京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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ともに 〜 つながろう 創り上げよう 〜

ビフォーアフター

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 3月になりました。日差しにも温かみが出てきて春を感じます。
 写真は学校のトイレのスリッパの様子です。左は10月頃の写真,右は今日の写真です。
 10月頃は,学校中のトイレが左の写真のような状態でした。もちろん,全員が雑な脱ぎ方をしてるわけではありません。気付いて揃え直してくれる子もたくさんいました。でも,それが続かない。誰かが脱ぎ散らかしたスリッパを誰かが直してくれる,誰かがそれをまた散らかしてしまう…。「誰かが直してくれている,自分も気を付けよう」という意識に繋がらないことが課題でした。そして3月,今はどのトイレも右の写真のような状態に変わってきています。みんなの意識が変わり『自分事』としてとらえるようになったからですね。嬉しいことです。
 今年度も残すところ1か月弱となりました。生活面や勉強面での良い「アフター」をたくさん見つけられるように1年間の締めくくりを行っていきたいと思います。

新年あけましておめでとうございます

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 今日から3学期が始まりました。登校してくる子ども達の表情は明るく元気いっぱいで,今朝の天気の良さと相まって,清々しくも華やかな気持ちになりました。この冬休みの間,大きなけがや病気もなく,皆元気に過ごせたことをうれしく思います。
 今日の始業式では,今年の干支である丑年にちなんだ話をしました。一生懸命働く牛の姿と,丑という漢字の意味から,丑年は「辛抱強い」とか「我慢する」,「これから発展する」「頑張ったことが表に出る」,そんな年になると言われています。
 コロナ禍の収束の気配はなかなか見えず,まだまだ我慢は続きそうです。でも,これまで,丑年にはたくさんの新しいことや素晴らしいことも起こっています。そんな丑年に倣って,3学期は学年のまとめの時期として,こつこつとまじめに自分がすべきことをしっかりとやり,力をためて,新しい学年になったときに頑張ったことが活かされるようにしてほしいと思います。3月の卒業式や修了式で,「自分はこのことを『やり切った』『頑張った』」と思えたら最高ですね。子ども達には,その姿を目指し,新しい年をみんなの力で素晴らしいものにしていきたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 *写真の花は,「お花の先生」細江さんが活けてくださいました。

良いお年をお迎えください

 23日は2学期の終業式でした。例年楽しみにしていた行事がほとんどできないため,この4ヶ月は長くなりそうだと思っていましたが,過ぎてしまえばあっという間だったように思います。
 終業式では,子ども達に以下のことを話しました。

○通知票は,学校で勉強し生活したことの記録。良かったところは自分が頑張ったところ,良くなかったところは自分が伸ばせるところとして,3学期からの勉強や生活の目標にしてほしいこと。
○冬休みの過ごし方について,ゲームは家の人と決めた時間を守ること。ゲームを通してひどい言葉を使ったり仲間に入れなかったりして,人を傷つけることはしないこと。学校や家のきまりは,自分と周りの人の安心・安全に必要なことなので,どこでも誰とでもきまりは守るようにすること。家の手伝いもしっかりして,役に立つことをし,ここでも自分の力を伸ばしてほしいこと。
 そして,みんなが頑張っていた,たくさんの姿の中から2つを紹介しました。
 1つ目は,高学年の算数の勉強時間でのこと。「わからへん」と言った子どもに,担任が,「わからへん?何ていい言葉や。わからへんことをわからへんと言えるのはとってもいいことや。」と褒め,みんなで考えようと授業が進んでいきました。「わからへん」が言えるクラス,それをみんなで解決しようとするクラス,そして,わからないからとあきらめたり人任せにしたりするのではなくて,人の話を聞いて一生懸命考えていた子も素晴らしい。1学期には低学年のクラスで同じ様子を見ましたが,高学年でも見られたことが嬉しいです。
 2つ目は,放課後の遊びの中での話。異学年の子ども間で,遊びに「寄せて」「嫌や」ともめ事が。よくある話です。「さっきは入れてくれへんかったくせに,自分達は『入れて』っておかしいやん。」それぞれの理由があって,どっちの言い分もわかります。最初から仲間に入れて,仕返しみたいなこともしなければいいのにという話ですが,素晴らしいのは,その次の行動です。その子ども達同士で話し合いをして,一緒に遊んだのです。どんな話し合いになったのかは知りませんが,自分達の力でもめ事を解決したところが素晴らしい。

