京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/25
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令和6年度新入学児対象 就学時健康診断のお知らせ 令和5年11月28日(火) 

5年 山の家の活動を終えて

 山の家で過ごした4日間。子ども達は大きく成長できたのではないでしょうか。たくさんのことを学んで帰ってきたことでしょう。そして,何よりも偉大な自然の中です。空気がきれいで,何だかほっとする気持ちになれます。
 私は出発の時に,子ども達に2つのことをお願いしました。それを基に振り返ってみたいと思います。
 一つは,いろんな時に自分で考えて行動することです。この日を迎えるまでに,先生と一緒に準備を進めてきました。しおりには,活動予定がきちんと書かれています。それに沿って,自分がどのように動くとよいのか考えてほしいのです。しかし,山の家の活動においては,すべて予定通りに進むとは限りません。そんな時には,一人一人が自分で考えて,改めて「今どうするべきか」考えてほしいのです。時間を考えて行動する姿がたくさん見られました。山の家の約束の一つに「5分前行動」というのがあります。前もって,余裕をもって行動することで,やるべきことにきちんと時間を費やすことができます。しかし,「先生の指示をどうとらえたかな?」と疑問に思う場面もありました。言葉には,その背景があります。「〜しましょう。」という指示の裏には,今どういう状況か考えることが求められます。「これからどんな活動があるのだったかな?」「何のために,これを持っていくのかな?」ちょっと想像を巡らせるだけで,自分の行動がずいぶん変わります。「自分で考える」ということは,行動に移すための判断がともなってきます。そして,そこで一人一人が責任をもってほしいのです。「なぜ」「どうして」「どんなふうに」「どうしたい」「どうすべきか」等,ほんのもう少しでいいのです。自分の考えをもてるように,頭を働かせてください。
 もう一つは,仲間を大切にしてほしいことです。普段学校で共に過ごしている仲間ではありますが,いつも以上に長い時間共に過ごすことになります。勉強するだけでなく,共に生活することになります。普段とは違う「関わり」があったり,普段見ることのできない友達の「顔」「姿」を目にしたりすることもあるかもしれません。その中で,新しい仲間のよさを発見することができたのではないでしょうか。友達に掛ける声かけも大切です。ちょっとした声掛けが,友達の心を動かします。「大丈夫?」「手伝おうか?」「わたしがやるよ。」「〜した方がいいよ。」「それいいな。」・・・・何気なく口にする言葉が,相手の心に響きます。一緒に過ごす時間が長かったため,友達と声を掛け合う場面がたくさんありました。「自分はどんな声を掛けたかな?」「友達にどんな声を掛けてもらったかな?」ぜひ振り返ってみてください。これからの学校生活の中で,きっと役に立つはずです。さらに,5年生39名の結束が深まることを期待します。
 4日間の山の家の活動は,有意義なものでした。この中京区の街中では,決して体験できないことがたくさんありました。そんな体験を積み重ねることで,みんなはさらに成長できたのではないでしょうか。さあ,週明け月曜日からの学校生活で,この山の家で学んだことを発揮してください。課題となって浮き彫りにされたことは,改善できるようにしてください。高学年である5年生としてさらに飛躍してくれることを願っています。
 保護者の皆様,子ども達が活動に参加できるように準備いただきありがとうございました。また,ホームページのアクセス数が400を超えるほど,子ども達の毎日の活動を気にかけてくださり,きっと各家庭で話題にしていただいたことでしょう。帰ってきたお子様の声で,もう一度山の家の思い出を語らせてあげてください。普段経験できないことをたくさん経験できた4日間。その思い出をしっかり自分の言葉で語れるよう,耳を傾けてあげてください。疲れもたまっていると思います。今日はゆっくり休ませてあげてください。

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