京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/26
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ともに 〜認め合おう 学び合おう 創り上げよう〜

2学期終業式

 今日で2学期が終了です。緊急事態宣言中での開始となった2学期の始業式で,「2学期は1年間で一番長い学期です。コロナ禍の中でも,できる事をしっかりやり,みんなで楽しみましょう。」という話をしましたが,どんな2学期だったでしょうか。
今日の終業式では,“今年の漢字”にちなんだ話をしました。

“今年の漢字”とは,1年間の世の中の様子を漢字一字で表すとどんな漢字がふさわしいと思うか,投票によって一番多かったものを選ぶもので,今や年末の風物詩となっていますね。
 たくさんある漢字の中で,“今年の漢字”として一番多く投票されたのは「金」でした。「金」を選んだ理由には,『オリンピックやパラリンピックで,金メダルを たくさんとった』『野球の大谷選手や,将棋の藤井聡太さんなど,金字塔をうちたてた(大活躍した)人がたくさんいた』などがあります。2番目に多かった漢字は「輪」で,その理由は,『オリンピックやパラリンピックで,世界の人たちとつながった』『家族と一緒の時間が増えて家族の温かい輪を感じた』などです。3番目は「楽」で,その理由は『コロナの中でも,楽しめることが増えてきた』『自分で楽しむことを増やしていきたい』などです。
 皆さんにとっての「金」「輪」「楽」は何だったでしょうか。誰もみな,毎日確実に成長しています。少しうまくいかなかったことがあっても,それも成長のきっかけです。輪が切れそうになっても結び直せばいいのです。自分の中に「金」「輪」「楽」は必ずあると思いますから,しっかり振り返ってみてください。その振り返りを,明日からの冬休みにも活かしましょう。
「金」…自分が輝けることをどんどんしよう
「輪」…家族や周りの人ととの繋がりを大事に,手伝いもたくさんしよう
「楽」…コロナやかぜ,ケガ,事故に気を付けて元気に楽しく過ごそう

 1月11日に元気な皆さんと会えるのを楽しみにしています。
 
 保護者・地域の方々にも多くのご協力とご支援を賜りありがとうございました。皆様も,どうぞお元気で良いお年をお迎えください。

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「ふつうってなんだろう」〜人権月間の取組から〜

 今日12月10日は世界人権デー。世界人権宣言が国連で採択された日です。
 日本は12月4日〜10日の1週間を「人権週間」,京都市は12月を「人権月間」と定めて,人権文化が定着するための取組を行っています。
 紫明小学校が今年度力を入れている人権テーマは,「自分の思いを持つ・表現する」「人の多様性(思いや性も含めて)を理解する」です。11月後半に「子どもの権利」について学習し,日常で大切にしたいことを標語にしました。12月1日(水)には人権朝会を行い,「世界人権宣言の絵本 みんなたいせつ」の一部を読み聞かせした後,各学級の代表者に標語を発表してもらいました。そして,今日はなかよし集会を開き,児童会本部による人権劇「ふつうって何だろう」をみてグループで話し合ったことを交流しました。
「ふつう」って何でしょう。「ふつう」って大事なのでしょうか。大事だとしたらどういう面で?大事じゃないとしたらどういう面が? なかよし集会の後の話で少しみんなに考えてもらいました。「ふつう」は便利な言葉です。でもその言葉で物事の本質をぼやかしたり,傷ついている人がいたりしていないでしょうか。今日の人権劇で,日常生活での気になる「ふつう」について大事なことを考えてくれたと思います。
 世界人権宣言の『人は誰でも生まれた時から自由。そして,だれもが尊く様々な権利をもっている。』『自分と同じように,他の人の権利や自由も守ること。』…。これらが「ふつう」に守られている社会を私達一人一人がつくっていきたいものです。

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11月の朝会の話

 11月。早いもので,2学期の半分が過ぎました。11月1日のオンライン朝会で,子ども達に以下の話をしました。

 皆さんには,2学期の始業式で「みんなで楽しもう」という話をしました。前半を振り返ってみましょう。自分も周りの人も気持ちよく楽しんでこれましたか?
 今日は,「みんなで楽しもう」のヒントになる話を少し紹介します。学校の中で校長先生が見たり聞いたりしたことです。どんなヒントがあるのかな,考えながら聞いてください。

・掃除の時間…学校に来られたお客様が,「掃除が行き届いていますね。とてもいい気持ちになります。」とほめてくださいました。その日の掃除時間,「お客様がこう言ったはったよ。みんなのおかげです。」と話したら,その人達は「じゃあ,もっと頑張ろう。」と言ってくれました。
・なかよし遠足…うろうろ星人ではなかったけれど,うろうろしてみんなの様子を見ていた時,あるグループのリーダーが「先生,まずいです。このグループ,自分も入れて全員地図が読めません。」と言ってきました。「それは困ったね。」と言いながら,どうするのかなと思っていたら,「だから,他の人に聞きながらここまで来ました。」と話してくれました。
・放課後…運動場から男の子と女の子の会話が聞こえてきました。男の子は転んでどこかをすりむいていたようです。女の子が保健室へ行くことを勧め,男の子が「大丈夫,すぐに家に帰るから。」と返すやり取りが何回かあり,「ひどくなったら困るよ。一緒に行こうか?」という女の子の言葉の後,男の子が「じゃあそうしようかな。優しい女の子やなあ。」と保健室へ行きました。
・給食の時間…一人の子が,心がしんどくなることがあって給食に手を付けられなかったそうです。その様子を見た何人かが「少しでも食べた方がいいよ。」「体がしんどくなるで。」と声をかけ,その子は食べ始めました。声をかけた子たちはガッツポーズをしていたそうです。

