京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/24
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学校教育目標『ともに学び 自ら考えて行動する 朱六の子ども』 

自分から・自分で  考える・○○する

 今年のキーワードは,「自分で考える・自分から〇○する」でした。よいことか悪いことかを自分で考えよう,人に言われなくても自分から行動しようと,朝会で声を掛けてきました。また,各教室でも担任から声掛けをしてきました。
 毎月の朝会では,子どもたちがしている「自分で考える・自分から〇○する」ことを発表しました。「自分から宿題をしています。」「自分で考えて,ピアノの練習を毎日しています。」「自分から毎日洗濯物をたたんでいます。」「自分で考えてサッカーの練習をしています。」など,子どもが実行していることは様々です。ほとんどの子どもが,全員の前で発表しました。発表するのも指名はしません。自分から進んで発表していました。
 子どもたちに自主性・主体性をつけるためには,周りの大人の協力が不可欠です。そしていろいろな仕掛けが必要だと思います。
 子どもがすることには時間がかかると思います。洗濯物をたたむのも,大人がすれば早くきれいにたたむことができます。でも,子どもには時間と経験が必要なのです。洗濯物をたたむことを任されていると感じた子どもは,責任をもって洗濯物をたたむでしょう。そして,「ありがとう。助かったよ。」という一言をかけてもらうと,自分は人の役に立つんだと実感していくのです。そういう経験が子どもには大切なのです。そういう小さな積み重ねがあれば,自分から何かをやってみよう,こんなことがしたいと自分で考えられるようになると思います。
 4月からは新しい学年になります。こんなことをがんばろう,こんなことをしてみたいという思いを子どもたちはたくさんもっていると思います。そのやる気を大切に,新学年をスタートしてほしいと思います。
 保護者の皆様,地域の皆様,今年度も多方面からご協力いただきありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

校歌のこと Part2

 以前,朱雀第六小学校の校歌のことを学校だよりに書きました。その際,校歌に込められた思いや作詞・作曲をされた方の情報を知っておられたら教えてくださいとお願いをしておりましたら,地域の方より情報をいただきました。
 作曲者の蔵田 春平さんは,校区に在住されていたそうです。その当時京都市消防音楽団の団長をされていた蔵田さんは,今の星池公園のあたりにあった「京都市消防音楽団」の寄宿舎に住んでおられたそうです。蔵田さんと親交のあった当時のPTA役員さんが依頼してくださったそうです。
 創立25周年の新校舎の竣工式で披露された校歌。その竣工式のお写真もいただきました。学校のことを教えていただくこと,大変うれしく思っています。情報をいただきありがとうございました。

本物と出会う

 2月の中旬に,5年生が家庭科で「日本料理に学ぶ食育カリキュラム」の学習をしました。京料理の料理人さんや食育指導員さんにお越しいただき,昆布の良い香りが漂う中での学習です。この学習の中では,
   味覚教育・・・五感を使って味わう力・安全性を見極める力
   食材教育・・・食材の命,食に関わる全ての人への感謝する心
   料理教育・・・食べる人のことを考えた調理 食事のマナー
等の力や心を育てることをねらいとしています。
 まずは,1時間以上,昆布を弱火で加熱し,だしをとりました。子どもたちは,昆布のだし,昆布とかつおのだし,それに塩としょうゆが入っただしと3つのだしの味わいの違いを五感で感じ,その感想を交流しました。子どもたちの五感はとても敏感でした。
 その後,「かぶらとおあげのたいたん」と「お吸い物」を作りました。子どもたちはとても丁寧に盛り付けをしていました。もちろんとっても美味しくいただきました。だしをとる時間も盛り付けをするときも,食べる人のことを思う大事な時間なんだと思いました。
 給食でも,和食の献立が増えています。また,毎月「和(なごみ)」献立があり,和食を中心としただしのうまみを生かした献立で食材にもこだわっています。どうしても給食の時間はあわただしくすぎてしまいますが,だしのうまみを味わう機会を各学年でも意識していきたいと思います。

