せることができる大人として,自分の言動を振り返りたいと考えます。
 12月5日(木)のハートフル参観では,各学年のテーマに沿って「人権」について考える学習を行います。また,その後の懇談会は学年で行い,身近な学校生活での出来事や子どもの様子から,保護者の皆さんと一緒に「人を大切にする」ということについて話し合う時間にしたいと思っています。どうぞご参加ください。
 早いもので今年もあと何日…と残りの日を数える時期となりました。冬の到来を実感し,朝・夕の冷え込みと共に,日中でも肌寒い日が続いています。季節の変わり目,子どもたちの健康管理に十分な気配りをしていきたいです。ご家庭でも,風邪が流行する季節を迎えるにあたり,子どもたちの健康管理に十分なご留意をお願いいたします。

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