最新更新日:2024/09/27 | |
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第8回科学の甲子園全国大会 京都府代表に決定!
10月20日に実施された「京都科学グランプリ2018兼第8回科学の甲子園全国大会京都府予選会」に,堀川高校1,2年生から2チームが参加しました。理科,数学,情報など,科学の知識を活用する力や課題を解決する力に関する実験競技と筆記競技を行い,その総合得点で順位が決定します。
さまざまな高校のチームが参加する中,本校の2チームはそれぞれ仲間と協力しながら日頃の学びを生かし,難解な課題に挑戦しました。その結果,1チームが最優秀賞を受賞しました。 そのチームは京都府代表として,平成31年3月15日から18日に埼玉県で実施される「第8回科学の甲子園全国大会」に出場することとなります。全国の舞台で,チームワークを大切にしつつ,自分たちの力を存分に発揮してほしいと思います。 (写真上)実験競技 (写真下)筆記競技 京都探究ポスターセッション2018
11月17日(土)午後,京都市内の小・中・高等・総合支援学校の児童・生徒たちをはじめ,企業や大学生,大阪高校からの発表者240名が京都市勧業館みやこめっせに集い,ポスター発表会を行いました。
このポスター発表会は,堀川高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の一つで,ポスター形式の発表による教育効果を普及し,京都市の教育力向上を図るということを目的とし,京都市教育委員会,堀川高校主催のもと毎年開催しており,今年で10年目を迎えました。 今年の発表は,小学校から116タイトル,中学校から22タイトル,高校から24タイトル,総合支援学校から9タイトル,大学から1タイトルの発表がありました。今年もローム株式会社と株式会社堀場製作所からもご参加いただき,校種を超えた熱気あふれるポスター発表会となりました。 また今年度は見学者ももっとポスターセッションに参加できるよう,参加された皆様に興味関心を引かれたポスターに「いいねシール」を貼っていただきました。 たくさんの児童・生徒・学生のみなさま,先生方,企業のみなさま,保護者のみなさま,そして教育関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。 SSH岐阜フィールドワーク
10月9日(火)、生徒42名がSSHの取組の一環として、岐阜県周辺へのフィールドワークに出発しました。
1泊2日の行程を通して、自然に対する興味関心を高めるとともに科学的な見識を深めることと、様々な場所で探究活動に取り組むことで、異なる視点で自らを振り返り、今後の探究活動をさらに深めるきっかけとすることを目的としています。 生徒たちは以下の場所を訪問しながら、フィールドワークに取り組んでいく予定です。 10/9(火) 午後 九頭竜湖ダム・九頭竜湖ダム発電所 ひるがの湿原植物園 宿泊地 岐阜県郡上市 10/10(水)午前 岐阜かがみがはら航空宇宙博物館 午後 名古屋市科学館 18:00 堀川高校到着(予定) SSH「大阪フィールドワーク」のご報告
8月21日(火)に実施しました、SSH「大阪フィールドワーク」について報告します。
今回の目的は、「『探究』の意義とその伝え方」を学ぶことです。参加者は、探究道場スタッフや自然科学部の部員たち。これから探究道場や文化祭で、「探究の愉しさ」をそれぞれの形で外部に向けて発信していくメンバーです。 訪問先は、「JT生命誌研究館」と「大阪市立自然史博物館」です。生徒たちは、こうした施設がなぜ設立されて、何を伝えようとしているのか、そしてどのように伝えようとしているのかに着目して、実際に施設で働く研究員やスタッフのお話を伺いながら、展示物を見てきました。 まず、「JT生命誌研究館」では、研究員の方からミニレクチャーをしていただきました。内容は「ヒトの歴史はどのようにして分かってきたか」について。土の中に埋もれていた歯や骨からDNAを採取して、ゲノム(DNAの塩基配列)を解読することによって、ヒトの起源が分かってきたことを、高校生にも分かりやすく説明していただきました。生徒たちも、「ゲノム解読でここまで分かってきたのか」と興味を持って聞き、積極的に質問もしました。 その後、生命科学に関する展示物を案内していただきました。専門的な内容にもかかわらず、説明文は端的で分かりやすく、視覚的にもパッと分かりやすい展示物でした。生徒たちは、その展示物を見ながら熱心にメモを取り、研究員の方にも話しかけていました。 次に、「大阪市立自然史博物館」。展示されているクジラ3頭の全身骨格標本のインパクトに圧倒されつつ、常設展・特別展を自由に見学しました。博物館の見せ方・伝え方に注目することが今回のフィールドワークの目的ですが、その展示物の魅力に惹かれ、生徒たちは仲間とともに博物館の中で楽しく学んでいました。 その後、古脊椎動物学をご専門に研究されている学芸員・田中嘉寛先生に、「博物館とはどのような施設か」、「実際の研究とはどのようなものか」、「幼児・小中学生向けのワークショップをどのように企画運営しているのか」について、講義していただきました。 特に、田中先生の「クジラの研究」の話は非常に面白く、化石採掘の地道で精密な作業の様子などから研究の大変さ・難しさについて学びました。お話の中で、「ひとつの標本を前に様々な専門分野の人たちが集まり、話し合いをすることが大事」、「新たに発見されたことは、決してそれを見つけた人がエライわけではなく、先達の研究の上に成り立っているもの…そこで分かったものから少しだけ進展するのが研究」という、田中先生の言葉が印象的でした。 また、「子ども向けのワークショップの企画運営」に関するお話では、学芸員の方とワークショッパーというプロの方が共同で作り上げていることを知りました。「伝えたいことを考える人」と「伝え方を考える人」がそれぞれの役割を分けることや、言いたいことを全て詰め込むと何を伝えたいのか分からなくなること、視覚的にパッと分かりやすく伝えるためにどうすればいいか…など、専門的な研究を外部に発信する方法についてヒントをたくさん持ち帰ることができました。 今回のフィールドワークを通じて学んだことを、探究道場スタッフはこれから10月と12月に実施する探究道場で、自然科学部は文化祭等で、存分に活かしてくれることを期待しています。 (写真上)JT生命誌研究館にて (写真中)大阪市立自然史博物館にて (写真下)クジラ全身骨格標本の下で集合写真 SSH生徒研究発表会 速報!
平成30年8月8日(水)、9日(木)の二日間、神戸国際展示場において、全国のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された高校から精鋭が集まり、生徒の研究発表会が開催されます。
8日(水)、堀川高校のポスター発表の様子をお伝えいたします。 発表者は、土屋真理(2年)、大坂浩次郎(2年)、手塚綾音(2年)の3名です。 発表テーマは「二重振り子から動きやすくて速く走れる骨格モデルを作る」で、四足動物の脚の仕組みが二重振り子と類似している点に着目し、動物の骨の長さの比を使った二重振り子を作り、二重振り子ごとに周期のばらつきを求め、運動の様子やカオス度の違いを調べる研究です。 初日の発表は、たくさんの高校生や先生方に聞いていただき、多くの質問とご指摘をいただき、さらに研究を深めていくための大切な宝物をいただきました。 写真:ポスター発表の様子 |
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