 子ども達には,この話をもとに,成長するきっかけはどこにでもあり,解決しようと考えることで,自分の成長だけでなく人とのつながりも強くなるということを伝えたいと思いました。子どものことなので,もめ事もたくさんあります。自分達だけで解決できないこともたくさんあります。そこを我々大人がどうサポートするかが,子どもの生きていく力を育てるために大事なポイントだと思っています。子どもの力を信じ,成長するきっかけを損なわないようにしたいと,子ども達の姿から私も学びました。

 地域・保護者の皆様には,日頃より学校教育にご協力をいただき心より感謝申し上げます。
 どうぞお体ご自愛いただき,良いお年をお迎えください。

人権朝会で

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 12月2日(水),ビデオ放映による人権朝会を行い,子ども達に人権について話しました。
 「人権」とは何でしょう。12月の学校だよりで載せた内容と共にこういうことも人権だよと話しました。例えば食べることや勉強すること,遊ぶこと,やってみたいことをすること,意見を言うこと,しんどくなったらお医者さんに診てもらうこと,嫌なことを言われたりされたりしないこと…。つまり,誰もが安心して幸せに暮らせること,自分の思いを大事にできることです。実は,毎日の生活の中でみんなは常に「人権」について触れ,学んでいるのです。学習発表会でも人権に関わる内容があることを各学年・学級の発表から紹介しました。大事なことは,その学びを行動に変えていくことです。未来をつくるのは自分。他の誰かではありません。
 今年の紫明小の学習や活動のキーワードは「『無関心』をなくし『知る・学ぶ』『考え』『行動する』こと」です。目指す子ども像は,これを子どもに伝わりやすくしたものですが,人権についても同じです。しっかり目を向けて学び,進んで行動に移し,明るい未来を築いていってほしいと思います。

10月になりました

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 今朝は雲一つない青空が広がり,吹く風も心地よく,ようやく過ごしやすい季節になりました。子ども達も,夏は登校するだけでぐったりという表情でしたが,最近は「おはようございます」の挨拶に活気が感じられます。
 
 以前あるお母さんから,子どもが家に帰ると「今日は○○が楽しかったよ。お母さんは何が楽しかった?」と話してくれるということを聞きました。その子にも,学校がしんどいと思うときはあり,お家の方もそのことで心配されることがあります。でも,毎日の会話は自然と「楽しかったこと」からスタートするのだそうです。このご家庭では,これまで毎日「楽しかったこと」を一番の話題にしてこられたのだろうなと思いました。
 「嫌なことはなかった?」を先に聞くと,子どもはまずそれを浮かべ探そうとします。1日の振り返りが,毎日そこから始まるとしんどい思いが溜まっていくばかりかもしれません。嫌なこと・しんどいことから目を背けたり,なかったことにしたりするという意味ではなく,明るい気持ちで1日を締めくくることができればそれは次への活力になり,嫌なこと・しんどいことに立ち向かう気力にも繋がるのではないでしょうか。
 
今年度も残り半年となりました。子ども達自身がこれまでの学びをどう生かしていくか,何を目標にどう取り組んでいくか,ここから先の半年がさらに大事だと思っています。授業や行事の内容を工夫し,楽しく,主体的に継続的に取り組める「学び」を行っていきたいと思います。

2学期 始業式での話

 昨日から2学期がスタートしました。誰も大きな病気やケガをすることなく2学期を迎えることができてとても嬉しく思っています。
 始業式はテレビ会議システムを使って行う予定でしたがうまくいかず,校内放送に切り替えて行いました。なかなかうまくいきません。でも,チャレンジは続けます。
 始業式では,子ども達に以下のような話をしました。