 さて,これらの話からみんなはどんなことに楽しくなるヒントを感じましたか?校長先生は,
・掃除の話では,頑張ってきたことをほめられたうれしさと,「もっときれいにしてもっと気持ちよくなってもらおう」という思いを感じました。
・なかよし遠足の話では,自分達で解決できそうにない時には助けを借りて解決しようとする姿を見ました。
・放課後と給食の話では,相手を心配する声かけと,その気持ちに感謝する言葉を伝えたり受け容れたりする,人を思い合う気持ちを感じました。
 そして,これらのことでさらに感心したのは,誰かに言われて動いたのではないということです。自分達で気が付いて行動し,自分もうれしい,周りの人もうれしい,そうやって「気持ちいいね」が広がっていく。それが「みんなで楽しもう」につながりますね。授業の時間でもその姿はたくさん見つけました。それだけみんなが成長しているなと感じます。
 「みんなで楽しむ」姿が,これからもたくさん見られることを楽しみにしています。

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2学期!学校生活をみんなで楽しもう

 夏休みが明け,今日から2学期が始まりました。登校してくる子ども達の笑顔で,朝の曇り空が一気に明るくなったような気がしました。みんな元気に過ごせていたようで,本当に嬉しく思います。
 コロナ感染拡大防止のため,始業式もオンラインで行いました。オンラインによる教室での始業式にも,子ども達はだいぶ慣れてきたようです。
 私からは子ども達に以下のことを話しました。

 今年の夏休みは大雨が続き,そのせいで川の水があふれたり,山や崖が崩れたりして大きな被害が起こりました。紫明小学校も,鴨川が近くを流れているので,怖い思いをした人がたくさんいたと思います。
 そして,コロナウイルスに感染する人もたくさん増え,今,京都は緊急事態宣言が出ています。これは,コロナに感染することをみんなの力でしっかり防いでいこうということです。そのために気を付けていくことがたくさんあります。人と話をするときはマスクをつける,ソーシャルディスタンスを守る,手洗い・うがいをこまめにする,体の調子がいつもと違うなと思ったら無理をしないで休む,これらが基本です。これまでみんなが気を付けてきたことですが,自分と周りの人を守るために,気を緩めないで守っていきましょう。
 1学期の終業式で「あ・そ・べ」の話をしました。これは,まず新しい学校・学年に慣れていくために大事にしてほしいことでしたが,2学期は,これに付け足して「みんなで楽しもう」を目ざしてください。学校生活すべてを楽しんでほしいです。勉強も,運動も,行事も,遊びも。「楽しいな」と感じられるように力いっぱい,取り組んでいきましょう。嫌だな,やりたくないなと思うだけでは楽しさは感じられません。そんな時は,どうしたら楽しさを感じられるようになるかな。「みんなで」がポイントです。自分一人ではうまくいかないことはたくさんあります。周りの人に助けてもらいましょう。そして,自分が楽しいと感じているとき,他の人はどうかな,楽しめていない人はいないかな,と周りの人にも気を配ってみましょう。周りの人と一緒に,みんなで楽しむことができればその楽しさは何倍にもなります。
 2学期は1年間の中で一番長い期間です。たくさんの行事もあります。コロナ対策で,工夫しなければならないことがたくさんありますが,楽しみながら取り組み,力をつけていってほしいと思います。1学期よりも楽しいクラス,1学期よりも素敵な紫明小学校を,みんなの力で作っていきましょう。

 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

       ↓お花の先生 細江様が活けてくださいました。
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明日(25日)から2学期が始まります

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 皆さん,夏休みはいかがお過ごしだったでしょうか。
 今年の夏は大雨続きで,各地で浸水や土砂崩れが起こり,被害にあわれた方も大勢おられました。
 コロナ禍は更に拡大し,8月20日から緊急事態宣言が出されました。新規感染者が子どもの中にも増えています。その中での2学期開始となります。学校では,これまで同様気を緩めることなく感染対策をしっかり行いながら,子ども達一人一人が安全に楽しく学校生活を送れるようにしていきたいと思っています。

 そこで,保護者の皆様に改めて以下の点についてお願い申し上げます。
 ○健康観察を忘れずに。
 ・体調が悪い場合は無理をせず登校を控えてください。
 ・ご家族で体調不良の方がおられる場合も,登校を見合わせていただきますようお願いします。
 ○8時10分〜8時30分の間に登校を。
 本校では,子ども達の登校後の安全のため教職員の目が増える8時10分〜8時30分を登校時間とし,8時10分までは校舎に入れません。その時刻までは中庭で待機しますが,最近,中庭で待機する子どもが増え,密集状態になってしまいます。ご家庭の事情もおありかと思いますが,友達が来ているからという理由で10分以前に登校する子どももいます。
 感染リスクを下げるため,8時10分以降の登校にご協力くださいますようお願いいたします。

