最新更新日:2024/09/27 | |
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校長室だより 9月号
暑い中にも,朝夕の涼しさに秋の気配を感じるようになりました。
夏休みが終わって半月近く経とうとしています。 夏休み中に退院した人があれば,夏休み中,あるいは夏休みが終わってから入院してきた人もあり,また,新しい仲間でスタートしています。 さて,この夏,第52回近畿・東海・北陸地区病弱虚弱教育研究連盟研究協議会(近病連)岐阜大会,第57回全国病弱虚弱教育研究連盟研究協議会(全病連)鳥取大会が行われました。桃陽総合支援学校は,全病連鳥取大会で、「高校生の支援」について分科会発表をしました。入院をしながら教育が受けられる場があっても,高等部がある支援学校は少なく,高校段階での入院となると教育についての手立てがない現状がある中,高等部がなくても何とか支援していきたいという,病弱支援学校等関係者の熱い思いがこもった分科会でした。また,いずれの研究協議会でも,医療の状況,社会の状況が変わる中,病気で入院していたり,通学が困難になっている子どもたちの教育をどうしていくのか,様々な課題が検討されました。 京都市では,文部科学省の委託研究事業として「入院児童生徒等への教育保障体制整備事業」をうけ,桃陽総合支援学校が中心になって,様々な研究を進めています。 「病気なんだから,教育より治療が先」ではなく,「教育があるからこそ,希望を持って治療に取り組める」「病気の時だからこそ必要な教育」をこれからも推進していきたいと思います。 |
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