最新更新日:2013/03/25 | |
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ただ今昼寝中!(モリアオガエル)
プール掃除に合わせるように,毎年,集まってくるモリアオガエルです。今年も掃除数日前からプールに集まってはせっせと卵塊を作っていました。ふ化したオタマジャクシは1,2年生が育てています。プール掃除後も産みに来ましたが,この卵塊は,他校へプレゼントしました。
日曜日の誰もいないプールで,なんと,大胆にもモリアオガエルがお昼寝中です。触るとぴくりと反応するのですが,じっと耐えて石に化けたつもりなのか動きません。細く目を開けて様子を伺う辺りは人間と変わりないなと思わず笑みがこぼれました。 平日なら,人で賑わい,昼間は避難でしょうが,今日は休日。カエルにもホッとするのんびりとしたひとときのようです。 アオガエル科アオガエル属 ユキノシタ(雪の下)
ユキノシタ科ユキノシタ属
本校区では,6月ごろになると花を咲かせます。校内の垣には,アントシアンを含まない緑っぽい葉が,東向かいの石垣には,アントシアンを含む赤っぽいものが互いに向き合って咲いています。民間薬として使われており,葉を焙って腫れ物や火傷に貼ったり,絞り汁を漆かぶれやただれた患部に塗るなどの利用の他に,天ぷらなど食用としても葉を食べています。 雪の下の意味はいくつか有ります。白い花を雪にたとえて葉がその下にあること。雪が積もった下にでも凍ることなく緑の葉をつけて生きていることとかが代表です。 個人的には,民間薬や食用として石垣など身近なところに植え育てていた可能性があることから,降り積もった雪の下にでも生きて育っていますからいつでも利用できますよという意味合いで後者を推したいですね。 オトシブミ Part2その後,順次ゆりかごを作る作業進めていき,10:20ごろ葉を二つに折り畳んでいました。時間とともにぐるぐると巻きだし,13:20ごろにはほぼ完成に近づいていました。14:30に見に行ったときには完成していてオトシブミの姿もありませんでした。 完成したゆりかごを三方向から写真におさめましたが,なかなか芸術的な作品だと感心させられました。 オトシブミのゆりかごが今年もドクダミが咲いています十薬(じゅうやく)の別名の通り民間薬として広く知られています。 本校でも,日陰が多く川隣の湿った谷ですのでたくさん咲いています。 白い4枚の花びらのように見えるものは総苞と呼ばれるもので,花びらではありません。総苞の上に盛り上がっているのが花序で,ここに多数の花が集まっています。黄色く見えるものが雄しべであり,一つ一つが小さな花と思ってください。花びらやがくがなく,雄しべと雌しべだけの花なのです。 たくさんありますから,干してドクダミ茶にできますね。 テイカカズラ清滝川沿いのフェンスに自生している有毒つる性植物です。汁液に触るとかぶれるので触らないようにしましょう。本校のフェンスに限らず,校区の石垣や林縁などあちこちで見られます。 定家葛(ていかかずら)の名前の由来は式子(のりこ)内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに葛(かずら)に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に基づいています。 冬になると,実がはじけて綿毛のついた種が飛びます。忘れなければそのころに,またアップしたいと思います。 |
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