本日は,しゃぼん玉研究所の博士がもえぎ幼稚園に来てくれました。
毎日,しゃぼん玉や泡で遊んでいた子どもたち。園長先生がしゃぼん玉研究所の博士とお友達ということで,実験に来て下さることになったのです。
研究所から「実験に行くよ」とお手紙をもらっていた子どもたちは,博士が来ることをとても心待ちにしていました。
普段からしゃぼん玉が,触ると割れてしまうことを残念に思っていた子どもたちに,博士はまず,割れないしゃぼん玉を見せてくれました。子どもたちも「触りたい!」「すごい!」と大興奮の様子でした。
次に,博士はなんと,“魔法のめがね”をプレゼントしてくれました。魔法のめがねを覗くと,虹色の光がたくさん見えて,とても面白かったです。
そして最後に,博士は子どもたちの夢の“人が入ることのできるしゃぼん玉”を見せてくれました。「入りたいひと〜!」と言う博士の声に,子どもたちは一生懸命手を挙げていました。みんなはできないので残念だと子どもたちが思っていると…博士はなんと,“人が入ることのできるしゃぼん玉”もプレゼントしてくれました!
これから幼稚園での泡遊び,しゃぼん玉遊びが,もっと楽しくなりそうです。しゃぼん玉研究所の皆さん,とても面白い実験を見せていただき,本当にありがとうございました。
***ここからは子どもたちには,内緒の話です。***
しゃぼん玉研究所の博士は,京都市立西京高校の理科(化学)の先生たちでした。
子どもたちが泡遊びやしゃぼん玉遊びを楽しんでいる中,私たちは子どもたちがより夢中になって遊ぶために「ほんもののたいけん」ができないものかと,考えました。
これまでも,学校運営協議会もえぎティンクルや地域の方,保護者の方に御協力いただき,祇園祭や栽培活動,お出汁を使った調理など,豊かな経験をさせていただいています。しゃぼん玉や泡といった理科や科学においても子どもたちに豊かな経験をと,願っていたところ,西京高校の先生のご協力のおかげで,このような素晴らしい経験をすることができました。
子どもたちにとっても私たち幼稚園の教職員にとっても不思議な「現象」ばかりでした。自分も博士と一緒にやりたいやる気満々の4歳児,「知らなかった」ことがいっぱいあったことに気づいた5歳児,子どもたちの思いがたくさんあふれました。
京都市立西京高校の先生,大変お忙しい中,実験道具を作成,準備し,幼稚園に来てくださって実験を見せて下さり,本当にありがとうございました。
今後も,この経験をいかし,子どもたちと一緒に楽しみ,好奇心,探究心を育んでいきたいと思います。