冬の読み聞かせ会 に寄せて

　「冬の読み聞かせ会」は、昨年度まではなかった、新しい取組です。ＰＴＡの保護者の方にもご協力いただき、今年度実施することができます。子どもたちは、とても静かに、一生懸命に、２冊の読み聞かせに聞き入っていました。

　先日の新聞に、「絵本を読むということ」という記事があり、その中に、『子どもにとって絵本は自分で読むというより親に読んでもらう本です。どの子も絵本は大好きですが、それは本そのものが好きというより本を読んでくれる親の優しさが心にしみ入るからです。」という文章がありました。今日の子どもたちも、絵本の内容よりも「絵本を読んでもらえる」といううれしさや楽しさから集まってくれたのだろうと思います。
　
　今年度、金閣小学校では、夏休みに「第２図書館」を整備し、絵本を今までの図書館から第２図書館に移動しました。２学期から、図書館の利用率が少しずつ改善されてきています。子どもたちの読書量の増加を目指した取組を、これからも続けていきます。ご家庭でも、年末年始を利用して、子どもに読み聞かせをしていただいたり、子どもと一緒に本に親しむ時間をとっていただいたりすることができればうれしいです。