最新更新日:2024/09/27 | |
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みんなの約束事
桂東小学校の児童のみなさんへ
風薫るさわやかな季節となりました。連休が終わり,児童のみなさんは,友達や先生と会えると楽しみにしていたと思いますが,休校がもうしばらく続くこととなりました。残念なお知らせとなりましたが,学校は必ず再開します。また,みんなと学習したり遊んだりできる日が来ますので,その日まで一人ひとり規則正しい生活を心がけ,お家で安全に過ごしてほしいと思います。 今月は「憲法月間」ですので,今日は憲法について少しお話をしたいと思います。5月3日は「憲法記念日」でした。これは,今から73年前の1947年(昭和22年)5月3日から今の憲法が使われ始めたのを記念してできた祝日です。憲法については6年の社会科で学習しますが,憲法とは「人が人らしく幸せに生きるためのきまりのおおもと」になるものです。「きまり」という言葉は,私たちの生活の中でよく耳にします。桂東小学校にも学校のきまりがありますね。また,学年や学級にも,きまりやルールがあると思います。きまりというのは,みんなの約束事ということですので,憲法は「日本に住んでいる人の約束事」とも言えます。 さて,「人権」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。「人権」とは,人が生まれながらに持っている権利のことで,憲法ととても関係のある言葉です。人は,住む場所や仕事を自分で決めることが出来ます。毎日,着る物や食べ物にも困ることなく生活することが出来ます。これは,憲法で「人権」として,すべての人に保障されているからです。ただ,すべての人が幸せに生きていくためには,私たち一人ひとりが周りの人の「人権」を大切にしようとしなければなりません。そのためには,「あなたが相手の気持ちを考える」「相手もあなたの気持ちを考える」というように,お互いに相手を思いやる気持ちを持つことが大切になります。また,私たち一人ひとり,考え方や行動の仕方が違いを理解し,認め合うことも大切です。憲法月間の機会に,自分の,そして周りの人たちの人権について考えてみましょう。 |
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