友だちの良い所

 前回の朝会で,「人を大切にするって,どうすることだろう。」と子どもたちに問いかけました。その際,「仲良く遊ぶ」「友だちの気持ちを考える」などが出てきました。子どもたちは,自分のことだけではなく友だちに目を向けることが人を大切にする第一歩だと気付いてくれました。約3週間,校長室の前に,「友だちの良い所をみつけよう」というコーナーを作りました。たくさんの子どもたちが友だち好意の目を向け,友だちの良さを見つけてくれました。友だちの良さをたくさんの子どもが見つけてくれたことは大変うれしいことです。そして,自分に向けられる友だちの良さからクラス全体の良さにと目を向ける子どもが増えてきました。子どもたちの友だちへの優しい眼差しは素晴らしいなと改めて感じました。これからも,人に対する優しい目をもち続けてほしいと願っています

子どもたちのみつけたこと  
・友だちが毎日「おはよう」と言ってくれるからとてもうれしい。
・友だちが勉強をとてもわかりやすく教えてくれました。
・友だちがいつもニコニコしていて,笑顔にしてくれる。
・友だちの笑顔がすてき。
・友だちが自分から友だちをさそっていました。
・一人でトイレのスリッパを並べている人がいました。
・自分から進んで先生のお手伝いをしている人がいました。
・私のクラスには,みんなが帰った後に,机をそろえてくれる人がいます。
・クラスのみんなはやさしい人が多くて,ゆずりあいができる。

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いじめを防止する

 京都市の小学校では,いじめの早期発見・早期対応ができるようにと,子どもたちにいじめの実態把握に関するアンケートをしています。本校でも,年に2回アンケートを行い,子どもからの訴えや子どもや保護者からの情報をもとに実態把握をしています。そのアンケートには,「友だちからされたことで,いやな思いをしたことはありますか。」などの質問項目があります。毎回,各クラス数名の子どもが「ある」と答えています。あると答えた子どもには,担任がしっかりと話を聞き,いやな思いをしたままにならないようにしています。
 でも,毎回同じ子どもではないにしろ,「いやな思いをした」経験がある子どもがいるという事実を真摯に受け止め,全校で一斉に「いじめ」をテーマにした道徳の学習をしました。また,懇談会も行いました。
 道徳の時間には,3組,1年生から5年生までは,いじめをなくすために「友情の大切さ」について考えました。6年生は,いじめが人の命をも脅かすことがあるので「生命の尊さ」について考えました。懇談会では,いじめを未然に防ぐために学校が取り組んでいること,授業や道徳の時間を通して,また人権学習や体験活動を通して子どもたちの心を育てるようにしていることを話しました。いろいろな学習を通して,正しいことを知り,正しく判断ができる子どもになる,そのことがいじめを未然に防ぐことに大きくかかわると考えています。
 さて,京都市は,12月を「人権月間」としています。先日の朝会では,「人を大切にするって,どうすることだろう。」と子どもたちに問いかけました。「仲良く遊ぶ」「友だちの気持ちを考える」などの声が出てきました。子どもたちは,自分のことだけではなく友だちに目を向けることが人を大切にする第一歩だと気付いてくれたようです。
 今,校長室の前に,「友だちの良い所をみつけよう」というコーナーを作っています。友だちにやさしい目を向けて,どんな友だちの良いところを発見してくれるのか,楽しみにしています。また,皆さんにもご紹介します。

校歌と愛唱歌

校 歌     平井 乙麿作詞   蔵田 春平作曲
    
一、京の山々 夢のごと    明けてすがしく 呼びかける
  正しく強く 進みましょ
  朱六のぼくら 私たち   朱六のぼくら 私たち
二、学びのこだま 鳴る胸に  希望は清く あふれくる
  力を合わせ 励みましょ
  朱六のぼくら 私たち   朱六のぼくら 私たち
三、平安の古都 ほこりある  におう文化の 学園に
  日々新しく 咲かせましょ
  朱六のぼくら 私たち   朱六のぼくら 私たち

 10月30日に行われました音楽鑑賞で,大阪交響楽団の生演奏で校歌を歌いました。いつも歌っている校歌が,とても高尚な校歌に聞こえました。
 さて,朱雀第六小学校の卒業生の保護者・地域の皆様は,音楽が流れたら,子どもたちと一緒に校歌を歌っていただけるのではないでしょうか。私も,出身校の校歌を3番まで,今でも歌うことができます。いつまでたっても覚えている歌・・・校歌って素敵ですね。               
 朱雀第六小学校の校歌について,少し調べてみました。昭和33年2月,新校舎の竣工式で発表されたそうです。その年は,創立25周年記念の年だったそうです。残念ながら,校歌に込められている思いや作詞・作曲をされた方の情報は見つけることができませんでした。どなたかご存知でしたら,是非教えてください。
 
