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最新更新日:2013/03/25 |
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綺麗だけれど触るべからず![]() 8月下旬ごろから9月ごろまで咲くこの花の名前を「センニンソウ(仙人草)」といいます。名前の由来は,咲き終わった後の実(そう果)に白い羽毛のようなものがあり,これを仙人のひげに見立てているところからきています。花びらはなく,花びらに見えているのはガクなのです。下の写真上を見てください。蕾と花開こうとしている2つの花がありますが,この蕾の時に外側を覆っているのがガクです。これが右端のようにそのまま開いて伸び,左端のように開花しているのです。花びらのように見えているものが,ガクだということがお分かりいただけたでしょうか。 つる性の植物ですが,アサガオのように茎が巻くのではなく,また,ヘチマのように巻きひげが絡まるのでもありません。センニンソウは葉の軸(葉柄)が絡みつきます。ということで下の写真下の円内を見ていただきたいのですが,実は,この7枚に見える葉はそれぞれ別々ではなく,1枚の葉なのです。植物用語では,奇数羽状複葉と呼んでいます。センニンソウの場合,3・5・7枚の小葉からなる複葉となります。写真の中央を左から右に小葉をつないでいるのが葉柄です。この部分が絡まるのです。 最後に,この花はキンポウゲ科の仲間です。キンポウゲ科の仲間は有毒植物が多いのですが,このセンニンソウも有毒植物です。汁がついたら素早く,石鹸等で洗い落とすことをお勧めします。汁の中の油性成分が火傷ようの症状を引き起こしますので。 ![]() Kitchenゆみこの今日のこんだて![]() 今日の豆知識 小松菜は、江戸時代からあるとっても身近な野菜です。また、ビタミンAや鉄分、カルシウムを多く含み、体にウィルスが入ってくるのを防いだり、ばい菌と戦う力をつけてくれるとっても大切な野菜です。ゆみこさんの豆知識でした。 清々しい朝![]() 気付かぬ間に繁殖![]() タカサゴユリは,中川では8月から9月にかけて咲きますし,上の写真のように花の外側に淡い紫色の筋が走っていること,下の写真右下のように葉が細長いことが特徴です。テッポウユリは,6月から7月にかけて咲きますし,花は白一色,葉はもっとはばの広い葉となります。 タカサゴユリは台湾原産,テッポウユリは南西諸島産で,ともに,栽培用として入ってきていますが,タカサゴユリは生命力が旺盛で,種が発芽すれば,2年目には花が咲きます。もっとも1年目はあることに気付かないくらい見た目は成長しません。球根(鱗茎)を成長させることに専念するようです。他のユリは種からとなるともっと長い年月が必要なので,栽培するのに,大抵球根(鱗茎)で増やすことを考えれば,このユリの繁殖力の強さがよく分かるかと思います。中川でも放置すれば,10年も経たないうちにタカサゴユリが繁茂するでしょう。ただ,ユリは,繁茂する=ウィールスに侵されて死滅するという両面を備えていますので,大群落になることはないようです。いわゆる連作障害のようなことを起こすのでしょうね。ただ,何らかの理由で花粉交配がなされているようで,新テッポウユリなるものが出現してきているそうです。 ![]() Kitchenゆみこの今日のこんだて![]() 夏野菜には,トマト,オクラ,なす,きゅうり,かぼちゃ,ゴーヤ,えだ豆 などがあります。カボチャは風邪の予防になります。えだ豆は疲れの回復によいです。ゴーヤは夏バテ防止になります。 野菜をしっかり食べましょうね! 継続して力強くなっています〜朝の10分間走〜![]() 児童の体力向上は当然のこと,学校教育目標にある,夢(目標)に向かって努力を重ねる力の育成も願って行っています。児童も教職員も無理をし過ぎないように気を付けながら,自己の目当てを持って走っています。本音は,「運動場が緩いから走れないなぁ。」「やった〜!走らなくてよい。」ですが,でも,走り出したら手を抜かないでしっかりと走りきろうとする児童と教職員です。 驚いて跳びだしたがために…![]() さて,セスジツユムシは前に出てきた「ヤマクダマキモドキ」と同様,キリギリス科ツユムシ亜科の仲間です。ツユムシを漢字で書くと露虫となるのですが,なぜこのような名前になったのかはっきりとした由来がありませ。一応,外見のその弱さから名が付いたと言われていますが,露と弱々しさをどのように結びつけたのでしょうね。露と落ち露と消えにし…でしょうか?セスジは背条と書きます。文字通り,頭から翅の先まで真っ直ぐな筋が走ります。メスは黄色の,オスは褐色のラインとなります。 下の写真をご覧ください。メスの産卵管です。「ヤマクダマキモドキ」で鴟尾(しび)を寝かしたような…と伝えたことを思い出していただけるでしょうか。この産卵管を草の茎に差し込んで産卵をします。 ![]() Kitchenゆみこの今日のこんだて![]() ずいぶん月のきれいな季節になりました。 ところで 「ブルームーン」はご覧になりましたか。8月は、一か月に2度満月が見られる珍しい月でした。後半の月を「ブルームーン」と呼ぶそうです。8月31日には「ブルームーン」を見ることができました。見ることができた人は、願いがかなうという言い伝えがあるそうです。 Kitchenゆみこの今日のこんだて![]() ![]() 今日の主役は にしんです。 さて、クイズです。「上の3匹の魚の中で、にしんは何番でしょうか?」 答えは 2番です。ちなみに1番は さんま 3番 真いわし でした。 またまた弱っているトンボ発見![]() 上の写真からメスと判断できますが,お忘れの方は,8/21付「給食室で弱っていたトンボ」を再度ご覧ください。今回の上下の写真はタカネトンボと比較できるように配置させていいただいています。ヤブヤンマのヤブは藪を意味しています。日中は,林間の池沼の周りをオスはパトロールし,メスは産卵行動をしているそうです。朝夕には,谷間の上空を飛翔している様子を見ることができるそうですが,学校で簡単に捕まえることができたのは,またまた,弱っていたからだったのだなと納得させられました。写真愛好家たちは,林間の藪の中に分け入って止まっているヤブヤンマを撮るそうです。すごい人たちですね。 下の写真右下の翅の三角室が前翅後翅とも同じ向き(翅の外に向かっている)に向いていることがお分かりいただけると思います。タカネトンボは前翅が後ろ向きに,後翅が翅の外に向かっています。胸の模様の違いと合わせて見ていただくと,同定資料の一つだなということが実感いただけると思います。 ![]() |
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