健康教育研修 危機発生時の対応について

　延期になっていた健康教育研修を行いました。前半は傷病者を観察するポイントと手順，傷病の応急手当の方法など，緊急時の対応や救急処置について確認し，後半は事故を想定したシュミレーション訓練を行いました。
　シュミレーションは，「高所からの落下事故」と「食物アレルギーによるアナフィラキシー」について行いました。
　対応法について理解はしていても，IPホンや携帯電話が無い場合や不通時の連絡の大変さと難しさ，人手が少ない場合や担当者不在時の個々の動きと分担をいかにスムーズに行うかなど，実際に動いてみることで見えてくる課題もありました。起こらないためのリスクマネジメントが第一ですが，様々な状況下を想定して今後も研修を行い，危機発生時のクライシスマネジメントに役立てていきたいと思います。

6年生 薬物乱用防止教室

　学校薬剤師の中林雅子先生を講師にお招きし，6年生に薬物乱用防止教室を行いました。薬のはたらきと薬を使う時の約束について学んだ後，「勉強がはかどる薬や気分が良くなる薬を勧められたら？」という問いかけから薬物乱用について考えました。中林先生からは，薬物乱用とは，薬物を社会のルールから外れた目的や方法で使用することをいい，1度使っただけでも乱用になること，薬物は脳にダメージを与え，傷ついた脳は治らないこと，依存の仕組みについて詳しく教えて頂きました。
　薬物を近づけないために，正しい知識を持つこと，断る勇気を持つこと，相談相手を持つこと，自分を大切にすることが大切であることを学びました。