 学校のサルスベリの花と共に,明日子ども達の元気な笑顔に出会えるのを楽しみにしています。

明日から夏休み

 終業式の子ども達へのお話です。

 先生は,入学式の時に1年生に「学校で頑張ってほしいことは,『あ・そ・べ』です。」という話をしました。1年生のみんなは覚えてくれているかな。2年生以上の皆さんには始業式で,紫明小学校の子どもとして頑張ってほしい「し・め・い」の話をしました。「し・め・い」は何のことか,皆さん分かっていますよね。何だったっけ?と思う人がいたら後でしっかり確かめておいてください。「し・め・い」のもとになるのが「あ・そ・べ」で,4つの意味があります。「あ」は「あいさつ」,「そ」は「ソーシャルディスタンス」,「べ」は「勉強」です。あと一つは・・・後で話します。1年生だけではなくて,皆さんも新しい学年になってから今までの4か月,「あ・そ・べ」はどうだったかなと振り返ってみましょう。
 1つ目,あいさつ。先生は,進んで,顔を見て,笑顔であいさつできる人がどの学年にも増えたなと思います。あいさつは魔法の言葉。使えば使うほど周りとの関係は良くなります。校長先生も皆さんからの「おはようございます」の声に「今日も1日頑張ろう」と元気をもらいました。夏休みも,家の人や近所の方へのあいさつを続けましょう。
 2つ目,ソーシャルディスタンス。やっぱりお友達とはくっつきたいですね。でも,マスクを外しているときは近づかない,給食は黙食する,プールでも声を出さないようにするなど,本当によく頑張っています。皆がマスクなしで,大声で歌ったり笑ったりして過ごせるようになる日のために,続けていきましょう。
 3つ目,べんきょう。1学期の勉強の様子はどうだったかな。このあと担任の先生から通知票をもらいます。1学期の学校での勉強や生活の記録です。記録なので,成績がいいとか悪いところがあるとか,それだけを見ないようにしてください。頑張ったこと,もう少し頑張れること,自分の力をさらに伸ばしたいことなど,担任の先生からのお話をもとにして,これからの自分の目標にしていきましょう。
 「あ・そ・べ」の4つ目の意味は,聞いた通り「遊べ」。たくさん遊ぼうということです。遊びの中には,友達と仲良く過ごす工夫や自分を安全から守る方法,自分や友達の力で見つけ出すことなど,たくさんの大事なことがつまっています。上手に遊べましたか?コロナで今まで通りにできないこともありますね。その時こそ頭を使うチャンスです。何ができるかな,工夫してください。
 さあ,明日からは夏休み。自由研究など,夏休みにしかできないことにどんどん取り組みましょう。家の人のお手伝いもたくさんしましょうね。早寝・早起きも続け,車や自転車や川での事故にあわないように気を付けて,心も体も元気に過ごし,34日間の夏休みを満足できるものにして,思いっきり楽しんでください。夏休みは,日本でオリンピック・パラリンピックも始まりますね。いろんな国の選手の皆さんの頑張る姿を応援し,私たちも力をもらいましょう。
 8月25日には,元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。

憲法のお話

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 本校では毎年,憲法週間の間に,朝会で全校児童に対して憲法の話をしています。今年はコロナ感染防止のため,ZOOMで行いました。
 憲法(日本国憲法)は,国民が幸せに生活できるように決めた約束で,国はそれを守らなければなりません。憲法が公布された日(11月3日)は文化の日として,施行された日(5月3日)は憲法記念日として,国の発展と平和を願う祝日になっています。
 憲法には大きく3つの柱があります。
〇日本の約束事はみんなで決める
〇誰でもみんな自分らしく生きていける
〇戦争はしない
 これらが守られなかったらどうなるか,身近な例を挙げて説明しました。憲法で守られているからできることがあるけれど,自分たちはその中でどのように生活すべきか,これをきっかけに考えていきましょうと話して終わりました。
 この話のあと,各学級で,憲法や身の回りのこと・生活について子ども達が考えてくれました。その声をいくつか紹介します。
「祝日は,一つ一つに大切なメッセージがこもっているんだと思った。」「約束事に自分が守られていることにびっくりした。」「憲法がなかったら今の生活はなかった。」「戦争をしないなどのルールを知れてよかった。」「自分も人も大切にしたい。」「毎日に感謝をこめながら暮らしていきたい。」
 憲法で守られている人権と平和を,みんなの力でさらに築き上げていきましょう。

 こんな声もありました。「ZOOMではなく早くみんなで集まって朝会をしたいです。」
私もそう思います。一日も早く,みんなで集まって朝会や集会ができる日が戻るよう,力を合わせて乗り越えていきたいと思います。

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