 校歌を調べている時に,次のような歌を見つけました。


愛唱歌    小野 為三 作詞    藤本 晋一郎作曲

一.すざくのこども ぼくたちは   平和の木ばとだ  のびのびと
  のぞみの空を とんでいる    羽音に力 みせるのだ
  仲よく伸びよう どこまでも

二.すざくのこども わたしらは   文化の花よ 朱桜よ
  民主の園に 咲いている     姿に心 みせるのよ
  仲よく伸びよう どこまでも

 これは,愛唱歌として昭和21年ごろから昭和30年頃まで歌われていたそうです。作詞は,昭和21年4月より校長をされていた小野 為三先生。戦後いち早く民主的な教育,それを「朱桜教育」と銘打ち,実践されたそうです。ちなみに,朱桜教育のねらいは, 
  「自ら考え,自ら決断する自主的,主体的な人間,自己の言動に責任をもち,
他人の人権を尊重して,ともに働きともに楽しんで生活を創造する人間を目指す」

だったそうです。今の時代にも通じる大切なねらいだと思います。
 子どもたちにも31日の朝会で,校歌の歌詞を再度確認したのち,愛唱歌の存在を紹介しました。

一生懸命

 一所懸命ともいいますが,「物事を必死にやること」です。朝会で,「一生懸命」の話をしました。
 9月中旬に,5年生は花背山の家で野外活動を行いました。野外炊事でカレーやご飯を作るだけでなく,後片付けもお鍋がピカピカになるくらい「一生懸命」後片付けをしました。
 運動会の練習をみていると,負けそうになっても最後まで力を振り絞り「一生懸命」競技をしている子どもがたくさんいます。一生懸命取り組んでいる姿は,とても『かっこいい』です。
 全校ダンスの練習も始まっています。たとえダンスを間違えても,必死についていこうとする姿は『かっこいい』と思います。でも,残念ながら,全校ダンスの練習だけでなく他の競技・演技の練習を見ていても,手を抜いているなあと思う姿もあるのが現状です。力いっぱい,真面目にやることが恥ずかしいのでしょうか。
 どんな場面でも,一生懸命する姿は,それを見ている周りの人を感動させます。随分と前になりますが,力士の姿に「感動した」と言って,優勝トロフィーを渡された総理大臣もいらっしゃいましたね。
 もうすぐ運動会です。子どもたちの一生懸命競技や演技をする姿をどうぞお楽しみに!

☆「クイズ!変わったところはどこでしょう」  
  夏休み中に,学校の中できれいになったところを見つけようと,子どもたちには8月の朝会で,保護者や地域の皆様にはホームページでクイズを出しました。その答えです。
○教室の床 ・・・・・・ 研磨してワックスを塗ったので,ピカピカの床になりました。
○教室前のすのこ・・・・ ワックスを塗ってリフォームしました。
○階段の黄色い線 ・・・ 階段も右側通行が意識できるようにしました。
○外階段 ・・・・・・・ 滑らないように改良してもらいました。
○食器 ・・・・・・・・ ペン食器になりました。汁物などをいれても熱くなりすぎません。
○校舎・運動場周りの樹木・きれいに散髪しました。
○本館の階段周辺の壁 ・ 落書きがあったのでペンキをぬってもらいました。

番外編  みなさんが見ることはできないけれど・・・
○給食室の屋根 ・・・・ 古くていたんでいたので修繕してもらいました。
夏休み直前には
○運動場 ・・・・・・・ 排水がよくなりました。雨の後も,早く運動場が使えるようになりました。
○プール北側の樹木 ・・ すべて伐採しました。プールが明るくなりました。



クイズ  変わったところを見つけよう!