 1学期は,新しい学校生活に慣れることを一番大事にしてきました。1ヶ月半の学校生活で,自分にどんな力がついてきたかもわかってきたかと思います。
 2学期は,できることを増やし,自分をさらに成長させていきましょう。紫明小学校では,「育てよう 子どもの思い・思いやり」を目標にし,次の3つのことができる子どもをめざしています。
「しっかり見て聞いて話そう」→自分の目で見て,自分の耳で聞いて,自分の言葉で伝えよう。
「めあてをもって動こう」→自分の思いをもって行動しよう。
「いろんな人と仲良くしよう」→周りにはたくさんの人がいる。人それぞれに違いはある。いろんな人のことをちゃんと知って,相手の思いもわかる人になろう。
 自分を成長させるには,これらのことが大事です。できることを増やそうといっても,すぐにできるものではないし,できないこともあるでしょう。小学生なんだから当たり前。でも,そこで諦めては力はつかない。「どうしたらいいのかな,困ったな,自分ではわからないな」そんな時こそ周りに助けを求めましょう。「わからない・できない」は恥ずかしいことではなく,自分を伸ばすきっかけになるのです。
 今,コロナに感染してつらい思いをしている人が増えています。学校でもいろんな対策をしていますので,みなさんもこれまでと同じように続けていきましょう。マスクを外すときは人と離れる・おしゃべりはしない,石鹸での手洗いをしっかりすること。でも,気を付けていても,コロナに感染することはあります。コロナに感染した人がつらい思いをしているのは,体のしんどさだけではなく,そのことで嫌がらせを受けることです。コロナに感染したらどうしようという不安な気持ちを,意地悪な気持ちに変えないようにしましょう。コロナのこと以外にも,「しんどい・つらい」と感じている人の気持ちを分かる人になりましょう。
 みんなが2学期も元気に学校生活を送れるように,教職員みんなで準備をしています。我慢することも多いでしょうが,それを工夫に変えて,一緒に学校生活を楽しんでいきましょう。

 
※保護者の皆様・地域の皆様,2学期も引き続き学校教育へのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。そして,まだまだ暑さ厳しい折,どうぞお体ご自愛ください。

2学期の準備が着々と。先生たちも勉強会

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 8月24日(月)から,2学期が始まります。3週間の夏休みは猛暑続きでしたが,元気に過ごせたでしょうか。体調を崩している人はいないでしょうか。そして,夏休みの課題はもう終わったかな。
 先生たちも,夏休みの間研修会を行い,2学期以降もみんなが学習や友達との関わりを通して生き生きと学校で過ごせるよう,自分たちの力を伸ばしています。この日は,6年生の人権に関する学習の進め方について話し合いました。子ども達だけでなく,先生たちも,学校で「主体的・対話的で深い学び」合いを行っています。
 2学期開始に向けて校内をさらに整えました。1学期に教室の扇風機を設置しましたが,体育館用に新しく大型扇風機を増やしました。理科室・家庭科室・ランチルームにも冷房が入ります。
 全教職員で,それぞれの立場から子ども達を迎える準備をしています。24日には,「おはようございます!」と笑顔で元気に登校してくれることを願っています。夏休み最後の3日間,しっかり体の調子を整えておいてください。
※まだまだ暑い日が続きます。登下校中もマスク着用が基本ですが,暑い時には我慢せず外してください。その時には周りの人との距離をあけ,会話はしないようにしましょう。お家の方からも子ども達へのお声かけをお願いします。

1学期終業式での話

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 今日で1学期が終わりました。保護者・地域の皆様には学校へのご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございました。

 終業式は体育館に集まらず放送で行い,子ども達に以下のことを話しました。

 今日まで,みんなが本当によく頑張ったこと。毎日元気に登校してくれてとても嬉しく思っていること。今年は1学期の通知票はなく,2学期に,1学期とまとめたものを渡すこと。
 そして,「通知票はないけれど,1学期の自分の学校生活を振り返ってみましょう。」と話しました。新しい学年になった時,「こんなことができるようになりたいな」「こんな自分になりたいな」という思いをもってスタートしたと思いますが,その姿に近づくことはできたでしょうか。休校中にみんなは自分で学習する力を身に付けましたが,学校が始まってからも,それは続けられたでしょうか。

