最新更新日:2024/09/27 | |
本日:519
昨日:521 総数:2373610 |
第3回探究道場
10月24日(土),本校本能館において,第3回探究道場が中学生77名,保護者・教育関係者30名,本校の高校生スタッフ30名,本校教職員11名,計148名の参加で行われました。今回は「身近な所に…数学ガアル 『紙の大きさ』『●●●1』の謎」と題して,2つのテーマについて,探究活動に取り組みました。
2つともテーマとしてはかなり難しいと思われたのですが,参加した中学生たちは非常に柔軟な発想で,多様な意見を発表してくれました。以下,班ごとに発表された意見をいくつか紹介します。 (テーマ1) 「どのような用紙が1: √2なのか,そして,1:√2 は何故多いのか」 ・ファイルに入れるために,大きさを決めている。 ・ポスターなどパッと見るものは1:√2 ,じっくり読むものはそうではない。 ・見やすさとして適切なサイズだから。 ・半分にしても同じ形だから,いろいろなサイズを用意できて便利なので。 ・紙を作るときの経済性からも便利である。 (テーマ2) 「統計資料や数表で数字1で始まる数値の割合(以下1の割合)が多い理由」 ・世界各国の面積における1の割合は,面積が縦×横なので正方形で考えると,数表の平方数の1の割合に近い値になっているのではないか。 ・掛け算の筆算の計算を考え,2行(3行)を足し算するときの繰上りを考察したもの。 ・1〜9が均等にあったとして,それに×2,×3をしたときの,1の割合から考察したもの。 ・統計資料や数表で,1の割合,2の割合,…,9の割合を調べ,その分布を考察したもの。 多くの発想に脱帽です。高校生スタッフも班内で意見が共有できるようにサポートをしてくれました。 アンケートでは,班発表で多様な意見が交流できたことを評価するものが多くみられました。楽しく探究活動に取り組めた2時間になったと思います。 ハイレベル理数ゼミ,科学の甲子園京都府予選会に出場!
10月24日(土),京都府総合教育センターで「京都科学グランプリ2015 1stステージ京都科学コンテスト2015兼科学の甲子園全国大会京都府予選会」が行われました。本校からは,seminarium(自主的な学究を目的とした団体)のひとつ「ハイレベル理数ゼミ」から,自主ゼミ活動として生徒8名が参加しました。
科学の甲子園を大目標に勉強会を続けてきた生徒たち。見慣れない問題にも,力を合わせながら取り組んでいました。競技終了後は「やりきった」と言いながらも「来月から電磁気学の勉強会を開きたい」と,さっそく次の目標に向けての意欲を見せていました。 小・中・高等・総合支援学校児童・生徒ポスター発表会!
10月17日(土)午後、小・中・高等・総合支援学校の児童・生徒たちのポスター発表会を、堀川高校、京都市教育委員会主催で、堀川高校本能館で行いました。このポスター発表会は、堀川高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の一つで、ポスター形式の発表による教育効果を普及して、京都市の教育力向上を図るということを目的として、毎年開催しています。
今年は、小学校から53パネル、中学校から51パネル、高校から17パネル、総合支援学校から3パネル、さらに今回は、京都大学教育学部の大学生・大学院生の方が3パネル加わり、これまでにない校種を超えた熱気あふれるポスター発表会となりました。発表者数は151名でした。 堀川高校が行っている、校種や世代を超えたこのポスター発表会は、全国でも珍しく、特に今年は、大学と大学院も加わり、小学校から中学校、高等学校、総合支援学校(特別支援学校)、大学、大学院まで広がったことは、おそらく全国でも初めてのポスター発表会でしょう。 今回のポスター発表会の心得は以下のとおりです。 ゴールは、「発表者にとっても聴き手にとっても、うれしい発表会になること」そのためには、 1.たとえ小学生であっても今日の発表者は「研究者」です。敬意を払って、会場では発表に集中しましょう。 2.発表者の研究をよりよくするのは「よい質問と議論」です。聴き手は愛情をもって質問し、議論に参加しましょう。 3.よい質問と議論をするためにも発表内容を「受けとること」が必要です。発表者の主張をしっかり受けとめるためにも、わからないことがあれば、発表の途中であっても質問をしましょう。 以上です。 発表者も聴き手も含めてすべての参加者のみなさんが有意義な時間と空間を作ってくださいました。ありがとうございました。今回の体験、経験を今後の学びや生き方につなげていきましょう。 たくさんの児童・生徒のみなさん、そして先生方、保護者のみなさん、さらに、全国から視察にいらっしゃった教育関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。 堀川高校SSH 探究合宿 高知県研修
SSHの取組の一環として,下記の通り,豊かな自然に恵まれた高知県での実習を計画し,本日9日朝出発しました。現地は大鍾乳洞を探訪するほか,海岸における多様な地形を観察します。天文台にて有名なアマチュア天文家のお話を伺い,植物園では研究員の方のお話を伺います。
1.目 的 日本三大鍾乳洞の1つである「龍河洞」を探訪する。芸西町から高知市まで連なる海岸では,独特の地形を観察することができる。また,芸西天文台では「池谷―関彗星」で有名な関勉氏のお話を伺い,牧野植物園では薬草ハンターといわれる藤川和美氏のお話をお聞きする。こういった高知県の自然環境に直接に触れることによって,自然に対する興味関心を高めるとともに科学的な見識を養い,今後の探究活動に役立てる。 2.日 時 平成27年10月9日(金)〜10日(土) 1泊2日 3.訪問先 龍河洞(鍾乳洞),芸西天文台,高知市立牧野植物園 4.行 程 第1日目 平成27年10月9日(金) 7:15 堀川高校 発 13:00 龍河洞 野外実習 16:00 芸西天文台到着 19:00 天文台研修・宿泊 第2日目 平成27年10月10日(土) 8:30 宿舎 発 9:00 高知市立牧野植物園・研修 11:00 研修のまとめ 13:00 報告・交流会 14:00 高知市牧野植物園発 19:30 堀川高校 着 |
|