京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
本日:count up27
昨日:107
総数:423372
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
令和6年度新入学児対象 就学時健康診断のお知らせ 令和5年11月28日(火) 

めあてをもって

画像1
 早くも6月を迎えました。初夏を思わせる暑さの中に,すがすがしい風も吹いています。
 6月1日の朝会では,子どもたちに「めあてをもって」ということについて話しました。
 
 教室で学習するときには,黒板に「今日のめあて(学習課題)」が示され,子どもと確認しながら学習が進みます。何か取組をするときには,はじめに「何をがんばりますか?」と一人一人のめあてを書いたり話したりします。学期のはじめや1年のはじめにも「がんばること」を決めることがあります。

 「めあて」を決めて,それに向かって取り組む姿はすばらしいものです。でも,「めあて」を決めるだけではいけません。たとえば,「漢字の勉強をがんばろう」という「めあて」を立てたとしましょう。その子は,その「めあて」のために,漢字の練習を繰り返すことでしょう。でも,ここで大切なことは,「何のために,漢字の勉強をがんばるのか。」ということです。「漢字テストで100点をとりたい。」「○年生の漢字を全部覚えたい」「習った漢字を使って文章を書きたい。」等,その「めあて」が実現した時の自分の姿(目標)を描けているかが大切なのです。
 
 自分が行動するときに,「何のために」と目的があり,「〜したい」「〜できるようになりたい」と目標があることは,とてもすばらしいことなのです。
 
 今年度の学校教育方針にあげている一つに,「自ら進んで学習する子」というのがあります。「学習」ということばは,「生活」「行動」等に置き換えられます。行動するときには,「めあて」にそって自分で考え,判断することが求められます。「なぜ〜するのか」「どのように〜するのか」を考えます。そして,「よりよくするにはどうするか」「うまくいくためにはどうすればよいか」判断します。そして,最後には「うまくいったか」「何がよかったのか」「もっとよい方法はあるのか」と振り返ります。この一連の行動により,たくさんの力が身に付くことになり,人は成長するのです。
 成功した時はうれしくなります。でも,失敗したり,相手にいやな思いをさせてしまったりと,よくない結果をもたらすことがあるかもしれません。そこで,大切にしたいことは,行動する前に自分でどう考えたかということ,また,結果を見て,しっかり振り返ることができるかということではないでしょうか。「めあて」をもつことで,自分の行動に責任をもつことにつなげてほしいものです。

画像2
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
学校行事
6/8 プール掃除
6/14 水慣れ開始
京都市立朱雀第七小学校
〒604-8841
京都市中京区壬生東土居ノ内町20
TEL:075-311-0307
FAX:075-311-4697
E-mail: suzakudai7-s@edu.city.kyoto.jp