京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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めざす子ども像 「考える子」「協力する子」「がんばる子」

正幸フォーメーション

正幸フォーメーション

 田中正幸くんは小学校3年生からバスケットボールを始めました。熱心に練習し,山梨県の中でもバスケットボールが強い高校へ進学しました。しかし,入学式の3日前,正幸くんは脳出血で倒れてしまったのです…。
4時間にわたる緊急手術は成功しましたが,右手右足が全く動かなくなってしまいました。それでも正幸くんは仲間の応援を支えに,懸命にリハビリに励みました。そのかいあって,2年生の時にはバスケットボール部に入部することができました。体が十分動かないため,試合には出られませんでしたが,一日も練習を休むことはありませんでした。試合のビデオ撮影やデータ分析など,チームのために常に精一杯働く正幸くんを,みんなは心から尊敬していました。
 高校生活最後の大会が近づきました。監督は34人の部員を集めました。
「みんな。正幸が誰よりも努力していることはわかってくれていると思う。ベンチには18名しか入れない。けれど,最後の大会,最後までユニフォームの姿で正幸をベンチに入れたいんだ。どうか,みんな承知してほしい。」
全員がうなずきました。そして正幸くんが出たときのためにと,正幸フォーメーションと名付けて正幸くんにシュートを打たせる練習を始めました。

 試合当日,チームの動きは絶好調。相手に40点の大差をつけました。監督は,正幸フォーメーションのメンバーを呼びます。そして動きを確認しました。
「交代。11番が入ります。」いよいよです。大勢の人が見守る中,正幸くんは高校生活で初めて試合のコートに立ちました。
 味方がボールを奪います。正幸くんは少し足を引きずりながら自分のシュートポジションへ一直線に走りました。メンバーの智生くんから健太くんにパス。健太くんは素早いドリブルで相手を抜き去り,両手で正幸くんにボールを差し出しました。まるで大切な贈り物を渡すように。
「シュート!」監督,メンバー,応援の声が重なります。正幸くんはボールを持ち替え,左手一本でシュートを放ちました。ボールはみんなの声に乗って鮮やかな弧を描きます。時間が止まったかのようにみんなが見守る中,ボールはすっぽりとネットに吸い込まれていったのです。沈黙を打ち破るどよめきと歓声。「やった!入った!」ベンチは大騒ぎ。飛び跳ねる者。床にうずくまる者。
全員が熱い涙を流しました。
 正幸くんだけが笑顔でした。顔をくしゃくしゃにして,左手で小さなガッツポーズを作りました。


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5月18日 長縄練習開始

今日から、長縄大会に向けての練習も始まりました。各クラスみんな何度も続けられるように声をかけたり応援したりして頑張っていました。
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5月18日 縦割り遊び 顔合わせ

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縦割り遊びの顔合わせが今日の朝にありました。
全体の目標、各学年の目標、そして各グループごとの目標を決めていました。またさっそくグループの友達と一緒に話をしたり遊んでいるグループもありました。

5月14日 一年生迎える会

今日は、5時間目に一年生迎える会がありました。この日まで2年生から6年生までが協力して準備をしてきました。学校のいいところを言葉や歌、劇などで学年ごとに発表していました。1年生も自分の名前を呼ばれたら大きく返事をしたり歌を歌っていました。

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5月12日 部活開講式

今日は、放課後に部活開講式がありました。
みんなそれぞれ自分の選んだ部活動に目標をもってこの開講式に臨みました。
「この1年間続けるぞ」「いろんな楽器にふれたい」などそれぞれの目標をもって部活動に取り組もうとしている姿がみうけられました。
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気配り 心配り

気配り 心配り

 春休みは学校に勤務する者にとっては一年でもっともあわただしい季節のひとつです。卒業式,修了式,教職員の異動,新1年生の入学準備,クラス分け…またたくまに毎日が過ぎてゆきます。職員室の机やいすの位置も新学年に合わせて移動させるため,職員室の入り口には「新学年の準備をしています。ノックをしてから入ってください。」の張り紙がしてあります。少し頭を働かせば,高学年の児童なら(○○先生は△年生を受け持つのかな)と想像がついてしまうのもその理由のひとつです。

 いよいよ新年度が始まったこの前の4月8日のことでした。まもなく着任式・始業式を迎える日,私は着替え・話す内容のチェックといつも以上に忙しい朝を迎えていました。そんなとき,校長室の扉をノックする音が聞こえます。「あれ?今の時間には私を訪ねて来られる約束はなかったはずだけど…」と私はもう一度耳を澄ましてみました。

(コンコン…)乱暴ではない,控えめなノックの音が確かに聞こえます。私は急いで扉を開けてみました。この春6年生になる3人の女の子がにこにことしながら立っています。
「どうしたの?」と聞いてみました。
「校長先生,6年生の新しい教室にちょっと間違いがあって…」と言うのです。
「何が間違っていたの?」
「ロッカー等に貼ってあるシールの名簿順が違うと思うんです。Aさんの次がBさん,そしてCさんなんですけど,C→A→Bになっているんです。」

 私たちなら,みなさんならそんなときどうしますか?恐らく教室に入ってから,6年生の担任に決まった先生に伝えるのが普通ではないでしょうか。
「担任の先生の発表がまだなので,校長先生から伝えてもらおうと思ったんです。」
「わかったよ。ちゃんと伝えておくからね。」

 教室でみんなの前で話せば,先生のミスが多くの児童に明らかになります。職員室に入れば,机の位置を見てしまいます。恐らく3人で相談して,私のところにそっと伝えに来たのでしょう。
 6年生にしてこの気配り,心配りができるのです。私たちも励みにして気配り・心配りを心を込めてしようと改めて強く思った日でした。

 
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5月11日 朝の朝会

 今日は,5月の朝会がありました。
 5月3日の憲法記念日に関して,校長先生からは国の決まりである憲法についてのお話がありました。その中で,「みんなで話し合って決めましょう」「一人ひとりを大切にしましょう」「戦争はしません」というように,いくつかわかりやすく例を挙げてのお話でした。私たちは日々の生活の中で,ルールをしっかり守りましょうとみんなに呼びかけがありました。
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