 あるお母さんから聞いた素敵な話も紹介しました。
その子は,毎日学校の宿題をするのが苦手でした。「宿題しなさい!」と言われていやいやながらにすることや,全部できなくて学校に残って仕上げることもありました。でも,ある日から,進んでするようになったのです。もちろん,気分の乗らない日もあって,「はぁ〜,宿題やらな〜。」という雰囲気でしている時もあるそうです。でも,毎日続けています。その子が毎日宿題をしようと決めたきっかけは,先生にはわかりません。でも,どんな理由でも,「自分は毎日宿題をやる!」と決めて実行しているのです。素晴らしいですね。
「宿題って,やるのが当たり前やん。」そう思う人もいるでしょう。人によって「できて当たり前」のことは違うので,そう思う人がいても当然です。
 先生が素晴らしいと思ったのは,その子がこれまで嫌だと思っていたことに立ち向かっていることです。それを続けていることです。自分でめあてを決めて,自分でコツコツとやる。そのことで自分に自信もついてきます。なりたい自分にどんどん近づいていきます。
 皆さんは,どんな自分になりたいと思っていますか。その姿に近づけていますか?
 明日から3週間の夏休みに入ります。ぜひ自分のやりたいことを見つけて,こつこつと取り組み,自分を伸ばしてください。

 子ども達には話していませんが,このお母さんの話を聞いて,もう一つ素敵だと思ったことがあります。それは,お母さん自身が「やって当たり前」で済まさずに,「頑張ってできるようになったんですよ。」と話されたことです。本人の努力を一番理解しておられるんですね。
 3週間の夏休み,子ども達にはぜひ,したいこと,伸ばしたいことを見つけ,チャレンジしてほしいと思います。そして,その姿を,お家の方もとことん応援してあげてください。
 みなさんが健康で楽しい夏休みを過ごし,8月24日に元気に登校してくれることを楽しみにしています。

ヒオウギ(檜扇)

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 毎月,「お花の先生」細江さんが,職員室前に花を活けてくださっています。
 今月はヒオウギ(檜扇)を活けてくださいました。葉が広がった形が,宮中で使われていたヒノキの扇に似ていることから,「ヒオウギ」と名前が付けられたそうです。
 京都では,祇園祭の期間中,魔除けとしてヒオウギを飾る花文化があります。平安時代の書物『古語拾遺』に,ヒオウギが厄除けとして使われたと記されていることから,魔よけの力があると考えられてきたそうです。それが疫病退散を祈願する祇園祭と結び付いたのですね。
 本来なら,今日は前祭山鉾巡行でした。コロナ感染対策で中止となりましたが,このヒオウギが皆さんを厄災から守ってくれますように。そして,私たちも引き続き気を抜くことなく感染予防対策を行い,新しい生活スタイルを進めていきましょう。

子ども達の「素敵」

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 朝,校門に立っていると,子ども達が見つけた素敵なものを見せてくれます。セミの抜け殻,赤ちゃんダンゴムシ,などなど。今日は1年生の女の子が「家に咲いていて可愛かったから,校長先生にあげる。」と摘んできた花をくれました。
 セミの抜け殻も,ダンゴムシも,今日のお花も,子ども達は大事に大事に手のひらに包んで持ってくるのです。小さな生き物を愛おしむ様子が素敵で,心が晴れやかになります。

 教室を回っていると,素敵な場面に必ず出会います。
 その中の一つ,2年生の算数「長さ」の学習での場面。4cm5mm+4cmの計算の仕方を考える活動でした。ほとんどの子は,同じ単位どうしを足すから8cm5mmと答えます。でも,それに納得できない子がいます。4と5と4で13。なぜ13cmではいけないのかと言うわけです。2年生で「同じ単位同士を足す意味」を理解することは確かに難しい。そして,双方が言う理由がよく分からず,??という表情の子も数名。この話し合い,どうなるのかなと見ていて楽しくなり,つい「ええなあ,面白いなあ。」と声に出してしまいました。担任も無理にまとめずニコニコと見守っています。
 子ども達は,何とかその子に分かってもらおうと必死です。色々な子が友達の意見に付け加えや言い換えをして参加してきます。そうしている内に,どちらが正解か分からなかった子が「分かった!」と手を挙げてきました。そして,全員が理解できたところで授業終了。
 自分の言葉で一生懸命説明する子ども達,ここは子どもに任せようと時々軌道修正しながら見守る担任,飛び交う意見を聞いている内に分かった!と目を輝かせる子。「分からへん」ことを大事にしたことで,「分かる」喜びがみんなの中に共有できました。
 紫明小が目指す「認め合い学び合う」姿の一つです。どの学級も,それぞれに合ったやり方で学び合いの姿を目指しています。こういう「素敵」も見ることができるので,教室回りは楽しいです。

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