 夏休み前には,運動場の修繕工事をしました。水はけがよくなったので,これで雨の後でも出来るだけ早く運動場が使えると思います。

 クイズです! (朝会でも子どもたちに問いかけました)

 夏休み中に,学校のいろいろな所をリニューアルしたり手を加えたりしました。業者にしてもらったところや,教職員で作業したところもあります。

 さて,どこがかわったでしょうか。

 答えは7つあります。

 学校に来られた時に探してくださいね。

ちなみに,答えは校長室の前に掲示しています。

心の扉を開ける

 元気な子どもたちの声が学校に戻ってきました。朝会の時,笑顔で整列している子どもたちを見て,大きくなったなあと実感しました。子どもたちのご家庭での様子はいかがでしたでしょうか。
 さて,夏休み前の朝会で「夏休みの34日間,毎日何かを続けてみよう!」という課題を子どもたちに提示しました。先日の朝会でできたかどうかを尋ねたところ,全校の3分の2以上の子どもたちが,何かしらのことを34日間続けられたようでした。「お母さんの手伝いを毎日した。」「毎日魚に餌をあげた。」「毎日ボールを蹴っていた。」などなど。中には途中で挫折してしまった子どももいます。でも,めあてをもってそれに向かって取り組むという過程が大切です。どの子どもたちもきっといろいろな力を身に付けたことだと思います。
 話は変わりますが,夏休みに,心に響く,そして大いに反省するようなお話を聞いてきました。子どもたちと良好な関係をつくるため,心の扉を開ける3つのプロセスのことです。

 第1段階   ワンネス  One-ness
          響く 相手の身になろうとする 「わかろう」とする 
 第2段階   ウィネス  We-ness
          支える 相手の役に立つことを一緒に考えようとする態度
 第3段階   アイネス  I-ness
          自分の気持ちと自分の考え こちら側の伝えるべきことを伝える

 例えば,「先生,漢字の宿題をやってくるのを忘れました。」と子どもが言ってきた時,学校では,次のような会話が多いようです。  

 第3段階   アイネス  I-ness
         「なんで忘れたん?だめやないか。」
         「君の将来のことを考えて言うてるんやで。」
 第2段階   ウィネス  We-ness
         「で,どうするの?するの?しないの?」
 第1段階   ワンネス  One-ness
         「昨日,体調悪かったんか?」

 でもそれを第1段階から始めると,
 第1段階   ワンネス  One-ness
         「よく言いに来たなあ。」「君が忘れるなんて,どうかしたの?」
 第2段階   ウィネス  We-ness
         「今日中にできることがあるかな。」「手伝ってほしいことはあるかな。」
 第3段階   アイネス  I-ness
         「今日はきちんと伝えに来てくれてえらいと思うよ。」
         「明日からは忘れずにきちんとやって来るんだよ。」
となり,子どもたちは心の扉を開けて話がしやすいということです。反省しました。

 学校でも,毎日毎日,心の扉を開ける3つのプロセス通り話はできないかもしれません。でも,子どもの心を開けるのは,私たち子どもを取り巻く大人なんだなと改めて思いました。ご家庭でも,似たような場面はないでしょうか・・・

継続は力なり

 21日の夏休み前の朝会では,私から子どもたちに夏休みの宿題を出しました。「夏休みの○○日間,毎日何かを続けてみよう!」という課題です。
 毎日10問計算をする,10文字漢字の練習をする,3行日記を毎日書く,公園でランニングをする,お風呂掃除を毎日する,洗濯物をたたむ・・・など,3分から5分くらいでできることを毎日続けてほしいと思います。学習にかかわること,身体づくり,生活にかかわること,何でもいいのです。
 何事においても継続するためには大変な努力が必要です。また,地道な努力を続けていればそれが自信となり,力になっていくと思います。「夏休みの○○日間続けられた!」というのは,子どもにとっての大きな自信になります。きっとそれが良い方向に向かってくれると信じています。子どもたちが挫折しかかったら,課題を続けられるよう,お家でも応援をお願いします。
 本日よりから子どもたちが待ちに待った夏休みが始まりました。健康に気を付けて,また自分の命は自分で守り安全に過ごせるようご配慮をお願いします。夏休み明けの子どもたちの笑顔を楽しみに待っています。


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学校だより

学校経営方針

研究発表会

学校評価

学校いじめ防止等基本方針

学校沿革史

台風等に対する非常措置についてのおしらせ

京都市小学校部活動等ガイドライン

平成30年度新1年生の入学についてのお知らせ

小中一貫教育「よんきゅう絆プロジェクト」

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